ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第99回:出世大相撲

お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。本日は「即位礼正殿の儀」ということでめでたい日でありますね。「即位礼正殿の儀」というのは 「戴冠式」と同じようなものですね。世界に向けて即位を知らせる儀式であります。一つ残念なのは祝賀パレードが来月10日に延期されたことでしょうか。日本は災害があるたびに自粛したがる民族ですが、そういうのやめにしてほしいですね。自粛したところで被災地が良くなるわけじゃなし、それなら祝賀はやって日本中を明るくすべきだと思うのです。それに自粛しておとなしく過ごすぐらいなら、被災地の作物などを積極的に購入し、応援するほうがいいと思うのですよね。不謹慎厨の方々は、どう思っているんでしょうね?
さて、今回ご紹介するゲームですが、日本らしい題材ということでこれにしました。

出世大相撲

1984年という大昔に登場した相撲ゲームなのです。8方向レバーとボタンの組み合わせで様々な技を出すことができます。ボタンは「ハッケヨイボタン」という名称の通常の攻撃ボタンと気合を使用する「気合ボタン」の2つ。気合を使うと一定時間パワーアップします。というシンプルな操作方法となっております。ということで開始。

始めるとネームエントリーが。ここで入力しなければ「てくの山」になります。無駄に慌てた結果、

ほの花……どこのラブライバーかという名前に。まあ読みは「ほのはな」だろうけど。ともかくスタートです。

当然幕下からスタート。初場所開始です。とはいえよくわかっていないので張り手連打となりまして……

ということで突き出しです。さっさと二戦目に行きましょう。

上手投げが得意手ということで張り手メインで。結果、

まああっさり。始まったばかりですからね。そして二戦終わると、

ボーナスステージ。ここまでの参戦で初場所が終了します。ボーナス含め2勝以上していないとゲームオーバーになります。そして最初のボーナスは、

……負けました。3試合の結果に応じて、昇格が決まります。今回は2勝一敗で十両三枚目となりました。さて、このゲームでは初場所、夏場所、秋場所、九州場所の4場所をループする作りとなっております。最終的には横綱になることが目的なわけですが、うまく組めなかったりと何気に相撲としてはどうなんだという作りとなっています。ちなみに投げ技は、

この状態でハッケヨイボタンを連打すると根性ゲージが貯まり、

レバーとの組み合わせで、よりきり、つりだし、ひきおとし、あびせたおしと変化します。まあ、なかなか組めないんですけどね。組まれてしまった場合は連打で辛抱ゲージを貯めて耐えます。立ち位置によってはその後の体当たりで突き出されます。土俵際ダメ、ゼッタイ。ということで結果は、

小結まで行きました。色々技を覚えないともう勝てない。そしてそこまでやり込む気もないという……。しかしくにおくんシリーズで人気だったテクノスジャパンもこういうゲームを作っていたんですねぇ。正直な感想を言うと、

地味でつまらん!

1987年にリリースされた『つっぱり大相撲』は熱中したんですが、これはなんかダメだなぁ。あまりに作業的というか、なんというか残念な作りです。当時もやっぱりダメだったらしく、ロケテでも散々だったようです。まあその理由は「お客さんのほとんどが相撲にあまり興味がなかったから」だそうですが。

実際の大相撲は海外勢が増え、面白い四股名が増えましたね。ラジオで聞いていても「今なんて言った?」と思うこともしばしば。外人勢ではありませんが立浪部屋はすごいですね。あそこ羅王も朱鷺もいますからね。さらには式秀部屋、宇瑠寅太郎(読み:うるとら・たろう)とかすごいことになっています。ぜひ活躍していただきたいものです(笑)

それではこのあたりで、ではまた~。

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