お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。
とんでもなく暑くなってまいりました。低い温度じゃないと体調を崩す私は家でも冷房をかけ生活しています。うちの冷房は私を理解しているのか24度に設定しているにもかかわらず忖度して18度くらい下げてくれます。ちょっと寒い。
そんな室内でガンブレとかプレイしていたわけですが、うちのPS4は忖度してくれずゲームの音が聞こえないくらいファンをぶん回してくれるのです。もうね、航空機のエンジンのように甲高い音でキーーーーンとすごい音なのです。……分解清掃しようという思いを心に秘めつつスカイリムの世界に帰っていく私でありました。(逃避)
そうそう、最近スマホで遊ぶちょっとしたゲームが無いかと探していたのですが、それでたどり着いたゲームが『PicrossLUNA』というピクチャーロジックのゲーム。昔からピクチャーロジックが好きでよく遊んでいたのです。特にこの『PicrossLUNA』は普通のピクロジなのに色がついていて可愛い感じに仕上がっています。昔のピクロジはカラーだと自分で色を選ばなければいけなかったんですけどね。という流れで思い出したアーケードタイトルがこちら。
ロジック プロ
アーケードに存在したピクチャーロジックのゲームで個人的に大好きな代物なのですが、ぶっちゃけ人気はまったくもってありませんでしたね。当時はピクチャーロジック自体があまり知られておらず(今もかな?)、なんだコレという反応でした。一応本作が登場した前年にゲームボーイで『マリオのピクロス』がリリースされているのですが、ゲームセンターに来る客層とは違うのでしょうね。
そんな本作、久しぶりにやってストーリーがあることに気づきました。いや、当時は理解していたと思うのですが全く記憶にはなく……ともかく、そのストーリーはこちら。
この泣いているゴリラが「きれいな人間の女の人になりたいよ~」と、何故か英語でいっているのを聞いた主人公のエミとアビが、魔法を使ってなんとかしてあげようとするというお話。魔法を完成させるには人間の世界にあるもので描かれた14個のお守りが必要、ということでパズルが始まります。まずはこれ。
初めは10×10から。説明はいらないかもしれませんが一応。フィールドの上と横にかかれている数字が塗りつぶすマスの数を表しています。10と書いてあれば、この場合だと一列塗りつぶせます。2つ以上数字がある場合は数字と数字の間に1マス開くことを考えて塗っていくわけです。今回だと4・5になっている縦の列は塗り潰せるといった感じですね。今回は完成させるとこうなりました。
「ベル」
こんな感じでどんどん解いていくわけなんですが、二面目にしてツッコミが……
「くまのて」
人間の世界にあるものと言う話だったのに「熊の手」ですよ。しかも「熊の手」というより足跡だと思うわけで。なんとも言えない不安に襲われ始めました。その後に続く絵柄も不安を打ち消してくれず……
「たきび」
なぜに暖炉とかではないのか?
「かざんのふんか」
正直、何が描かれているのか理解できませんでした……これの頃は20×20になっているんですが、まだ足りないんだろうなぁ。これをクリアすると中間を超えたようで、こんな画面に。
「Final Select」と言われましても、今まで一度も選択はなかったわけで。突然登場した選択画面で都市を選ぶことになるんですが、どうやらこれがエンディングに関係するようです。せっかくなので「Tokio」を選ぶぜ!
ということで始まりました後半戦。始めて見ると……
何故かカラフル。
昔ここまで来たことはなかったので知りませんでしたが、絵に色がつくのかとそのまま続けて行くと……
全く絵と関係ないカラーリング。
しかも、このカラフルさのおかげで何が描かれているのかさっぱりわからない。歳のせいか目がチカチカして塗っている場所もわかりにくい。
そして完成すると……
「ふじさん」
モノクロかよ!
その後の絵もテーマが日本のものが続くのですが、
「にほんがみ」
サザエさんにしか見えん!
「にんじゃ」
にんじゃ……どこが?
「とりい」
鳥居ならせめて横棒を2本にしてほしかった。やっているとき全然気づけなかったよ……
とまあここまで来てついに最終面。
「どろぼう」
ラストが泥棒! 出来上がったら絵はとてもわかりやすかったけれども!
そして魔法が完成し日本人の美人に変化するゴリラ(ずっと書いてませんでしたがリーラーという名前があります)。
まずは髪型。あまりのインパクトに苦笑い。
そして顔が白くなり変形し……
美人に。
こんなストーリーで、こんなエンディングが存在することをほとんどの人が知らないのではないでしょうか。少なくとも店員だった私はクリアーした人を見たことがありません。自分もクリアーしてませんでしたしね。というか、プレイしている人自体見た覚えが……
本作には1000個あまりの問題が用意されているとのことで、そうそう問題がかぶることはないなど素晴らしいほどの拘りを見せるゲームなのですが、店としてはね、売上が大事だからね……すぐに撤去しましたとも、ええ。
2も出たことから人気だったのかと思わせる本作ですが、1作目が売れなかったため入荷すらしないという結果に。というか2があることを今回調べて知りました。見たこと無いんだよなぁ、残念ながら。なお本作を制作したのは「Deniam」という開発会社。
知らん!
発売は「バンウエーブ」。こちらはバンプレストの子会社ですね。2005年に「バンポケット」と合併し、現在は「バンプレスト販売」となっております。また変わったかもしれませんが、私が知っているのはここまでですね。
紹介しておいてなんですが「プレイした方がいいですよ」とはとても言えない。それでもアーケードに活気があり、いろいろと登場した頃の空気が味わえるゲームです。こんなのもあったんだなぁと思っていただければ嬉しいです。さて、他のエンディングも存在するのか確認するかな。
それではこのへんで。ではまた~