さて、本日もとんがったギャルゲーを紹介していきますよ。
今回ご紹介するのはゲームエクスプレスのPCエンジン用ソフト、
『CDパチスロ 美少女ギャンブラー』
脱衣パチスロゲームです。ゲームエクスプレス(発売はハッカーインターナショナル)のゲームなので、以前記事を書いた『CD麻雀 美少女中心派』 と同じくこちらも非公認のソフトですね。
以前、 ゲームエクスプレスの社長が雑誌のインタビューで答えていたそうなんですが、PCエンジンの発売元であるNEC的にはハッカーインターナショナルの非公認ソフトを内々では歓迎していたそうです。こういった作品目当てでPCエンジン本体を買う人もいたそうですから、大っぴらに公認はできなくとも確かにありがたかったでしょうね。
ゲームエクスプレスが非公認であっても非合法にはならないよう気を遣っていたという話は『CD麻雀 美少女中心派』の記事にも書きましたが、しかし今回はタイトル画面のBGMがいきなり問題になりそうなメロディラインしてます。
画像で見てる皆さんはわからないでしょうからはっきり書いちゃいますけど、『美少女戦士セーラームーン』のムーンライト伝説に似てます。まんまではないのですが、曲を知っている方が聞いたらすぐわかりそう。セーフかアウトか際どい感じ。ヒヤヒヤドキドキしちゃってつり橋効果でミラクルロマンス感じそうです。
というかロゴも旧アニメ版のものに似せてますね。こういう、そっくりじゃないけどどう考えても似てる曲って、なにげに高いセンスで作られているように思えるのですがどうなんでしょうね?
ゲームを始めると、ルー語を操るお姉さんがなにやら話し始めます。
「おほほ。店長のスキャン↑ティ↓でございますぅ~~。こちらの女の子ベリベッリナイスでイッツァキュ~~~ト」などと話していて、面白いお姉ちゃんなのはいいんですが分かりにくいので要約すると、
かわいこちゃん揃ってるから、アンタその娘らのためにがんばってコイン集めろよ、な? コイン払ったら景品代わりにその娘らが脱ぐからよ。
ということのようです。
「オケですか~? 敬具」と言われたあとでメニュー画面に行きます。このお姉ちゃんはかなり面白い人だと思うのですが、残念ながら脱いではくれません。
というか説明書にストーリーが書いてありましたね。
謎の美少女パチスロ店「ミ・アモーレ」に、きみは入店した。
店長の、スキャンティーが、きみに戦いを挑み、5人の美少女ギャンブラー「アモーレムーン」を、送り込んで来た。
きみは、5人をパチスロバトルによって攻略しアモーレムーンのすがたを、すべて見るのだ。
ということのようです。
ギャンブラーと勝負するストーリーですが、実際はパチスロで稼いだコインを払って脱いでもらうシステムなので、あまり勝負をしている感はありません。メニュー画面にある女の子の顔アイコンの下にある金額を払うと脱いでもらえますが、一枚脱いでもらうたび金額が跳ねあがっていくので、まっとうにプレイするとクリアは容易ではありません(脱衣シーン全開放の裏ワザ有)。
パチスロ台はトロピアーナ、ソネックス、ニューパンサー、センチメンタルⅡ、スーパープラケットの5種類あり、それぞれ集中役やリーチ目、ビッグボーナスなどが異なっています。狙い目の台がよくわからないので私はおすすめで打ってましたが、なかなかうまくいきませんでした。小まめにセーブ&ロードできるので、ちょっと稼いだらセーブするようにしておくといいでしょう。
取りあえず左上の娘から順に脱がせてみました。1人目は野崎桜子。14歳って説明書に書いてあるんですが、この子パチスロしてていいのでしょうか? というか脱いでていいのでしょうか?
あっ、今確認したら、ヒロインに20歳以上の娘がいない……!! まあ確かに20歳超えたら少女ではないですから、タイトル的にはそれで合っているのでしょうが……。まあ、いいか。
美少女中心派と違ってちゃんとパンツまで脱ぐんですね。
2人目は浅木結香17歳。テニスが趣味の活発系です。
3人目は冴島愛19歳。夢はデルモですって。デルモ。稼いだお金でザギンでシースーとでも洒落こみたいのでしょうか。でもってお立ち台で踊るのでしょう。イケイケですね。
次はエリ・中野16才。ロックバンドをやっていて、夢は考古学者と多趣味な娘のようです。
最後に山本小雪15歳。ニュースキャスターが夢だそうですが、こんなことをやっていたら将来的にバレて大炎上するのではないでしょうか。かわいそう。
パチスロが苦手でも裏技を使ってクリアすればいいので楽ですね。ハッカーインターナショナルの作品はまだ2作品しか触れたことはありませんが、脱衣シーンを見る裏技を必ず仕込んでいてくれるように思います。
さて、『CDパチスロ 美少女ギャンブラー』はいかがでしたでしょうか。タイトルロゴだけでなく、ヒロインもセーラームーンを意識しているようなそうでもないような……という感じでしたね。『CD麻雀 美少女中心派』と比べると作画のレベルは高くはないのですが、こちらのほうが現在(2019年3月初旬)の中古市場では高値がついているようです。
プレミアがついているのはゲームとしての面白さというより、単に市場に出回った数が多くないからだと思われます。なので、もし遊びたい場合でも、値段が安いときにしておいたほうがいいかも……?
さて、それではこの辺で。また次回もよろしくお願いいたします。