ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第136回:サイドアーム

SIDE ARMS

 お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。大変久しぶりな更新ですが見てくれる人はいるのでしょうか? とは言っても趣味の内容ですしね。見てくれる人がいたらいいなという感じで今回も行くとしましょう。

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 さて、今回紹介するのはカプコンのシューティングゲーム『サイドアーム』です。コナミの『グラディウス』に影響を受けたと岡本吉起さんが動画で仰っておられましたね。わかりやすい部分は画面下の武器の選択スロットの形状ですね。あとはタイトルです。グラディウスってショートソードだから副武器、つまりサイドアームだなと言う感じだったはず。というところで、ゲームを始めていきましょう。

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ゲームを始めるとこの画面が表示され、挙げ句飛ばせない。なんでだよって思ってたんですが、実はこの画面でネームエントリーが行われております。気づかない人多数だと思いますが、当然私も気付いておりませんでした。さてまずは武器を揃えていきます。とは言っても個人的によく使うのは3WAYとM.B.L.の2つなのでこの2つを揃えたい。ホーミングとかないんだよなぁ。ということで、せっかくだから武器紹介。

 このゲーム開発時、テレビで『機動戦士Zガンダム』の放映中だったそうで、さまざまなところで影響を受けております。特に機体デザイン。主人公機はZの影響を受け、飛行形態で登場して変形してロボット形態になるのです。更にいうと武器の「M.B.L.」は百式の「メガバズーカランチャー」と同じ形状していますし、頭文字を取ったものですよね。カプコンのゲームにしては難易度は低めなので遊びやすいんですが、敵が代り映えしないという問題がありますね。ボスまで基本使いまわしですしね。ということで、次はザコ敵一覧をどうぞ。

 このザコたちが延々と登場します。そのおかげでパターンはつかみやすい。次はボスなのですが、このゲームボスを撃破してもそのまま次の面につながるんで、どれがボスか中ボスかが私にはわかっておりません。色違いとかも関係なく、とにかく紹介してみましょう。

 と言った感じで使いまわしがひどいでしょう? 雑魚はいいのです。初期の敵が最後まで出たっていいと思うのですがボス使い回しはなぁと思ってしまいますね。挙げ句ラスボスだけは体力ゲージないしなぁ。不思議なゲームです。

 あと楽しいのはやっぱり合体ですかね。2Pの機体と合体してアーマード状態になるんです。しかもデメリットは一切なし。当たり判定が大きくなっているわけでもないし、スピードが落ちるわけでもない。挙げ句画面中に攻撃できますからね。

 昔にプレイしていたときも思っていましたが、盛り上がりにかける平坦な印象の作品です。淡々と進んじゃうんですよね。ただ『セクションZ』のように左右に自分で打ち分けるシステムのお陰で、乱戦の中敵をぐるりと避けつつかっこよく撃ち落とす「魅せプレイ」ができるという点では、2Dシューティングでこのゲーム以上のものは無いのではと思っております。アケアカなんかで移植してほしいのですけどね。無理でしょうね。だって……

 この4種類の敵がいますからね。ちなみに名まえはそのままザクとズゴックでいいようですよ。そうそう、背景にも……

 巨神兵が朽ちているのですよね。そんなこんなで移植は無理なのでしょうね。PCエンジンに移植されたものにいたっては全くの別物になっているそうです。このあたりを避けるためなんだろうなぁ。それではこのへんで。ではまた~

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