ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第82回: モモコ120%

お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。先週言っていた『Farming Simulator 19』をやっていたのですが、大変地味。まあ、農業なのでハデに手榴弾で耕して、マシンガンで種を巻いたりはしないわけで。延々と耕し、種を撒き、肥料をまき、刈り取り売りに行き、とやることは多いんですけど殆どの作業がトラクターに乗って行うという……同じことをしているような気がするんですよね、やっていることの内容は違うんですけど、ひたすら畑をトラクターで往復するという、

見た目が変わらん!

しかも知識不足で、どのアタッチメントで何ができるかが把握できていないという大問題が。ショップに行ってもどれを買えばいいのか……まあ、気長にやって大農家を目指しますかね。楽しくはあるんですけど、人には勧めにくいゲームでありました。まだ『EDF:IR』のほうが勧めやすかったな、うん。

さて、コンシューマゲーム紹介はさておき、本題のアーケードゲームです。今回はこちら。

モモコ120%

モモコ120%

1986年にジャレコからリリースされたアクションゲーム。タイトルから分かる通り、主人公はモモコという名前の女の子。何が120%なのかはゲームをやってもよくわかりません。なお筆者はこのゲーム、アーケードで遊んだことはありません。ファミリーコンピュータの『うる星やつら ラムのウエディングベル』は知ってたんですけどね。なおゲーム内容は燃え盛る建物から脱出するために屋上へ向かうというもの。火事で上に逃げたらダメだろうと思うのですがそこはゲーム、屋上には一人乗りの、というかゆっくり下降するだけの飛行船が用意されています。そしてこのゲームのすごいところ。

4歳児が銃を撃ちまくっている問題。結構破壊力があり、パワーアップを取ることでレーザーになったりします。そして襲ってきている敵は、

火の国のモンスター。火の国ってなんじゃラホイと思いますが、コイツラのせいで建物が燃える模様。そしてコイツラの目的は、

結婚

4歳児を見初めて追いかけてきているという……ともかく無理やりな結婚を避けるため、追いかけてくるモンスターをミナゴロシにしつつ、建物からの脱出を目指して屋上へ向かいます。屋上には、

こんな事もあろうかと、と言わんばかりに「MOMOKO」と書かれた飛行船が。なんか掴まって逃げるって、『アイスクライマー』を思い出すなぁ……そして幼稚園から脱出し、次に襲われるのは、

2年後、また襲われる。というか、こいつのせいで建物が燃えると噂が立ってもおかしくないと思うんですけど。

なお、しゃがむとこんな感じ。再びモンスターに襲われ逃げるわけですが、まあ連射装置であっさりクリアできます。脱出はいつもの、

この飛空船、ずっと用意してるんですかね? ちなみに面が進んで何が変わるかというと、敵の種類が増えて階が増えるだけですね。チャカチャカ歩いてチャカぶっ放して屋上に行くだけです。さて、6歳で結構な成長を見せたモモコですが次は、

今度は12歳。服装的に小学校と逆だと思うのですが、身長はこっちが高いんだよなぁ…… しゃがむとこうなります。

体育座り。このモーションは小学生だとおもう。そしてクリアすると、

高校生に。制服になったんですけど、なんかお水っぽい? なおしゃがみモーションはこちら。

いくら周りに人がいないからって、ぺたんと足出して座るのはどうかと。見たやつ全部殺すつもりかもしれないけど……ともかくクリアすると、

 18歳でとうとうアイドルに。モンスター共の目は確かだったらしい。ただ、4歳に結婚迫るのはどうかと思うけど。で、アイドルのしゃがみポーズがこちら。

もう、羞恥心がなくなっているとしか。というかこの画像、女子トイレはどうやって入るんだ? 火事により足場が崩れたというのなら、なぜ天井に渡るための鉄棒が用意されているのか? というか、この火事でボロボロの中でエスカレーターを使用して上がっていくのか? いろいろ疑問はつきませんが、屋上まで上り詰め、

脱出。これにて全面クリアとなります。そしておまけのボーナスステージ。

20歳で結婚。教会に入りアイテムを回収しつつ奥の扉へ。

多分結婚相手は一般人。ハートを撒き散らし、考えることは

赤ちゃん。ちょっと気が早い気もしますがモンスターを退け、どうやら幸せな未来を手に入れたようです。

プレイしての感想ですが、最初はなんともやりにくく、死ぬな~って感じだったんですが、慣れるとこれは死なずに何周もできるなっていうゲームでした。なんかファミコン版の『うる星やつらラムのウエディングベル』のほうが難しくない? そして、『うる星やつら』とは全く関係のないゲームなのに、「ラムのラブソング」がかかっているのはどうして?

ということですごい駆け足の紹介となりましたが、

書くことないんです!

びっくりするぐらい書くことがなかったんですよ。ただ銃を乱射しながら階層を上がっていくだけという、銃が強化されてからは死ぬことすらなく、苦労することもなくクリアしてしまいました。本当にプレイ感覚は『アイスクライマー』。どっちが楽しいかと言われると ……『アイスクライマー』 かなぁ。そんな残念なゲームでありました。

度々書いていますが、このゲームがコンシューマに移植されると『うる星やつら ラムのウエディングベル』になります。主人公はラム。必死に走って屋上を目指すわけなんですけど……

いや、飛べよ

と思ったのは良い思い出。それではこのへんで。ではまた~

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