パンフレットで見るアーケード探訪稲波
パンフレットで見るアーケード探訪:紫炎龍
発売年 |
1997.02 |
開発元 |
童 |
発売元 |
セガ |
ジャンル |
シューティング |
コントローラ |
8方向レバー+2ボタン |
ゲームメーカー「童」のアーケードデビュー作であり同社初となる縦スクロールシューティング「紫炎龍」。二人同時プレイ可能。全8ステージ構成の2周エンド。
レバーとショットとボムボタンのシンプルなスタイルながら、使用するショットの種類によってボムの性能が異なってくる。
ゲームデザインは1993年にアテナからリリースされた『大王 DAIOH』と似通っているが、これは童というメーカーがアテナからの独立組で構成されているからであり、開発メンバーが一部共通しているせいである。とはいえ、メインショットの性能や敵の出現位置などほぼ『大王』と同じなのは流石に問題であろう。
グラフィックとBGMに関しては『大王』から格段の進化を見せている。グラフィックは細かく書き込まれ、さらにST-Vの性能を活かし、拡大・縮小・回転機能を使った演出がされている。ただこれと言った特徴はなく、どうしても地味な印象が拭えずにアーケードでの人気は微妙なものに終わった。
移植先一覧 |
セガサターン、PlayStation、PlayStation2 |
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