ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第57回:パチンコ セクシーリアクション

 お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。
 先週11/17に『ラブライブ!サンシャイン!!』のライブに行ってまいりました。すごいね、の一言。正直一見さんお断りなぐらい、いろいろなお約束があって一歩引いてみている感じになってしまいましたが、下手なアイドルよりも盛り上がっていたのではないでしょうか。すごかったんですが、自分の周りにいたファンのAqoursにかける声が面白すぎて振り返りたい衝動を抑えるのが大変でした。犬の遠吠えのような声を上げる人、野太い声で「可愛い~可愛い~」と繰り返す人、その他諸々面白くて仕方ない。楽しい4時間を過ごさせていただきました。まあ、私はもう行くことはないと思いますが、行かないとわからない楽しさがあるんだなと再確認させられた体験でありました。ということで、みなさんも新しいことに飛び込んでいくと世界が広まりますよ。と言っても、今日紹介するタイトルはなんでこんな物を出したんだろうと思ってしまう代物なのですが。


パチンコ セクシーリアクション

 作ったのがサミーなので、パチンコ・スロットのものを出したいというのは理解はできるんですが、ビデオゲームでオリジナルの盤面のパチンコをやって楽しいのか? と思うんですよね。目的としては脱衣というかコスプレのご褒美画像があるので全くやる気にならないわけではないんですけどね。というわけで、本作の面白いところはパチンコで規定の玉を積み上げることで、パチンコの景品として用意されている衣装に着替えてもらうことができるというところ。脱衣ではないんですよね、これ。
 そうそう、キャラクターデザインが琴義弓介先生。巨乳漫画家として今も活躍中の漫画家さんであります。巨乳キャラ大好きな私としては逃せないゲームなんですが、店としては要らないかなぁと思ってしまうゲームであります。
 ストーリーとしては、彼女とデートに行く主人公。パチ屋に連れていき、コスプレしてもらおうと言うことらしい。
 というところで、登場するヒロインはこちらの3人+2人。最初の三人をご紹介。


杉本みるる(声:西原久美子)
 欲しい服があるからとパチンコ屋に行こうと誘ってくる。エロ目的の主人公は何の抵抗もなくパチ屋へ。


風見澪奈(声:吉田古奈美)
 テニスが趣味のスポーツ少女。唯一パチ屋を嫌がる普通の感性の女の子。


橘深冬(声:勝生真沙子)
 エロいお姉さん。主人公をからかうためならオッパイも見せつける。

 この三人はだれからでも始めることが出来ます。誰から始めても3人を攻略することになりますので、何のために選ぶのかと思ったものです。ちゃんと意味があるんですけどね。それでは一人目は杉本みるるから始めていきます。


 始めると必要な玉数が表示されスタート。兎に角スロットを回し大当たりが出ると、株のスロットが開きます。そこに全部玉を入れると……


ウェイトレス!


体操服!


バニー!

 と言った具合にご褒美CGがカットインしてきます。まだ水着とトップレスがあるんですが、みるるは表示する前に規定の玉数に達してしまい出せませんでした。というわけで、ご褒美シーンを。


 まずは制服を脱ぎ……


 ブラが丸見えに! というところでバレてカーテンを閉められます。ここアニメーションしますよ。そして着替えが終わったみるるのお披露目。

 こういってはなんですが、パチ屋の景品のコスチュームを着て、ここまでピッタリというのはないんじゃないかなぁと思うのですが。おかげで体の線が出てエロいことに。つか、こんなにオッパイ大きかったのか。ということで二枚目


 ちゃんとコスチュームを脱ぐところから始まり……


 2着目の巫女衣装を……


 スリットが入っている巫女衣装という……いやこれ正面あいてるな、どういう衣装だ?
 そしてラスト三着目に。


 まずは脱ぎ……


 何故か引っ張ってオッパイを丸出しに。


 このコスチューム「天使の羽のついた、露出度の高い水着」ということらしい。こんなキャラ、何かのゲームにいた気もしますが……ディズィーかな?

 それでは次にスポーツ少女の風見澪奈。パチ屋に行こうという主人公に、

 まったくもって普通の反応だと思います。私が言うのもなんですが、ゲーセンに行こうというのも同じぐらい最悪な選択だと思いますよ。彼女もゲーマーなら別ですが。ともかくカットインのご紹介。


ウェイトレス!


体操服!


バニー!


水着!


トップレス!

 といった感じ。それではきせかえを。着替えシーンは省いちゃいますね。


 テニスウェア。普通の格好だし、普段している恰好なのであっさりな感じ。


 レオタード。なぜか着替え中に、脇からオッパイがはみ出ると言いながらめくってオッパイを見せつけるシーンが……
 それにしてもすごい体型してますな、いい意味ではなくありえんだろうという意味で。


 ビキニ。最終的に……


 恥ずかしさに耐えきれず、しゃがみこんでしまう。

 そして3人目。勝生真沙子さん演じる橘深冬。エロい。まずはカットインから。


ウェイトレス!


体操服!


バニー!


水着!


トップレス!

 大人の色気で迫ってくる感じがよく出ているかと。それではご褒美CGを。


 チャイナドレス。


 赤い革のボディコン。ジュリ扇もほしい。


 黒い革の衣装。着替えシーンではオッパイが大きすぎて入り切らないハプニングが。

 この三人が終わると、さらなる挑戦者が現れます。パチンコ店に勤める女釘師で君島唯華(声:大谷育江)。ここで三人が選べる理由は明らかに。

 ということで、三人目になった彼女の二枚目の衣装を着るのです。それ以外のコスプレはないのでこの子は本当に脱衣。ということで三人目がみるるだと、


 巫女服。三人目が澪奈だと、


 レオタード。三人目が深冬だと、


 赤い革のボディコン。明らかに胸が足りないのです。なお、このとき彼女のほうは唯華の服を着ています。

 そして唯華を倒すと登場するのが姉の君島綾音(声:高田由美)。パチンコ店のオーナーで多分店内で好き勝手やったから登場していると思われる。このキャラのコスチュームも妹と同じ法則で、各三枚目の衣装をつけることになります。もちろん彼女たちも綾音の服を着ます。なので三人目がみるるだと、


 天使の羽のついた、露出度の高い水着。三人目が澪奈だと、


 ビキニ。三人目が深冬だと、


 黒い革の衣装。自分の店の景品なのに、なんだコレみたいな反応をするのはどうかと。

 ということで全員終了です。この後裸を見た責任を取れと言われ、彼女が5人になって終わるストーリー。誰にも見捨てられないところを見ると、よほどの魅力がある主人公か大金持ちかですかね。あとは、実はエロゲの主人公。このゲームの評価を私的につけるとしたら、

「キャラクターデザイン、作画監督・琴義弓介」以外に価値のないゲーム

 と言ったところでしょうか。ただ見ているだけでテクニックもない代物ですからね。大体このゲーム、どのぐらい売れたのかさっぱりわかりません。だって、実際に店舗で動いているところを見た回数なんて指一本で足りるんですよ。にもかかわらず「2」が作られていることを考えると意外と売れたのかとも思いますし……いや2が出たから人気があったとは言えませんね。『センチメンタルグラフティ』も「2」でましたしね。そういえば『センチメンタルグラフティ』といえば、20周年ということで動きがあるようです。というかクラウドファンディングをやっていたので新作ですね。意味のないミスリードなどやらずに、いいゲームにしてほしいものです。あと、地名の読み方は気をつけましょうね。長崎なんか「築町」の読みが「つづきまち」になっていましたしね。正しくは「つきまち」ですよ~
 それではこのへんで。ではまた~

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