ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第81回:麻雀エンジェルキッス

 お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。ここ一週間いろいろありまして、ろくにゲームが出来ておりません。いつもなら意地でも時間を作るところなんですが……問題は肉体年齢ですね。無理しようとしても寝る。『EDF:IR』をプレイしていても寝落ちする。我ながらびっくりですよね、アクションゲームをやっている途中で寝るとか。まあ、作業ゲーと化していることも眠くなる一因かもしれませんが。ということで新たなゲームを探してSTEAMを回ってみると、良さげなものがあるじゃないですか。その名も『Farming Simulator 19』。まあ運転途中で寝そうな気もしますけど……でも欲しい。農作業用の車両って、かっこいいですよね。機能美というやつでしょうか。でも、更に時間がかかりそうで、その時間を作れるのかという問題が。う~む。

と言ったところで悩まずに遊べるゲームをご紹介。今回のタイトルはこちら。

麻雀エンジェルキッス

麻雀エンジェルキッス

ちょっとわかりにくいので、タイトルが出る前のスクロールをつなげた画像をどうぞ。

麻雀エンジェルキッス

ということで、このゲームに登場するヒロインたちをデザインしたのは、うるし原智志氏。ラングリッサーのイメージが強い方ですね。個人的にはエロい絵のイメージが強いですが。あと乳首のボツボツを描き込む人。そんな氏のキャラクターデザインですよ。

エロイに違いない!

キャラクターの紹介画像だって、

 なんというか、微妙に絵柄が変わってすぎやま現象っぽくなっていますが、十分エロい。そしてさらに、

てなわけで、声優陣もいい声優を起用してるわけです。さすがはジャレコ。わかってますね。これは期待大だな。

 と当時の私は思っていたわけです。エロいかエロくないかで言えば、脱衣麻雀なのでエロいんですが……ともかく打ち始めると、違和感が私の中に生まれてきます。まずは一人目の元気な少女「うらら」。

ヒロインの画像なんですが……誰なんですかね、これ。いや、まあこういう絵は別の人が書いてたりするしね、デフォルメされてるんだろう。ともかくリーチをかけておこう。

突如入るカットイン。コミカルだけどいらないよね、これ。というか、やっぱり誰なんだ、こいつ。

で、和了って念願の脱衣シーンですよ。本作の脱衣シーンはアニメーションです。ヌルヌルと動いて……

リボンだけ外すとか……というよりも、やっぱり誰だよ? うるしばらキャラはまだ登場しないんでしょうか?

という、あまりにも違いすぎる別キャラとしか言えないキャラが脱ぐゲームであったのです。恥じらいとか、『スーチーパイ』よりエロいとは思うんですが、期待は裏切られたわけです。とはいえうるし原キャラではないと割り切ればどうとでもなる。ということで2回目の脱衣は、

タイトル画像を見るに、そのピンクはベストのはずなんですが、つりスカートになってる。大丈夫なのか、おい。このまま次に行くと、

もちろんシャツです。後は下着だけと思ったら、

ストッキングか~

ともあれ、アニメーションが細かいですね。そしてアップになったらうるし原キャラの雰囲気が残ってますね。というか、アップの画像は全然いけますね。そして次は、

ブラを外すわけですが、動きがいいですね。あと恥じらっているのがGOOD。文句があるとスレがうるし原らしさはどこ? ということでしょうか。そして最後は、

5枚目の続きですね、これ。しかし、大きい画像はうるし原だなぁ。これが全部なら文句なかったのに。スーチーパイのようなキャラクターになっちゃってるんだよなぁ……

とまあ、どうせ脱衣麻雀。ドラマも特になく麻雀で勝って脱がすだけなので、一気に貼っていきますよ~。次は「みゆき」、おっとりお姉さんタイプですかね。

靴下だけ。
ブラから脱ぐ
意地でもセーターは脱がない
諦めてセーターを
パンツは脱がない
脱がないんですよ。

 と言った感じです。やっぱりモーションはいいと思うのです。あと恥ずかしがる表情も。これでうるし原絵であったなら……

 次は最後のヒロイン、いろっぽいお姉さん「かんな」

ジャケットから
次はスカート
そしてキャミソール
フロントホックブラはもっとアップで外してほしかった。
ガーターベルトが下着の上になってませんか?
というわけでクリア。

いかがだったでしょうか? このがっかり感。うるし原感が殆ど無い、残念な絵となっております。とはいえ、アニメーションのクオリティが低いわけではないんです。絵がもっとうるし原だったらと思っているだけなんです。アニメーションのキャラクターのモーションはエロイと思うのです。

それから、うるし原だというのであれば、乳首はこだわろうよ。なお、どのくらいの違いがあるかというと、

左がゲームで右がイラスト。まあ、解像度の問題もあるけどこだわってほしかったなぁと。ただ、これにこだわったからと言ってエロくなるわけではないですけどね。

さて、本作についてですが、1993年に『アイドル雀士スーチーパイスペシャル』を出したジャレコが新シリーズを出すのかとワクワクしてたんですが、正直あまり知られてないと思います。まあ、この絵の落差が実物を見た人の注文を止めてしまったんでしょうね。またヒロインが三人というのもいただけない。脱衣シーンは各キャラ6シーンで18シーンあるのでボリュームがないわけではないんですけど、ジャレコの麻雀といえば大人数登場するのが特徴みたいなもんでしたから店舗側には印象が悪かったなと。ですが、あえておすすめしましょう。うるし原智志デザインというのは忘れて、実物を直視してください。アニメーションのクオリティは高く、ボイスも豊富に収録され、キャラクターの動きにキャラの恥じらいなどいいところがいっぱい見えてきますよ~

ちなみに、コンシューマにもしっかり移植されています。移植先はもちろんピンクなハードになってしまったセガサターン。タイトルが変更され『麻雀天使エンジェルリップス』という名前に。パッケージに書かれたキャプションは「ワタシたちと、天国し・ま・しょ?」という意味のわからないもの。

どこまで迷走しているんだ、麻雀やれ!

ちなみに中身は一切替わって……いや、負けたら着衣するようになってます。連続で負けると全部着ていて絶望することも……なんでこんな改変を加えたんだ? 日本システムよ……

それではこのへんで。我慢ができないので、私はこれから農業に精を出そうと思います。ではまた~

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