パンフレットで見るアーケード探訪:コンチネンタルサーカス

発売年 1988
開発/発売元 タイトー
ジャンル レーシング
コントローラ 自動車ハンドル型コントローラー+2ペダル+ギア

 筐体に設置されている液晶スコープを覗き込む事により立体映像でプレイすることができる、F1をモチーフとしたレースゲーム。タイトルの『コンチネンタルサーカス』とはロードレース世界選手権のことで、ヨーロッパ各地を貨物自動車で大移動する様子がサーカス団のように見えるためこう呼ばれた。
 自車はもろく、ライバルの車や障害物に接触すると煙を吹き、そのまま10秒で出火、30秒で爆発する。それを避けるにはPITに入る必要がある。雨が降り出すと滑るのでPITに入りタイヤを交換する必要があるなどリアル志向で作られているが、前述のダメージに対応するためにかなりの数のPITが設定されているなど、とんでもコースになっている。

 コースは全部で8コース用意されており、規定の順位に入ることで次のコースへ進むことができる。コースはそれぞれ実在のコースをモデルに作られている。それぞれ、
 ステージ1 ブラジルステージ、ネルソン・ピケ・サーキットがモデル。クリアの目標は80位以内。
 ステージ2 アメリカステージ、ワトキンズ・グレン・インターナショナルがモデル。クリアの目標は60位以内。
 ステージ3 フランスステージ、ディジョン・プレノワ・サーキットがモデル。クリアの目標は50位以内。
 ステージ4 モナコステージ、モンテカルロ市街地コースがモデル。クリアの目標は40位以内。
 ステージ5 ドイツステージ、ホッケンハイムリンクがモデル。クリアの目標は30位以内。
 ステージ6 スペインステージ、ハラマ・サーキットがモデル。クリアの目標は20位以内。
 ステージ7 メキシコステージ、ロングビーチ市街地コース。クリアの目標はTOP10。
 ステージ8 日本ステージ、鈴鹿サーキットがモデル。クリアの目標はTOP3。

移植先一覧
PlayStation2(ただし立体映像は再現していない)

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