ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第106回:スクランブルフォーメーション

お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。先週はあまりの体調にびっくりして書けませんでした。いやあ、夜中見目が覚めると、世界がぐらんぐらんを揺れておりまして、しかしトイレに行きたいと目が覚めたので行くしかないとトイレに座り、世界の揺れに耐えておりました。たいした事はできなくても、少しでも手伝わないと良くないほど仕事が佳境を迎えておりまして、死んだら問題だらけだなと考えてましたよ。30分ぐらいでしょうかね、トイレでめまいに耐え、なんとか出てきてからローヤルゼリーを口に突っ込んで寝たら、まあなんとかなりました。いやあ、ストレスなどで胃腸が弱っていたこのと原因の一つだと思うのですが、びっくりしましたね。みなさんも、まだそんな年じゃないよと思っていても、胃腸だけは大事にしましょう。何もできなくなりますよ。

とまあ先週の言い訳はここまでにして、今回紹介するのはこちら。

スクランブルフォーメーション

スクランブルフォーメーション』1986年にリリースされたシューティングゲームです。販売元はタイトー。あ、そうそう、12月はウィンタースポーツをと思ったんですが、あまりの地味さに断念しまして、12月の残りはタイトーシューティングで行こうと思います。ということで第一弾として本作です。本作のウリはなんと言ってもその背景でしょう。ちなみにこのゲームの飛行コースはこうなっております。

ちなみに、この画像が表示されるのは最初だけ。なので、今どこにいるのかはわからなくなります。さて、

スタートはここ国会議事堂。何故か建物から発進する複葉機。かっこよくインメルマンターンを決め東京上空へ。まず目指すは、

赤坂(のハズ?)。そして次の場所は、

後楽園球場だと思う。そして飛行機は進み、

順番的に代々木だと思うんだけど……どこ? よくわからないまま進み、つぎは

新宿なのかな? なんの建物かさっぱりであります。大体、九州の片田舎で野山を走り回っていた頃ですね。そんな頃の東京などさっぱりわかりませんね。ということで、間違っていても怒らないでください。さて、つぎは、

あれ? こっちが新宿。ということはさっきのは代々木? じゃあ、工業地帯みたいなのは何だったんだ?ま、まあ、つぎは戻って国会議事堂。

国会議事堂前の道は確かに長いんですが、こんなに長くはないよなぁ。などと思いつつ後半戦。つぎは銀座です。

ここは銀座でいいんですよね? なにげにステージごとに高度が違うので結構見た目が違うのですが、この高度のときは地上の敵は諦めてほしいものです。無理して出すから大きさがおかしいことに。

そして二回目の赤坂。完全に同じ背景です。そして新宿。

まあ使い回し。正直こんなもん何枚も作ってられないのでいいと思う。そして代々木(だと思うシーン)。

ということでやっぱり代々木だった模様。そしてよくわからない建物がこちら。

森の中にぽつんと存在するこれは一体何でしょ? 寺ではと言われたんですが、靖国神社かな? えらい森の中ですが……。そしてつぎはお待ちかね遊園地でございます。

マップでは遊園地となっておりますが、どう見ても夢の国。たしかに東京都はついていますが、千葉県だから。これがOKなら、ドイツ村もよろしく。とまあ、このシーンは色々あったようで、後期の基板では、

このとおりバッサリとカットされてしまったのでありました。なおこのゲーム、このあと国会議事堂に戻りまた周回します。敵はきついので、どこまでいけるかは腕次第。ということで、すごい動画があったので、勝手に転載しておきます。怒られたら即消しますので……

この人すごすぎて7時間半ほどプレイしております。私は難易度下げまくって、なんとか一周です。下手すると即死にますからね、このゲーム。そうそう、この動画を見るとすぐわかるんですが、このゲームの半分(もしかしたらもっとかも)は、

ほぼ雲の上。あの見事な背景を期待してプレイすると、本当にがっかりすると思います。なお、目的もよくわからないので、完全に遊覧飛行であります。複葉機だし、ガチ戦闘で出たわけではないはず。ということで、本作のレビューはここまでにして、途中長崎の山の話をしたときに思い出したのですが、『センチメンタルグラフティ』という暗黒太極拳で有名なゲームですが、ヒロインの一人に「遠藤晶」という長崎出身設定のキャラがいました。山の手に住んでいるお金持ちという設定でしたが、山だらけの長崎において山に住むのは貧乏人だったりするわけで……とまあ、それはさておき、ご当地キャラがいたわけですね。そのため、ゲーセンのプライズに面白い補正がかけられておりました。というのもご当地キャラは多めに入っていたんですね。正直余計なことをと思ったものです。マグカップとかをタイトーで入荷したんですが、これがすごい人気で。一日3万超えの凄まじい売上を叩き出しておりました……ゲームが出るまでは。出た途端、あっという間にしぼんでいきまして、どうしようかと悩んだを覚えています。当時の心境としては、「リアルに作り過ぎなんだよ!」でした。ゲームも良ければもっと稼げたのになぁ。そんなどうでもいい話をしつつ、今回はここまでにいたします。では。また~

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