ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第119回:アクトフェンサー

お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。いやあ、コロナってすごいですね。世界ではいまだに広がり続け、収束の気配がありません。いつになったら収束できるのかは、正直皆の心がけ次第ということになるのでしょうか? 少なくとも貧困調査とやらは控える必要があるのではないでしょうかね。そういう意味では日本は収束に向かっていると言っていいと思います。もうちょっとみんなで我慢していきましょう。

さて、暗い話はこれくらいにしてゲームをご紹介。今回のゲームはこちら。

『アクトフェンサー』です。横スクロールのアクションシューティングですね。大きな特徴としましては、縦スクロールシューティングの『ダーウィン4078』の系列となります。つまり、機体が進化シていく作りとなっており、その際に機体のサイズも変化していきます。でかくなる分強い攻撃はできるんですけど、このゲームどこで敵に当たるのかが理解できないところがあって気づくと初期状態まで戻ってしまいます。さらに最強形態には時間制限があり、アイテムを取り続けないと一段回戻ってしまうというダーウィンシリーズらしい仕様となっております。それではスタートしてみましょう。

スタート直後の画像です。このガウォークみたいなやつが自機です。直後に登場する敵を倒すと青い玉が出てそれを取るとこうなります。

ちょっと成長して人型と言える形に。攻撃方法も大きく変わり、地面に向けてナパームみたいな攻撃を出します。これが結構強いんですが、対空能力が著しく低いのが問題。ちなみにこのゲームパワーアップはかなり出現しますので、無理して取りに行かないほうがいいことが多いです。ということでさらにもう1段階UPすると、

オーラバトラーのような形に。この状態だと地上に向けて撃っていた攻撃を真上に向けて扇状にばらまきます。ただし、意外と信用度は低い攻撃で結構すり抜けて特攻を喰らうので注意です。そしてさらにもう位置段階進化すると……

重厚な感じに変化。対空に使っていた攻撃も一旦後ろに打ち出してから前に飛んでいくようになります。こうなればボスなんかも簡単に撃破できるようになります。ただしまだ最強形態ではありません。

さらに進化するとサブ攻撃(?)が打ち上げてから分裂するように。こうなるとかなり楽になります。それでも的に囲まれて瞬殺されたりするので気は抜けませんが。とまあ後一段階あるってところまで来ましたが、これでも一面の前半ぐらいなんですよ。つまり、このぐらいはパワーアップできないとやってられないということですね。1989年のアーケードゲームは厳しすぎる(泣)とはいえ所詮は一面、パワーアップさえできればクリアは簡単のはず。ということでダイジェスト。

背景のせいで見づらくなっていきますが。とにかく弾幕で押し切り抜けるとボスです。ボスは女性をかたどった像に取り付いている模様。

もちろん蛇が弱点。レバーを入れっぱなすと滞空時間が伸びるのを利用して一気に上下機を当てまくります。上手くやれば瞬殺できると思いますよ。(偉そうに言ってますが、めっちゃ死にましたとも)そして2面。

洞窟の中となっており、ぴょんぴょんと飛び回りながら進むことに。結構な量青い球が出るのでパワーアップは容易。ということで最強形態はこちら。

サブが誘導弾に変わり、ロックオンのエフェクトも登場します。この状態でもカスリでもしようものなら初期状態まで落ちます。ちなみに初期状態はスタート状態よりも下です。ということでダイジェストといきましょう。

いやあ、スクリーンショットに変化がない! やってる本人は必死だったんですが面白くもありませんね。さっさと中ボスを紹介しましょう。

真ん中を倒したら、次は4箇所を移動するワームみたいなのを倒したらおしまいです。さて外だと思ったら敵基地は地下深いらしく。ということで穴蔵生活、続きます。

4面目も特筆すべき点がない! ああ、天井に張り付いている砲台がいるんですが、ある程度パワーアップしてないと何も出来ません。高面の弾を避けつつ、雑魚を殲滅と大変なことになるので丁寧に進んでいきましょう。ちなみに倒せると青玉確定です。

さて、次はボスの紹介です。ちとめんどくさいのですよね、ここのボス。

登場したあとに、2つに分離します。で、それぞれを破壊すればOKです。

途中登場する雑魚を破壊すると青玉が出ます。ただし取りに行くのは行けるときだけにしましょう。初期状態は辛いよ?

さて両方を破壊できるとワームみたいなやつに引っ張られ真のボスへ。

角の部分が弱点ですが、角を攻撃に飛ばしてきます。飛んできてるときも攻撃は当たるんですけどね。上手くやれば瞬殺できそうなんですが、地味に削りました。そして4面目へ。

どうやら敵基地にはいることが出来たようです。展開早え~。ともかく進むと、

どうやら水中を進むことになるようです。ということで、ザブン!

パワーアップしてると楽ですね。特にホーミングが素晴らしい。てなわけでゆっくり行けば大丈夫です。ゆっくりしすぎると、立ち止まるのを防止する敵が出るのでそこそこにしましょうね。そして水から出るとまた狭い道へ。

ちょっと進むとボスなんですが、ここのボスには安地があります。それは

この左右の足場。左側以外使ったことないのでなんですが、ここに初期状態でしゃがむと楽に倒せます。こんなふうに。

とまあこんな感じですべての攻撃が頭の上を通り過ぎていきます。ということで、ここに陣取れれば楽勝です。そして次は5面目。

さらに敵陣深く潜ってきたわけですが、このゴキブリみたいなのがうざい。多分無限湧きだしね。とにかくなんとかパワーアップしてナパームを手に入れればこんな感じに。

炎で守って抜けていきましょう。無視して強行突破も出来ますが面倒なので。で、進むと

この場所に来ますが、足場が崩れるので飛んでいきましょう。落ちると死ぬので。ということで無理やり飛んでいくと

このまま対空してふわ~と進み続け……

たどり着いたのは、この足場。ここを降りるとボスです。初期状態なんですけど……そんな事を言ってもボスは来る。ということでボス戦をダイジェストで

ということで、なんか目から飛び出してきて直ぐに終了したんですけど、あれは何? そしてボスだと思ったのに実は中ボスだったという……。

それでは、真のボスの登場です。

お前、バイドだろ、そうだろ? ゲーム間違えたんだろ? そう思いつつ攻撃をシていきます。弱点は腹のコブ。攻撃しようにも雑魚を生んだりと邪魔が入る。とはいえパターンは簡単なので苦労はないかも。敵弾も初期状態だと画面端に立ってるだけで当たらないしね。ということで、こんなのラスボスが楽でいいのかしらと思っていると、撃破しちゃいました。

ただし、第2形態がありました。って、Rシリーズだろ、お前! 大変既視感のある機体が登場したこともあり、一気に萎えてしまった私。そんなことはお構いなしに攻撃してくるボスが強く……

こいつは通常弾はほぼ撃ってこないんですけど、ホーミングミサイルがうざい。画面外に出すか、地面にぶつけるかしか対処法はなく、油断すると4~5発のミサイルが飛び回ることに。そうなると避けることだけに集中してクリアできなくなるので、撃ってくるたびに地面にぶつけるようにして処理していきましょう。それができれば雑魚です。ということでエンディング。

で、エンディングが終わると2周めが始まります。もういいのでやめますが。

さて、このゲームが出た1989年、私は鹿児島で漫画を買い漁っていた頃ですね。残念ながら住んでいた辺りにゲーセンなかったんですよ。あそこはお硬い土地柄というか、勉強を強制される環境というか、聞いた話ではTAITOのお店が天文館にあるアーケード街にあったそうです。なんでもいくら掃除しても火山灰がツモっていて大変だったとか。実際鹿児島って、桜島上空の風向きが天気予報に入っていたりと火山灰に敏感な土地なんですが、風向きが違う日でも頭を触るとジャリって感触があるんですよね。窓を締めても机に薄っすらと火山灰が、なんて普通でしたしゲーセンの営業は大変だったのでしょうね。今もあるのかなぁなんて思って調べたら、閉店しておりますね。どうやらパチンコ店になった模様。まあねぇ、今アーケードに熱中できるゲームは少ない気もしますしねぇ。寂しいですが、そういう時代なのですね。

それではこのへんで。ではまた~

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