お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。気づけばもう8月第2週、時間感覚が完全に死んでおります。まだ6月ぐらいの感覚なんですよねぇ、天気的な理由でしょうか。8月に入った途端ゲームのように季節が切り替わった感覚があります。朝目が覚めて畑に行ったら季節の合わない作物が全て枯れている、スローライフ系のゲームの感覚ですね。体がおかしくなりそうです。……そういえば『Stardew Valley』やってないなぁ。
まあそれはさておき今回紹介するゲームですが、こちらであります。
実はデータイーストのMVS初作品である横スクロールアクションゲーム『ミラクルアドベンチャー』です。ちなみに海外名は『Spin Master』。あまり知られていないイメージなんですが、それもそのはず1993年って『餓狼伝説スペシャル』がリリースされた年、格ゲー以外が人気になることはまずないですよね。私も店舗で見た覚えがないんですよね。確実に稼げるものが出ているのに、こういった作品は置きませんよね、そうですよね、私もそうします。とはいえ、流石に横スクロールアクションをつくてきたデータイースト、面白い作品となっております。ただし、データイーストらしさはあまりないですが。カルノフ出てないし。
物語はヒロインのメアリーがさらわれるところから始まります。3人目が持っているのは宝の地図です。メアリーは主人公のトムの恋人ということで、メアリーを助けに敵を追いかけるという流れとなっております。ちなみに敵のボスドゲード博士はデータイーストのゲームでよく見るデザインです。さて追いかけて行った先は、
最初のステージは工場。敵の拠点の一つのようです。いきなりですが、ベーシックな敵はすべて登場します。そして、かなりの武器が登場。爆弾やらファイヤーなんか入らない気がしますね。このゲームなにげに画面に出せる弾数制限があるので爆弾とか転がっている間はパンチが出るんですよ。ファイヤーは落ちた場所に火柱が出て消えるまで次は投げられません。ということで2方向に手裏剣を投げて攻撃できるダブルが最強な気がします。射程はそんなにないですが、なんと行っても連射が効きます。しかも、近距離だと2発あたって攻撃力二倍なんですかね? 妙に強い気がします。さて、このまま進むと工場の最後にたどり着くんですが、
いきなりでかい爆弾が飛んできてふっ飛ばされます。これでダメージ受けないんなら敵の通常攻撃もダメージ受けるなよと思いつつふっとばされると、その先は飛行機の上です。逃げようとする博士の乗る期待に偶然乗ったらしいジョニーとトムという流れなんですが、1Pってジョニー? トム? まあどっちでもいいですが。飛行機の上を暫く進むとボスに。
はじめは生身で戦いを挑んでくるのでボコると、機体の前部分を切り離して攻撃してきます。せっかくダブルだったのにミスってアイスを取ってしまったために時間が。ともかく撃ちまくるとあっさりクリア。ダブルほどではないですが、連射が効く武器は強いですね。一応ためショットあるんだけどいらないよなぁ、あんなの。で倒すとメアリーを連れてさっさと逃げられてしまうわけです。そして、
メアリーの救出を誓う主人公と取り返した地図の一部。なんでバラバラにされているのかはわかりませんが、地図集めもゲームの目的となっております。さてステージ2ですが、今度はエジプトであります。どうやって追いかけてるんだろう?
ステージ2は三面構成。砂漠を進む面とトロッコとピラミッド内部ですね。このゲームのボムは持っている武器に応じて変化します。グローブのときは上の画面のようにでかいグローブが落ちてきて画面全部の敵を攻撃します。なおグローブは敵をぶっ飛ばし、後ろにいる敵を巻き込むことができます。個人的には好きなんですが、やっぱり強いのはダブルなんですよね……。さて、ここのボスですが
でかい蛇です。エジプトのイメージなんですかねぇ、蛇使い。しかしコブラはいません。なお当然普通の蛇ではなく火を吐いてきます。とはいえパターンはわかりやすいので、覚えてしまえば簡単です。やばくなったらボム、攻略はそれだけかな。ちなみに結構ボムは手に入りますよ。そして倒すと、
いきなり打ち切られそうなセリフを吐きますが、まだ終わりませんよ。ということで次のステージは、
何故かカニがいますが、万里の長城と川下りの二面構成です。舞台は中国なのは間違いないけどカニってまさか上海蟹? それはさておきなんとか武器もダブルに。これでボスは楽勝です。ということでボスはこちら。
龍ですね。自ら出てくるときとかかなりわかりやすいので張り付いて連打。張り付くと龍の攻撃はあ当たらず後ろに飛んでいきます。岩持って飛んできたりしますがダブルならあっさり破壊できるし、作中最弱だと思いますよ。見た目は一番好きなボスです。そしてインターミッション。
なんか、エミリーのこと忘れてませんかね? 地図に夢中な気がしますが……まあ次のステージです。
ステージ4は3面構成。そしてこの面以外で手に入れる場所を知らない武器サンダーの登場。武器としてはホーミングミサイルです。ホーミングとつく武器が好きな私としては、これでラスボスまで行きたかったんですが……敵を攻撃しようと宝箱の上で攻撃してしまい爆弾に。せめてここのボスまでは持って行きたかったんですがねぇ。仕方ないので、せめて使える武器にと思っていたらアイスを発見。ということでアイスでボスへ。
博士、今回は原始人コスですか。そして出てくるボスはスライム。原始人の意味は? ともかくボスです。このボスは分裂と256tと書かれた重りに変身します。あとは体当たり。今回は重りにしかならなかったので楽勝でした。分裂が面倒なんですよ、こいつ。そして、インターミッション。
完全にエミリーのことを忘れている二人。とことんも何も、エミリーを助けるには行くしかないのになぁ。そしてついにラストステージへ。
石像のような感じの剣闘士は動きが遅いので楽勝です。面倒なのは飛んでくる相手、それさえ気をつければ楽かと。ステージは3面構成で1・2面は水に気をつければ大丈夫かと。3面目は上に上がり続けるステージ。まあダブルなら上に打ち続ければ大丈夫じゃないかな。罠で出てくる針以外は破壊できるので、破壊しまくればノーダメは簡単。面倒なのはナイフを投げる赤い敵のみですね。そしてラスボス。
はじめから置きっぱなしの像の首がついて攻撃してきます。首の順番は博士以外はランダムの模様。ツボのときは剣闘士を召喚、ドラゴンは火を吹き、サイクロプスは岩を落としてきます。メデューサは目からビーム。この中でメデューサは一番ラクかも。顔の高さでしゃがんでいれば攻撃は当たらないし。そして博士、ある程度攻撃すると期待を切り離し攻撃してきますが、ダブルなら上向きに攻撃していれば、博士の爆弾も破壊できるし楽なもんです。そして体に戻れば、また頭を攻撃しまくればあっという間に倒せます。そして、
自力で縄を切って脱出してくるエミリー。自力で逃げられたのでは? と言う思いが沸き上がります。絶対強いよね、この子。そしてついに揃った宝の地図。ここでなんとエンディング分岐へ。
3箇所のうち一箇所だけ宝があるようです。これの位置はどうやらコンティニュー回数に関係している模様。ということで、コンティニュー無しで来たので「A」を選択。すると、
ということでスタッフロールへ。完全に宝がメインになってますよね、これ。まあエミリーは助け出したんですけども。なんというか、途中から目的が変わっていたのは否めませんねぇ。
正直難易度が低く、本当にDECOか? という思いがプレイ中によぎる作品でしたが、ゲーム自体は爽快感、というか無双感のある楽しいゲームです。登場する時期というより、フィールドを間違えなければ売れたんじゃないかと思います。はっきり言えばスーパーファミコンで出すべきだったんじゃないかと。あの時期のアーケードではないですね、もったいない。実際、当時アーケードでプレイした人たちもあっさりクリアしていたようで、すぐに廃れた模様。それでなくても格ゲーブーム真っ盛り、アクションゲームは人気なかったんですよねぇ。私も狂ったように『餓狼伝説2』とかプレイしてましたし。そういや親にゲーセンでは返ってこないからパチンコやればと言われたことがありました(笑)。まあ私、お金かけると一切勝てなくなるのでやらないんですけどね。「うる星やつら」のパチンコが出たと言うことでプレイしに行ったら、ひたすら発展して外れましたしね(笑)。
それでは今回はこのへんにしてツシマで暴れてきます。それでは、また~。