ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第111回:ナックルバッシュ

お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。すでに1月が終わり、やばいほどの時間の流れを感じております。締め切りって言葉がからのプレッシャーが洒落にならないほどに押し寄せております。ガンダムだったらこんなプレッシャーをかけてくる奴は死亡確定なんですけどねぇ。まあ現実は甘くないと言うことですね。死なないように頑張っていきましょう。さて、そんな後ろ向きな話はさておき、今回は子供の夢を守るために戦う漢たちのゲーム、『ナックルバッシュ』をご紹介。

というわけで、たいへん暑苦しいタイトル画面のこのゲーム、主人公はプロレスラーであります。自分の所属するプロレス団体「ブル」の実態が極悪非道の犯罪組織であると知った主人公たちは、チビッ子の夢、プロレスを守るため反旗を翻すというお話。ただし、本当に悪かというと疑わしいと思うんですけども。とりあえず、勢力拡大のために新たなレスラーを参入させる会議をシカゴで行い、丁度いいレスラーを見つけたらしい。組織が接触する前に倒してしまえと言う流れで始まるわけなんですが、まあヒール(悪役のこと)主導のブック(段取りや筋書きのこと)なだけでは? と思わなくはない。ともかくゲームを開始すると、まずストーリーの選択から。

これ、どっちから始めてもどっちもプレイすることになります。まあ順番を選ぶだけですね。順番を選ぶことに意味があるのかについてはわかりやすい答えが用意されておりますので、そのときに説明いたします。で、まあどっちでもいいのならと「ブル軍団 壊滅への追跡!!」から進めていきます。

左から「エル・プランチャ」「マイケル・ソバット」「ジャック・ブロー」。残念ながらディーバ(女子レスラー)など存在しておらず、汗と筋肉でいっぱいのゲームとなっております。それぞれ必殺技が用意されており、エル・プランチャはジャイアントスイング、マイケル・ソバットは掴んだ敵をギターに変えて演奏する、ジャック・ブローはダブルラリアットのように回転し、掴んだ敵を振り回す。まあエル・プランチャ以外は分けわからないと思うけど……とりあえずどう見てもエルビスなマイケル・ソバットでGO!

この「ブル軍団 壊滅への追跡!!」のストーリーは、組織が見つけた「NINPOW」を使うレスラーに組織より先に接触し潰してしまうことが目的。いや、組織に入らないように説得するとか、仲間に引き入れるとか方法は他にもあると思うんだ、わたしは。ともかくシカゴのホテルに突入です。

登場した組織のボスを追いかけるため、邪魔する部下たちを叩き潰します。入り口で暴れた後はホテルの中へ。しかしドアマンも組織の息がかかっているんでしょうかね? 襲われたら倒すだけではあるんですが。

中に入ったら今度はホテルの従業員も襲ってきます。このホテル自体、組織の持ち物なんでしょうかね。後ろに立っていたドアマンと同じ格好の2人もやはり襲ってきます。全員を倒すとボス戦です。というかこのゲーム、細かくヒールと思われるレスラーとの戦いが行われます。

なぜかあっさり倒せてしまいましたが、まあはじめの一人ですしね。そのまま窓際に行くと、

こそっとやってきた従業員がダイナマイトを仕掛けて去っていきます。気づけよっ! そして外に飛ばされるマイケル。名前忘れるなあ……

そして二戦目にしていきなり1対2。まあ当然ですが、

まあ、勝てませんよね。ということでコンティニュー。この場からスタートなのでかなり気楽です。一人はもう倒せてしまっているので、あとはこのムエタイ使いを倒すだけ。ということで必殺技を狙います。この手のゲームにお約束な。自分の体力を削って相手に大ダメージ技になりますが、当たらなくても削れるので注意。なお投げなので距離を間違えないようにする必要があります。ということで、

外さないように狙っていたら倒しちゃった……。ということでステージ1クリアです。。つぎはボーナスステージ。

連打をして上手く行けば体力が大きく回復します。まあコンティニューしまくりなのでどうでもいいんですけどね。さてつぎは、波止場に移動です。

元ネタがいるんだろうなぁと思うんですけど、詳しくないのでなんとも……。ともかくカマっぽい感じですね。どんな美丈夫が出てくるのかと期待させておいてでくるのはこいつ。

なんか違うんじゃないですかね。途中部下を呼び出しつつ攻撃してくるんですが、その部下の中にウエットスーツの敵キャラが登場するんです。それがこちら。

なんというか、ドラえもんのコスプレしたおっさんにしか見えない。こいつを倒して念願の

ロックンロール!

うまくこれで止めがさせたので気分よくつぎへ。つぎは船の中へ。

4人に襲われますが、まあボスよりは楽かなと。結構あっさり(一回死にましたが)倒し、奥の木箱から甲板へ。というか何故船倉に直行したんだろう?

足場にした木箱から腕が! つぎに倒すのはこいつです。

こいつがまた強くて。ドロップキックがアッパーで落とされ、近づけば蹴り飛ばされと大変苦労させられました。

スライディングでなんとか削って倒しました。正直バランスおかしい。この次はボーナスが来て次の面へ。あ、ボーナスは一緒なんで飛ばします。

つぎは中華街。雑魚を倒して進んでいきます。

この黒い服のキャラはどこかで見たことがあるような……レスラーじゃなくてミュージシャンのような気もしますがまあいい。ともかくコイツラを倒すとボスです。

こいつが「NINPOW」使いのMr.ハヤテ。つかさっきの黒いのもそうなんだが武器が本気すぎると思うの。まあ手裏剣は戦いには使ってこないけど。ということでダイジェスト。

ということで倒すと、なんと

ということで仲間に。と言っても仲間になってもどうしろと。と思っていたら、

キャラ選択に。更にここから「マッドブル4人衆 戦慄のバトル!!」ルートに入ります。ブル軍団の実力最高峰の4人がバトルキングダムに集まっている。その中のひとりが軍団のやり方に疑問を持っているらしいということで仲間にすべく会場入りをするのだった、的なストーリー。今回は会場ということで最初っからリングで戦うことに。後せっかくだからMr.ハヤテでいきます。

まずは1対2の戦闘。こんな画像だと餓狼伝説のライデンにしか見えませんが……

必殺技は竜巻。打撃なんで気楽に出せますね。さて入り口を抜け会場に入ると、

ヒャッハーな感じの相手再び。

と、花道を堂々と入場し試合をしていくわけですが、満員だな? 十分な勢力を誇っているようですが余裕があるうちに広げておこうという、まともな経営判断なのでは? などと思いつつ続けて行きます。つぎは、

どう見てもアメフト選手。忍者VSアメリカンフットボール選手。プロレスはどこに行ったんだろう?

部下を引き連れての対戦に、地上はすべて攻撃範囲の「タッチダウン」こちとら全滅しましたので、エルビスじゃなかったマイケルに戻ります。そして、

必殺技で終了。やっぱりかっこいいなこれ。そして勝利ポーズを決めていると、

下へ参りま~す。とピンポイントで用意された奈落に落ちて次のステージへ。

タイガージェットシンにしか見えないキャラが。あ、珍しくわかりましたよ、この人は。試合は

電流デスマッチになるんですかね? まあそんなものより刀が怖いですが。この敵の必殺技にやぶれゲームオーバーとなったので、忍者に変更。竜巻で倒しますよ。

というわけで竜巻であっさり撃退。自分の体力も減るけどね。そしてここに来る前に話に出ていた納得していない一人が、

ということで、アメフトが仲間に。そして大きなストーリーが切り替わるので、

キャラクター選択再び。もちろんキアメフトで。ちなみに名前はキャプテン。名前か? ともかく新しい敵は、

結局アメフトでは勝てず。使いにくいんだよ、本当に。(個人の感想です)ということでもとに戻します。もちろん、

エルビス! じゃなかったマイケル・ソバット。この必殺技がなれると簡単に入るし楽勝です。そして鬼面の下には、

ジャイアント馬場! キャラクターは全然ジャイアントではなかったけども。ブル軍団を倒せるだろうと言われたので倒しに行きます。

最初に登場したやつですね。誰がモチーフなんだろう? ともかく倒しますかね。

ただでさえキャラクターが大きくて迫力があるゲームなのに、更にでかい。更にはステージにわかりやすいギミックが仕掛けられている。まあわかっていても食らうのが私なんですけれども。

結局がギターに頼って勝利。ホント楽なんですよ。体力が減る? サービスクレジットを打ち込めば大丈夫! そして撃破した後は、

同士たちが登場。そしてどうするかを聞いてくるのですが、

「さあ? どこかへ行くさ。」

というマイケルの言葉に皆ついていくことにした模様。そしてエンディングです。

という5人の後ろ姿を眺める代物が流れます。一応文章を載せておきます。

かくして暗黒プロレス軍団ブルは壊滅した。
そしてそれは伝説となり、プロレス界も再びチビッ子達に夢をもたらすものとなった。そして人々は5人のレスラーの活躍をこう呼び伝えた。
”ナックルバッシュ”と。

ということでナックルバッシュというのはここで初めて出てくるわけですが、感想としてはやっぱりヒール軍団がまっとうに勢力を広げようとしているのを邪魔しただけなのでは? としか。なんというか勘違いで暴れただけにしか見えないんですけど、皆さんはどう思われましたか?

しかし、硬派なシューティングを作る会社だと思っていた東亜プラン、実は変なゲームを作る会社だったんですね。しばらくは東亜プランで攻めようと思います。あ、しばらく隔週になりそうです。できる限り毎週更新したいんですけどね。それでは今回はこの辺で。では~

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