パンフレットで見るアーケード探訪：対戦ホットギミック3 デジタルサーフィン

彩京の脱衣麻雀ゲーム、ホットギミックシリーズの第3弾。インターネット世界に閉じ込められた主人公が出口を捜し求める「デジタルサーフィンモード」と、全身タイツの金髪少年ジャンボーイ 17歳が、行方不明の父を探し求め、日本各地で個性的なジャンファイター達と麻雀勝負を繰り広げる「ジャンファイターズモード」、そして、2人プレイ専用の「通信対戦モード」の3つが楽しめるようになっている。

本作では雑誌「ゲーメスト」とのコラボが行われており「ゲーメスト」のスタッフが敵として登場したり、「ゲーメスト」愛読者なら必笑もののネタが散々詰め込まれていた。隠しキャラクターも「ゲーメスト」に関係しており、ひとりはゲーメストのアンテナショップ「マルゲ屋」のマスコットキャラクターである「メルティ」、もうひとりは「ジャンファイターズ」に登場する「ジャンアリカ」で元ネタはゲーメスト連載の広告漫画『そんなんARIKA』に登場のアリカ副社長三原一郎がモデルの「いっちゃん」である。

また「ゲーメスト」を刊行していた新声社が自社ビルを建てたばかりで、それを爆破する「新声社爆破」という大技がネタとして仕込まれていた。そして本作のリリース１ヶ月後に新声社が倒産してしまうという、ネタがネタでなくなるという伝説を残したゲームである。

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