パンフレットで見るアーケード探訪:バトルトライスト

バトルトライスト
発売年 1998
開発/発売元 コナミ
ジャンル 3D対戦格闘
コントローラ 8方向レバー+3ボタン

96年に登場した『ファイティング武術』に続くコナミの3Dポリゴン対戦格闘ゲーム。
舞台は賞金争奪異種格闘技を題材とした未来のテレビ番組”バトルトライスト”で、点数ではなく「賞金額」という要素があり、金額の下三桁によって最終ボスが決定される。操作は8方向レバーとキック、パンチ、ガードと3つのボタンを使用する。立ったままでも下段攻撃をガードできる「前面ガードシステム」、敵の攻撃に合わせて敵の側面に回りこむ「エスケープ」、攻撃を受けても硬化時間なく次の攻撃が可能な「攻防一体攻撃」といったゲームシステムを採用している。
タイムリリースで使用可能となるキャラクターや、デモ・エンディングアニメに「機動警察パトレイバー」「攻殻機動隊」の押井守を起用したことで注目されたが、モデリングなどさまざまな点で拙く、残念ながら人気が出ることはなかった。そのため、隠しキャラには同社の作品『ガイアポリス』のエレイン・シーと『ツインビー』シリーズのパステルの参入もあったのだが、タイムリリースで出現する前に撤去された店もあったようである。

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