ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第113回:ドラゴンボウル

お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。最近時間がなくゲームもろくできない状態が続いております。そんな中、(結果的に)あまり時間がかからない、そして楽しいゲームということで『Ratropolis』というゲームをやっております。と言っても一日一回ってところですが。そして時間がかからない理由は私の腕がないから。ゲームはカードを引きまくりながら建物を立てたり領地を広げたり、また兵士を配置しつつ襲ってくる外敵からネズミの国ラトロポリスを守るというもの。タワーディフェンスとカードゲームの要素を持った楽しい作品です。30ウェーブ耐えれればクリアなんですけど、ウェーブ数を見逃して中ボスにやられたり難易度下げても30ウェーブで勝てなかったりしています。そうそう、ラトロポリスを制作したCassel Gamesですが、韓国の会社のようですね。たまにゲーム中に翻訳漏れのハングルが並びます(笑)さて、韓国といえばアーケードではあまりいいイメージはありませんね。基本なにかのパクリですしね。という話をしていたら、こんなゲームがあるよと教えてもらいました。

その名も『ドラゴンボウル』。こういってはなんですが何もかもが酷いゲームです。まずタイトル。勝手にドラゴンボールを題材にしたらしく、許可をとっていなかったため慌てて「BALL」で宣伝しておきながら「BOWL」に変更したという経緯があります。それ以外にもひどい点が色々ありますので、紹介していきましょう。まず電源を入れると表示されるのはこの画面。

そしてココで再生されるボイスが

「ヤッ、ヤッ、ヤッ」

という春麗の音声。この時点でかなりの不安が湧いてきます。まだ初めたばかりなのに……。まあともかく始めてみましたよ。

この画面で「ラウンドワン」の掛け声がかかるんですが、これ、スト2の音声じゃん! 「ファイト」だけ使わなかっただけでそのままじゃないか。どんどんと湧き上がる不安。これは紹介するゲームを間違ったかも。ともかくゲームが始まると、そこはカメハウス。

カメハウスに「거북HOUSE!」って……なんでこんなもんをつけているのやら。ともかく進んでいくと、

襲ってくるのは見たことのない敵たち。いや、兎だけ見覚えがありますね、兎人参化ぽいな。なお、このゲームに登場する敵キャラはこれで全部のはず、ボスを除けばですが。後ろの看板によると、どうやら韓国では「パフパフ」が表現できないのか「ポポポポ」になっている模様。ちなみに「뽀뽀」とつなげるとキスになるようです。表音記号なのによくわからん文字だな。ちなみにココまでプレイした感想は、棒にぶら下がることができるのですが、ぶら下がって攻撃するのが一番楽ということ。そうおす、操作方法を説明してませんでしたね。操作方法は8方向レバーに掴まるボタン、攻撃ボタン、ジャンプボタンで構成されており、垂直に飛ぶにはレバーと組み合わせる必要があります。ジャンプ中にいい位置で攻撃を押すと投げが活動、春麗の声が流れます。さて。この先はボスです。この面のボスはこいつ。

誰?

こんな兎はいなかったと思うんだけどなぁ。ブヨンとかが近いのかしら? まあ、ボスはオリジナルということで理解しましょう。私が知らないだけでどっかのゲームのキャラを持ってきているだけかもしれませんが。ちなみにボス戦は、雑魚を片付けることができれば軸をずらして攻撃連打で待ち受ければ無傷で勝つことも難しくないようです。ということで1対1になれば楽勝。そして勝つと、

なんか煙となって春麗の勝利ボイスの笑い声だけを響かせて飛んでいきます。もしかして筋斗雲のつもりなのかな?そして二面目。

当然のように響く「ラウンドツー」の音声。アレっていくつまでありましたっけ? 5は確実にあると思うんだけど……

始まった途端に行き場のないステージ。水に落ちると即死です。当然上の段に乗るんですが、乗れない。いくらジャンプしても乗らない。よくわからないまま何回か死んだあと、ジャンプ+捕まりをしてみると、

掴んで登った!

正直言いまして、操作性がたいへん悪いゲームなのです。にもかかわらずこういった技を求めてくるのはどうかと思う。あと、ヒントなさすぎ。ともかくこれで先にすすめる。と、このよくわからんギズモはダメージを受けるので避けつつ進むと、

敵が出るのはいいのだけれど、ココで死ぬと復活しても下に降ろされるんだけど……ともかく死なないようにするしかないということで、無理やり無視して突き進み、

最後のココは歩いていると落ちて死ぬという。理不尽がすぎる。下に筋斗雲あるのになぁ。ともかく進むと、掴まれる棒が。見せてなかったので捕まって攻撃しているところをどうぞ。

このぶら下がってのケリが強いんです。掴まったほうが楽だと思います。しかし、何をモチーフにしたマップなんだろう。名前とキャラだけ使って売り逃げしようというとんでもない志の低さが透けて見えます。本当にひどい。とまあそれはさておき、まだ道中は続きますが飛ばしてボスです。あまり面白いところは……あ、これがあった。

ちょっと寄り道。この石碑、「天下一武道会」の文字を漢字が読めない韓国人が入るだけ書いた結果なのでしょう。せめて「天下一」で止めればよかったのに。ちなみにこの手の配置物を壊すとアイテムが手に入ります。ただし、敵を投げる、吹っ飛ばすなどの行為でぶつけるか、自分がふっとばされることで壊せます。……面倒すぎる。壊そうと近づくと何故か壁走りからのバク転をします。意味がわからん。さて、次こそボスです。

このトーテムポールみたいなのがボスです。顔は骸骨。そして、戦闘が始まると、

鳥の羽を脱ぎ捨て3体のボスが登場。それとともに響き渡る

「パオーン」

という象の鳴き声。これダルシムステージの象だ! 何でもかんでもパクリで構成されてるなこれ。その後のボスがダメージを負ったときにも象が鳴きなんとも力の抜けるボス戦が行われました。さて、次の面へ。

痛いじゃすまないと思うんだけどなぁ。ともかく3面目は森の中。

といった感じで難易度を上げるために敵キャラの数が増えました。固くなるのと数が増えるのどっちがいいんだろう。まあ、一番いいのは攻撃パターンの違うしんキャラを出すことでしょうけど。そして登場する新キャラ。そういやこいつがいたわ。

進み方がさっぱりわからず死に続ける。この緑の草原みたいなところは沼らしい。進んだら死んだ。ということで悩むこと数分。

つかめるところを発見。前方にジャンプして掴みをやってみると、

これで進むのか~。本当にヒントがないな。落ちつつなんとか進み、ボス戦へ。

一面のボスの色違いが2匹。雑魚が邪魔ですがなんとか撃破。しかし曲にも聞き覚えがあるんだよなぁ、何だっけ?

突如登場、兎人参化。あ、このゲームちゃんと如意棒あります。振るたび春麗が「ヤッタ!」って言いますけど。さて4面はブルマの住む街ですね。いきなり都会になり車やバイクが走っています、障害物として。

道を走る車は壊せない模様、バイクもちょくでは無理という無茶振り。そして登場する敵はただの色違い。別に強くはなってません。ということでぶら下がり攻撃をしつつボスへ。

新たなボス登場。コイツラの特徴は片方が悟空を投げ、もう片方が上に打ち上げる攻撃。その時に突然ながれる「ウィン」のストⅡ音声。なんだかなぁ……ちなみにボスとしてはかなり弱い部類だと思います。軸をずらしておいて攻撃連打で対応可能です。あ、そういえば恐ろしいことにこのゲーム先行入力を受け付けている模様。連打後ボタンを押さなくても攻撃が出ます。こんなゲームやらないだろうけど一応注意。ということでこれに勝利して次の面へ。

5面目は街の中。橋を渡ったりしながら進んでいきます。敵は相変わらず色違い。

代わり映えのしないマップを進み到着したボスはなんと、

ただの色違い。変更点もなし。まあココまで来た人には楽勝でしょう。語ることもなく倒したので次へ。

天下一武道会かと思いきや、マップはどうやら敵の基地の模様。こんな感じです。

そしてこのマップは実は最終面で、中ボスが存在します。それがこちら。

中ボス二回あるんですけど、最初の方は苦労なく倒したのでよくわかりませんが問題は2回め。象の鳴き声とともに襲ってきたコイツラは強化されており、御供の体力をすごい勢いで奪っていきます。あ、今更ですが体力+残基制です。ディップスイッチをいじり体力は5まで増やしてあります(確かデフォは3)。そして奴らの攻撃一発で体力3つが吹っ飛ぶ。苦労して死にまくりゲームオーバーになりコンティニューするとちょっと前に戻される。つまりボスの体力が満タンに。ヤッてられん! ということで策を用いることに。その策とは、

2P召喚!

2Pさえいれば、この場に復活することができる、という小細工。しかし2Pのほうがまともなカラーだなぁ。ともかくこのまま利用して勝利しました。いやあ一気に楽になりました。それでも死にまくったんですけど。そして次はボス。

上から降りてきた椅子から立ち上がったのは爬虫類っぽいボス。ピッコロ大魔王の部下かな、タンバリンだっけ? アイツっぽい。でも羽はないな。ということで、

なんか壊れたケースに如意棒が出たので、

振りまくっていたら、あっさり勝利。こんなはずじゃなかったと思うんだけど、結果的に一番弱かった。そして表示されるクリア画像。

こ・れ・は・ひ・ど・い

感動なんかどこにも存在しません。だいたいドラゴンボールを集めてないし、何なんでしょうね、このゲーム。何より問題なのは目的がわからないってことでしょうか。誰かがさらわれたわけでもないし、ボールを集めるわけでもないし。何よりひどいのはツギハギだらけということ。よくよく調べてみると、BGMや音声は『ストリートファイターⅡ』や『ゴールデンアックス』からのぶっこ抜き、ゲーム自体も『忍者龍剣伝(’88)』のキャラクターをドラゴンボールに置き換えただけというデッドコピー品。これをドラゴンボールの知名度だけで売り逃げしようという志の低さ。そんな本作も日本にも少数ながら稼働していた模様。見たことないから真偽の程はわかりませんが、入荷したところは絶句したでしょうね。正直おすすめできないゲームです。これやるくらいならラトロポリスやったほうが楽しいです。なんで紹介したかって? なんででしょうね、勢い?

勢いついでに音声を聞いてほしいので動画を貼っておきます。と言ってもYou Tubeで見つけたプレイ動画ですが。

ということで今回はこのへんで。では、また~

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