ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第79回:餓狼伝説

 お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。なんと今日で平成最後でありますよ。とはいっても、別に生活が変わるわけでもなく。まあ、地球を守る害虫駆除をやっておりますよ。慣れてきて好き勝手できるようになってきた、自爆多いけど…… というわけで『EDF:IR』楽しいですね。強い武器が手に入り、今まで苦労していたミッションが楽になったときの爽快感。昔、セガサターンで『デビルサマナー』でクリア直前のセーブデータがバグり、パーティーメンバーが全て主人公になったときのような無敵感。いや、ホントになったんですよ。ほぼ最強の攻撃力になっていた主人公6人で構成されたパーティー(実は一人)。攻撃回数が6回になり、攻撃をされた場合の魔法の判定も6回という……どれか一人でも麻痺とかかかると全員麻痺になるので (実は一人なので) 即全滅だったりとスリリングでしたが、全然かからないので爽快でありました。ここもバグってたのかも?

 どうでもいい話は終わらせまして、ゲーセンがなかった鹿児島から宮崎に引っ越しアーケードゲームに戻ったきっかけは友人に誘われた『ストリートファイターⅡ』だったのですが、実際にプレイしていたのは今回ご紹介する

餓狼伝説

『餓狼伝説』でありました。理由は、

スト2は投げが入らない!

ことでした。餓狼だと投げボタンがあるんですよ。見てくださいよ、このゲーム開始時に出るボタン説明を。

アンディ、踊ってるようにしか見えない。

というわけで、やりこんだおかげで今もあっさりクリアーできるこのタイトル。SNKの格闘ゲームの原点ですね。ちなみにこのときから、

すでに「KING OF FIGHTERS」の名前は使われております。このときはギースが開催した格闘大会。親の仇を探すテリーはギースが開催しているとはつゆ知らず参加します。多分優勝賞金目当て。ということでテリーで行きます。テリーはパワーウェイブさえ出せればクリアできます。まずは、

はじめに戦う相手をセレクト。まあ連打していて選んだことがないんですけどね。ということで、今回も考えずに、

リチャード・マイヤーから。技を考えるとカポエイラ使いのはず。「はず」なんて言う理由は、

と言った感じで、なんと判断していいのかわからない技が多いから。なお倒すには、投げを入れるだけであっさり。起き上がりにパワーウェイブを重ねるとさらにあっさり。

ということで、ギースに注目されます。この段階では「イキの良いやつがいるな」ぐらいでしょうけど。そして二人目は、

マイケル・マックス。ボクサーですね。「トルネード・トルネード・トルネード」とうるさいキャラですね。

撃った直後に基本姿勢に戻ってるなど、好きのない動きが特徴。でも、飛び込みキックに弱いのです。

何故か目の敵にしてくるギース。ちなみに次は

ボーナスエリア!

2試合おきにボーナスエリアに行き腕相撲を行います。これが意外と凝っていて、

筐体作っちゃえよと言ったデザイン。そういやタイトーで働いているときに腕相撲マシンの負荷を下げる改造をしてましたね。理由を聞いたら、東京の方で腕相撲ゲームをやって腕の骨を折ったお客様がいて、全国で対応することになったとか。骨どんだけ弱いの? コーラの飲み過ぎ? と思った記憶があります。

 話を戻しまして、ボーナスエリアのあとにはコマンドのお知らせがあります。初回の今回は、

「ライジングタックル」ですね。溜め技が一切出せなかった私としては、記憶にも残らない必殺技でありました。そういえば「ライジングタックル」と「クラックシュート」ってこのとき名前逆だったような……

ともかく次ですね。

次はタン老師ことタン・フー・ルーですね。このキャラは

という状態で始まるのですが、一定のダメージを与えると……

筋肉の塊になり……

飛び回る!

というか、回りながら飛ぶ? こうなるとちょっと面倒なので、変身終わりに合わせパワーウェイブを重ねておくと、すぐにもとに戻ります。そうなれば簡単。流れとしては、開始後投げ→起き上がりにパワーウェイブ→変身→変身終わりにパワーウェイブ→戻る→変身終わりにパワーウェイブ→パーフェクト勝利! ということであっさり勝ち、

ということで、慌てて調べるギース。賭けとか運営してるんですかね? 大穴のくせにと言ったところでしょうか。そして次の相手は、

ダックキング。スライディングが鬱陶しいだけの相手です。なんというか、このゲームは投げれば勝てる感じなので、落ち着いて投げます。

このケリからスライディングにつないできます。実に鬱陶しい。まあ鬱陶しいだけなんですけど。ということで、

段々とテリーのセリフからカタキが忘れ去られている中、ギース側が気づいてしまう。なんとも噛み合わない2人だなぁ。なお2人倒したのでボーナスエリア。そして、コマンド紹介です。

「クラックシュート」ですね。まあ出ませんね、この技。餓狼の問題点ですが、コマンドが成立しにくいんですよね。にもかかわらず斜め上までとか、まず無理。強い技でもないし忘れます。そして次の相手は、

ホア・ジャイ。ムエタイだと思います。こいつもタン老師と同じで一定のダメージを受けると、

観客から投げ入れられる酒を飲み、真っ赤に。この状態になると、

ジョー・ヒガシのタイガーキックのような技で飛び回り始めます。まあ、しゃがんで待っていると通常技で飛び込んでくるので、着地を投げれば終了です。

ということで、

ライデン登場。

『2』と比べると小さいですね。ライデンは近づくと

毒霧を吐いてきます。届かないギリギリに立ってパワーウェイブをうつと……

毒霧の下を通って一方的に攻撃できます。ということで、

癇癪を起こすギース。短気だな。そして2人を倒したのでボーナスエリア。の後のコマンド紹介。

これが一番大事!

波動拳コマンドなので、すぐ使い始めるとは思いますが。そして、次の相手ですが、ある意味人気キャラ、

ビリー・カーン。明確な武器を持って登場。そして、その武器が弱点という残念キャラ。

こうやってしゃがんで待っていると、

棍を回してそのまま投げつけてくる。棍がなくなると、

何もできずに守りに入るビリー。しばらくすると観客に紛れたギースの部下が替わりの棍を投げてくるので受け取った瞬間に投げると、

受け取った棍を落とす。後は死ぬまでエンドレス。まともに相手しなければ、こんなに弱い相手はいない。多分格ゲー史上最弱。そして、

いつの間にか優勝が目的となっているテリー。しかし……

普通のボディーガード2人にあっさり捕まるテリー。挙げ句、気も失うのか、

ということで、結構正々堂々とした悪の総統。

大変まっとうに戦ってくれます。このときは、投げに行くと当て身で取られたりするので、それだけ注意です。あまり取ってこないですけど、取られたらびっくりします。そして倒すと、

蹴り飛ばし、

ビルから突き落とす!

ということで、この記事を書いている4/26日にハワードさん死亡。まあ、後の作品に出ているということは、きっと受け身をとって実は無傷だったのでしょう。「いやー、死ぬかと思った」みたいな?

ということで、私にとって最初にやりこんだ格闘ゲームのご紹介でした。これから始まったSNK格闘ゲームは出るたびに遊んでましたね。今の『KOF』は全く遊ぶ気がしないんですけど……なんででしょうね。

 それではこのへんで。ではまた~。さて、害虫駆除だ!

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