ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第84回:E.D.F.

お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。ずっとプレイしていた『EDF:IR』も完全に惰性となり、ラスボス戦を周回する毎日です。たまに倒したあとにバグるんですが、直してくれないんですかねぇ。バグるのが怖くてムービーが飛ばしにくいんですよねぇ。そんなわけで『Kenshi』にちょっと戻ってみたり、『Fight Angel』という格闘ゲームを遊んでみたりしております。『Fight Angel』は女の子しか出てこないダメージを受けると服が脱げる3D格闘ゲームなので大して作り込まれてはいないだろうと思っていたのですが、かなりシッカリとしていて想像以上に遊べます。ああいうのをアーケードに持ってくればいいのに。なおキャラメイクで見た目は自由に作ることができるので、ある意味性癖暴露ゲーですね。とりあえず巨乳にする癖が……

とまあ、前置きはおいておいて、今回紹介するゲームはこちら。

E.D.F.

E.D.F.

最近『EDF:IR』の話をするたびに引っかかっていたゲームであります。記憶によるとひたすら難しかった。今にして思えば、私シューティング苦手だったんですかねぇ。『ダライアス』系が好きなのも、覚えれば簡単だからでしょう。安全地帯とかあるし……

ともかく、このゲームの面白いところはこれ。

面が始まる際に、武装ポッドを選択するんです。左から「バルカン」「レーザー」「アトミック」「ホーミング」の4種類が用意されています。ここで気をつけないといけないことなんですが、「アトミック」はいわゆるスプレッドです。弾数は少なく数で押されると大変なことになります。更に、他のゲームだとかなりの強さを誇る「ホーミング」ですが、全く追尾しないので注意。このショットの実態は自動照準。勝手に敵に向かって打ち出されるショットです。なのでかなり使い勝手は悪いです。というわけで、まともに使えるのは「バルカン」と「レーザー」なのですが、強化されていないと「レーザー」はきつい。ということで「バルカン」一択(私の主観です)。

ゲーム画面はこんなかんじ。1991年のゲームですがグラフィックはきれいだと思います。ちなみにこれ、一面のボスです。

そうそう、何と戦っているかですが、謎の組織「アギーマ帝国」だそうです。どうも「E.D.F.」の名前がつくと、地球がよくわからん奴らに襲われたからなんとかしろという無茶なストーリーになるようですね。ちなみに敵の目的は地球の壊滅。原生生物を滅ぼして星を奪うとか資源を奪うではなく破壊が目的という、たいへん生産性のない戦いです。サイヤ人ですら侵略した星を売っていたというのに、コイツラには経済観念はない模様。もしかしたら機械生命体とかで特に必要なものがないのかもしれませんね。

さて、更にこのゲームの変わったところは画面下の「LEV2」と書かれた場所の横にあるゲージ。このゲージは点数を稼ぐことによって溜まっていき、いっぱいになるとショットの威力が上がります。また、このゲームの特徴とも言える「フォーメーション」の種類が増えます。「フォーメーション」とは機体に取り付けられた、選んだ武装のポッドの位置を変更するもの。はじめは自機に合体した状態と自機の周りをグルグル回るものの2種類だけですが、レベルが上がると『グラディウス』のオプションのように自機の後ろをついてくるものや、敵に向かってポッドが突っ込んでいき攻撃するものが増えます。ということで、とにかく点数稼ぎが目的となります。威力も上がりますしね。

さて、次は二面目のボスです。背景の戦艦の艦橋をぶち抜いて登場。

ここまで来るのは大変ですが、ボスは楽勝。ということでさっさと撃破。見ての通りLEV3になってショットが大きくなっています。そして次の面では、

地下に。かなり攻め込まれてますね。しかし、宇宙から攻めてきているのに、地下に陣取るのは宇宙人物のお約束なのでしょうか? 映画とかでもよく地下にすを作りますよね。そして、三面のボスは、

機械でできたワーム。すべてが砲台なんですが、機能的には大丈夫なんですかね? というか、なんの目的で砲台だけのワームを誰も来ない地下に配置しているのか、疑問はつきませんね。そして洞窟を抜けるとそこは……

海。しかも途中から雨が降り出し、死ぬほど弾が見づらいです。更に敵が無駄に硬い。難易度下げていてこれか……維持で頑張っていたんですが死んでしまいました。このゲーム、コンティニューすると点数が0に。レベルなどは変化しないのでいいんですけどね。そうそう、この画像で使っているフォーメーションが敵にポッドが突っ込むやつです。5000の文字の上のあたりに的に張り付くポッドの姿が。ポッドは無敵なので敵弾を消したりしてくれます。……レーザーは貫通するようですけど。そしてこのステージのボスはこちら。

攻撃があたった瞬間で色が変わっちゃってますが……まあエビですかね。兵器がなぜ地球の生物モチーフなのかは疑問ですがこれを倒すと、

突然敵の本拠地へ。インターミッションとかないので何が起きているのかわかりませんが、宇宙の敵のコロニーのようなのもに突っ込んだ模様。そしてボスは、

ポッドが張り付いてくれるので、回避に集中。とはいえ、敵の攻撃が避けられずガンガン死にました。おかしい、難易度最低にしておいたはずなんだけど、すげー死ぬ。こんなゲーム、当時はクリアできるわけなかったな。そしてついにラストステージへ。

どうやら、突入したはいいが間違っていた模様。隣だったようで急いで宇宙空間を移動。なお、このステージでは、

レーザーを使用。ポッドがホーミングするおかげでメチャクチャ使いやすい武装に。「ホーミング」なんて武装いらなかったんや。そしてボス戦へ。

ボスはかっこいいんだけど、コロニーとつながっていて動けない模様。コロニーからエネルギー供給を受けているとかの設定がありそう。そして、ここで問題が。

ポッドが張り付かない。

まあ、攻撃できないわけではないからいいんですけど、任せて逃げるとかできなくてちょっと面倒でした。って書くと楽勝みたいですが、上の画像の点数を見ても分かる通り、死にまくりました。ということで、サービスクレジットに物を言わせ撃破です。すると……

奥へ進み、コアらしきものを破壊しに。通常の攻撃ではびくともしなかったようで、ビットを暴走させて打ち込む模様。

かなりの威力のようで一発で撃破。ボス戦とかで使わせてほしかった……

その後、宇宙を漂う機体をE.D.F.が回収に来て終了。

何故か輸送機に「RUN RUN」って書いてある。

ということで、EDFつながりで本作をご紹介したわけですが、とにかく難しい。体力制なので3発食らったらゲームオーバーだし、使える武器は少ないし……しかしレベルが上がると一気に楽にあるのではじめが忍耐のしどころですね。なおこのゲーム『スーパーE.D.F.』の名前でスーパーファミコンに移植されています。こちらは武装などが追加されていますから、遊びやすいはず。ということで、遊ぶならスーパーファミコン版がいいかも。
といったところで、今日はこのへんで。ではまた~

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