ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第97回:パズルDEボーリング

お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。先週は実家に帰っておりまして更新できませんでした。ごめんなさい。それにしても実家に帰っているとなんといいますか、すべての情報から切り離されたような感じがします。『メガドライブ ミニ』がリリースされたことも『異世界おじさん』の最新話でを読むまで知りませんでしたよ。あとは実家にいるうちに見ていた実況プレイ動画にて、前回まで買う気満々だった『Ancestors』のエンディングをみて、あまりの展開に買わなくてもいいやとなにげにマイナスな衝撃を受けまくったり、なにもない帰省でありました。そんなこんなで帰ってきてから一発目の今回、ちょっと変なゲームをご紹介しようかと言うことで選んだタイトルがこちら。

パズルDEボーリング

1999年にリリースされたパズルゲームであります。ボーリングをテーマにしており、画面下からボーリングの球を投げ込むことで消していくという作り。ただ、ボーリングとは違い投げたボールは何かにぶつかった時点でボーリングのピンに早変わり。ぶつけた結果、同じ色のピンが3つ以上になれば消すことが出来ます。結構『パズルボブル』のようなシステムになっています。ただ、このゲームが『パズルボブル』と違う点は、ボーリングをモチーフとしている点ですね。対して変わらないだろうって? 意外と違うんですよ。

ということで、この矢印をちゃんと使えるかで難易度が変わってきます。左のボタンを押すと左に曲がり、右のボタンを押すと右に曲がる矢印が出ます。押すたびにフィールドを先に進んでいき真中のボタンで矢印の位置で任意の方向に45度曲がるボールを投げることが出来ます。『パズルボブル』とは違い、これのおかげで隙間に簡単に投げ入れることが出来ます。そして大量に切り離すことができればスペア、10本以上同時に消せばストライクになります。ダブルとかトリッキーはよくわかりません。あと、ガターに投げ込むとミスになりフィールドが一段回降りてきます。もちろん下部の白線を超えてくるとゲームオーバーになります。ということでプレイしていきます。

モードは3種類、簡単に説明すると「とことんぷよぷよ」と対CPU、対人戦の3種類。今回はなんとなく「ぱずる」を選択しました。

次はキャラクター選択。黄道十二星座を司るキャラクターたちです。そういえば十三星座になるなんて話があったと思うのですがどうなったのでしょうね? 
シャイナさん白銀聖闘士から黄金聖闘士への大出世だったのですがねぇ……まあ、それはさておき対戦ではないのでどのキャラを選んでも一緒です。あ、スペシャル技は違いがあります。対戦であれば攻撃方法が変わるのかな? 対戦なんかやったことないんですよね。ボッチじゃないよ? あ、CPU対戦はエンディングがあります。なお、選んだキャラクターは……

コイツしかいないでしょう!!

牡羊座、自分の星座ではありませんが、こんなファンキーなの見せられたら他のキャラなんか選べない。プレイ内容を考えると誰でもいいんですけどね。コイツのスペシャル技は大玉。転がした場所のピンが消えます。さて、それではプレイ開始!

ガードが下がると並べられたピンが。明らかに簡単に消せる配置ですね。まあ1面目だし。外側の青と白を消せれば根本に赤を打ち込めば終了です。

大量に切り離したのでスペアが確定しました。このあたりは終了後、

集計シーンで確認できます。さて2面目。

白のボールが出てくれば右の2列は切り離せますね。まあ出てこないんですが。あまり続けても代り映えしないので、簡単な説明を。画面左の「SPECIAL」ゲージが貯まるとスペシャルアタックを使用できます。レバーを下に入れると、

こうなって、投げると、

通ったところが消滅します。更にストライク扱い。といった感じでひたすらに消し続けるマップクリア型のパズルゲームになっています。こんなところも『パズルボブル』そっくりであります。ただ、矢印は常に出ていますし(ガイド線は一面で消えます。上画面で出ているのはコンティニューしたため)角度も真っ直ぐか右or左方向の45度に固定されてますので『パズルボブル』より明らかに難易度が低くなっています。床板のデザインのおかげでずれることもありません。慌てて投げなければ、ですが。そしてこの魅力あふれる黒羊。土曜の夜は踊り狂ってそうなキャラクターですが、

投げる瞬間の後ろ姿もキュート(笑)是非この可愛さを味わってください。ただ、あまりにも地味で人気も出ずすぐに消えたイメージしかないんですよね、このゲーム。ねらって角度を合わせて投げるという、ボーリングらしい工程が見事に再現されているため、素晴らしくテンポが悪いのもこのゲームの欠点ですね。家庭用ならそこまで問題にはならなかっただろうになぁ……でも、移植はされていない模様。どこまでも残念!

それではこのへんで。『メガドライブ ミニ』が待っているんだ! ではまた~

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