ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第116回:忍者龍剣伝

忍者龍剣伝

 お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。未だコロナコロナと世間は騒がしいですが、今の所有効な手段はアビガン以外にありませんね。そういえばなぜコロナというのかと調べて見たら、ウイルスに大きな球状の表面突起があって、太陽に似ていたからだそう。インフルエンザウイルスも同じような形をしてたと思うので、同じような対処である程度は対応できるのではないでしょうか。

 さて、それはさておき今回も『PCエンジンmini』に収録されたタイトルからやっていきたいと思います。ということでこちら。

『忍者龍剣伝』まあ、正直これは移植とは言わないよなぁと思うのですが、同名作品ということで何卒。さて、本作は1988年にテクモからリリースされたベルトスクロールアクションです。犯罪者集団に大統領が攫われ、ICBMの発射装置を握られてしまったアメリカが正攻法では無理と判断し、日本の暗殺者に依頼する。それを受けてアメリカに旅立ったのが2人の忍者というお話。なお敵の組織のボスはノストラダムスの子孫らしい。ということでアメリカに到着する忍者の図。

木の小舟で太平洋を渡ってきた模様。食い物も乗ってないところを見るに釣りながら来たんですかね? それとも忍法で……って船頭も乗ってますねこの船。しかし、こんな船でアメリカまでって『必殺仕事人意外伝 主水、第七騎兵隊と闘う 大利根ウエスタン月夜』じゃあるまいし。いやあったんですよ、仕事人のスペシャルで中村主水が水路を船で移動してたらアメリカにって話でして……まあ関係ないですね。さて、ステージ1です。

はじめから結構敵の数が多い。油断すると囲まれてボコられる。といっても一気に体力が減るわけじゃないので問題はありませんが。ちなみに格ゲーなどをプレイする方には結構知られていると思う首斬投げ、実は本作が初登場。2枚めの写真がちょうど仕掛けている瞬間です。発動するにはジャンプしてから攻撃ボタン。意外と距離がシビアでなかなか狙ったように出なかったりします。そしてさらに本作の特徴、3枚目の画像を見てもらうと分かりますが、棒にぶら下がることが出来ます。敵を問答無用で吹っ飛ばせるので多用推奨。そしてボスはこちら。

扉を開けて登場する力士。首斬投げが強いと思っていたときはえらく苦労したのですが、軸ずらしからの攻撃連打が楽。勝手に当たりに来てくれます。雑魚も同時に登場しますが、うまく倒してボス1人にすれば一方的に殴れるでしょう。そしてクリアすると、一枚絵が表示されます。

そして流れるかすれた声の「ニンジャア リューケンデン!」の声。このカットって、ゲームの進行と全く関係ないんですかね? 落ち着いて寿司食ってるだけですし。しかし、覆面を外さずどうやって食べるつもりなのかが気になる一枚です。そして次の面へ。ラウンド2は都市内部。このラウンドでめんどくさいのは、

この高速らしき場所を渡るシーン。ここにぶら下がって次のバーに向かってジャンプ&捕まるボタンで

こんなふうに捕まることができる。正直に言おう。「上を走れ!」と。この辺はいいんだけど、最後の方はぶら下がっていても車に轢かれて落ちるんですよ。だから「上を走れ」と思うわけです。あと個のステージで登場するバイクも結構面倒。タイミングよく攻撃するか、首斬投げで倒せる。意外と首斬投げが入りやすいので、練習に良いかも。そしてなんとか進んでいくと、

ロード・ウォリアーズのホーク・ウォリアーにしか見えないレスラーはっ2人登場。背中にまで角がついているのを見ると『カウンティング・カーズ』という番組のホーニー・マイクを思い出すなぁ。まあやることは力士と同じ。軸を合わせないように移動しつつ雑魚を一掃できれば、攻撃連打であっさり倒せると思う。そしてクリア後のカットはこちら。

列車で優雅に移動。PS4の『スパイダーマン』のファストトラベルのような違和感。せめて格好をなんとかして。そして列車の旅の後は

都市部のも登場する丸太を持った彼岸島でも通用するであろう敵キャラ。攻撃範囲が広くて面倒なやつです。無視してさっさと上に行くほうが良いです。ジャンプして掴まれば上がれます。そしてダイジェスト。

この辺りで囲まれた時に連打しながら左右に振り返るという方法で切り抜けることを覚える。できるとすごく楽しい。そして切り抜けた先に待つボスはこいつ。

ということで鉤爪を装備した3人兄弟? まあ、3人のボス以外に雑魚が登場することはないので普通に叩けばいいのでは? と思っていたんですが、コンボの途中で逃げられ、攻撃され潰されてしまう。もしかしたら首斬投げが重要なのか? とも思いましたが、ボコられました。結局クレジットに物を言わせてクリアしました。そしてカットはこちら。

ピンクの服を着た覆面がシュール。忍術を使ったのか一人勝ちでバニーガールも独り占め。こいつ任務の合間にしっかり観光を楽しんでるよなぁと思いつつ、次の面へ。

二段で構成された地味なマップを突き進む。なんだかスクショのタイミングが悪く、「あら、わすれものしちゃったわ」って感じのカマっぽさを醸し出すポーズですね。そしてこの面のダイジェスト。

こんな漢字で代り映えしないなぁと思っていたのですが、ついに登場してしまいました。

この、木の枝を渡っていくシーン、なんとも苦手なんですよね。枝を渡るのは失敗しないんですが、敵に当たるんですよ。出口で待ってる丸太持ちも大嫌い。こいつじゃなかったら楽なんだけどなぁ。ともあれなんとか抜けきってボスへ。

ボスは、力士が2人。雑魚をさっさと殲滅すれば、あとは軸をずらして連打であっさり勝てます。まあ、この手のゲームの基本ですよね、軸ずらし。そして今回のカットはこちら。

力士の後ろの水源から、カヌーで川下り。本当にアメリカを満喫してますね、この忍者。そして次の面は再び街へ。

線路沿いを進んでいくわけですが、別に列車は走りません。ただの背景ですね。ということでやることは変わらず、掴まれるところを見つけたらぶら下がって蹴り。これだけで結構進めます。バランス悪いなぁ。そして鉄橋を渡るとボスへ到着。

どう見ても、ヘル・レイザーズのホーク・ウォーリアーが2人。このヘル・レイザーズのような敵って、この頃いろんなゲームにいた気がしますね。人気だったもんなぁ。さて、この2人は攻撃を食らうと協力技みたいなのを喰らいます。なんというか、プロレスのお約束はしっかり抑えているんだなぁと嬉しくなるキャラですね。そしてクリア後のカットはこちら。

どうやら、敵のボスはこのビルにいて登っているのかと思っていたのですが、足跡は上から来てますね。まだ掃除してない所だといいんですけど、どっちにしろ迷惑なやつですねぇ。今気づいたのですが、忍びが足跡残しちゃダメでは? ということで次のステージへ。なおラス面です。

結局どこの面でもやることは同じ。ぶら下がって蹴るだけ。簡単でしょ?と言いたいところですが、速攻移動して掴まらないと囲まれます。二段あるので誘導しながらうまくぶら下がればOKです。そしてラス面はなんと中ボスが登場します。

まずはヘルレイザースのホーク・ウォリアー再び。正直ここまで来れるなら雑魚いので楽勝でしょう。そして第二の中ボス。

鉤爪再び。そこそこの攻撃力を持っていて飛び回るせいで攻撃が当たりにくい。あたっても、コンボの途中で飛んで逃げるし……ということで囮を召喚。あと、それが残っていれば、全滅してもここからですしね。この面、全滅してコンティニューするとはじめに戻されるんですよ。ということで、召喚しました。

そう、2Pを。これで戦いやすくなるはず。いいデコイになってくれ! というズルをしつつ、勝利しました。そして隣の部屋はボス部屋。例のノストラダムスの血統が登場します。

上から。なんというか世紀末覇者な感じですが、預言者の血を引くそうです。納得いかんけど。2Pが狙われる展開になると楽勝となります。頑張って囮ってくれ!

狙い通り、狙われる2Pの図。超使えるデコイですね。こうなればこっちのもの、攻撃して倒すだけです。そしてボスを倒した忍者はその後、

やはり小舟で日本まで。船頭の爺さんがすごい腕で、あっという間に着くんですかね。無事日本についた忍者はその後、

大金もらって悠々としている模様。ということでクリアとなります。紹介中、意地で触れませんでしたが、以前紹介した『ドラゴンボウル』の元になったゲームであります。一応一部の面の順番を変えたりしていたんだなぁと思ったりしましたが、どっちにしろあれはひどい代物でありました。それはさておき、これを元に家庭用かと思ったんですが、主人公に名前はないし完全に別物ですね、やっぱり。とはいえ、この外人が勘違いしている感はかなり楽しいので、一度プレイしていただきたいですね。ということで紹介だけになってしまいましたが、今回はこのへんで。では、また~

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