『メガドライブパーフェクトカタログ』あとがきにかえて

5月29日発売予定の『メガドライブパーフェクトカタログ』ですが、本日校了しました。このまま問題がなければ明日から印刷・製本に入って再来週の発売日には皆様のお近くの書店に並ぶ段取りとなります。

ちょうどすべての編集工程が済んで一段落ついた状態ですので、誠に異例ではありますが、あとがきにかえて少々私の思いをここに語らせていただきたいと思います(本書ではあとがきを書くスペースがなかったのです。あとがきを削らざるをえないほどギッシリになってしまった!)。

本書の出版については「30周年という節目にメガドライブ本を出したい」と考えたのが直接の動機ですが、同様のことを考えていたのは当然私だけではなかったわけで、すでに複数のメガドライブ本が発売されています。また、今年年内にもまだ同種の本が発売されることが予想されます。

そんな状況の中、読者の皆さまが2500円という大金を喜んで投じていただける本にするにはどうするべきか、いろいろ考えた上で私の中で出した結論は「個人的な思い入れよりも、メガドライブというゲーム機そのものを過不足なく後世に残せる本を作ろう」というものでした。

  • メガドライブを当時遊んだ人にな懐かしく感じてもらえるように
  • メガドライブを知らない人には、後世に残る資料となるように
  • 日本のメガドライブを知らない海外の方に日本市場の有益な資料となるように

そのため、私個人の感情はなるべく排し、ハード、ソフトの必要な情報をまず網羅すること、ここを基本としています。さらに、今までの類書ではほとんど扱われることのなかったレーザーアクティブ&メガLDのハードおよびソフトも掲載、これによって国内ソフト578タイトル。少なくとも一般市販されたソフトに関してはこれで全て網羅できたと自負をしております。

今までの私が関わった本では高額な本となりましたが、判型を大きくしたのも、束幅が厚くなってしまったのも、掲載したい情報をきちんと収録するために全て必要なことでした。土壇場でタイトルロゴの金色を本体の「16-BIT」に近づけてくれとわがままを言ったのも私です。方方でわがままを聞いてくださった皆様には本当に申し訳ありませんでした。

もちろん、今後の「メガドライブミニ(仮称)」のような新展開はまだまだあるでしょうし、「MDソフト」のような非ライセンスハード、ソフトといったものもあるわけで、さらに高みを目指す余地はありましたが、これに関してはあえて断念し、あくまで「現時点でのパーフェクトカタログ」と名乗らせていただきました。読者の皆様にこの言葉がどのように映るかは、読者の皆様に委ねるしかありません。ぜひ、ご意見をいただければと思います。

本書の編集にあたって関わった皆様、応援してくださった方々には厚く御礼申しあげます。どうもありがとうございました。

願わくば、お手に取ったくださった皆様の今後のメガドライブライフの一助になれば幸いです。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年愛媛県松山市生まれ。アーケード、家庭用、PCはもとより美少女ゲームまで何でも遊ぶ、ストライクゾーンの広い古参ゲーマー。ただし、下手の横好きがたたり、実力でクリアできたゲームの数は決して多くないのが弱点。