お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。前回、いわゆるクソゲーと言われる評価の低いゲームとしてアレスの翼を記事にしたわけですが、ここで一つお間違いなきよう言っておきたいことがあります。
私はクソゲーが大好きだ!
実を言いますと、いわゆるクソゲーをクリアするのが結構好きなのです。もちろん名作と言われるタイトルをプレイするのも好きなんですが、「なんでそんなの遊んでるの?」と言われるようなゲームをプレイするのも楽しい。私が思いますに「クソゲー」というのは大体が変にシビアだったり難しいだけでちゃんとゲームであることが多いです。本当に憎むべきはゲームになっていない代物ですね。ダメゲーとでもいいますか、バグだらけでゲームが進まないとか、オンライン必須なのにつながらないとか、ストレスが溜まるだけの仕様で達成感がないとか、そういうダメゲーは触りたくないですねぇ。お前のことだよ『NEWガンダムブレイカー』、早期アクセスだけどお前もだ『World War 3』! いくら早期アクセスゲームでもゲームが始まらないってなんだよ? 3000円の壁紙ゲーって初めて聞いたわ! あ、早期アクセスゲームっていうのは開発費を稼ぐためにある程度遊べるようになったゲームをベータ版として販売するやり方です。プレイヤーからの報告や要望によって改善されていき、最終的にいいゲームになる可能性もありますが、開発が途中で投げることも予想される、お金を出す側としては二の足を踏みそうな話ですが実際の金額はゲームが正式リリースされたときよりも安く設定されるのが当たり前なので、応援程度の気持ちでお金を出すのが正解だと思います。
というわけで、世の中にはいろんな代物が存在するものですね。昔ならここまでひどいものはなかったと思うんですけど、最近は油断できませんね。というわけで、せっかくなので今回は名作と言っていいと思うタイトルをご紹介。
『ジオストーム』
アイレムがリリースしたアーケード最後のタイトルです。映画にも同名タイトルのものがありますが、全く関係ありません。関係があるのは『海底大戦争』『アンダーカバーコップス』の2つ。確か敵の組織が共通だったと思います。ゲームとしては『ガンフォース』の続編ですね。横スクロールのアクションシューティングです。緻密に書き込まれたグラフィックを持つ美しいゲームなのですが、
いろんなものが破壊できる。
この爽快感がすごいのです。とりあえず銃を撃つと何かが壊れて爆発する。上の画像は敵ではなく、列車に貼ってある足場の板が爆発し吹っ飛んでいるだけ。何をやっても画面中に爆発が起こり、ものすごい爽快感が。ただ敵の弾が見えないという罠がありますが。始めのうちは登場してから暫くして攻撃してくるようになっているので、左右に弾をばらまいていればなんとかなります。ただ、
敵の姿すら爆発に隠れて、倒せたかわからないことがあるのが問題でしょうかね。 主人公の武装はマシンガン二丁持ちと火力が基本装備ですら高いので多めに撃ち込めばなんとかなりますが。そして、この手のゲームではお約束となっている、
捕虜になっているエージェントもいますよ。本作ではすごい人数が各面にいますけどね。みんな女性エージェントです。どれだけ送り込んだのやら。しかしこのゲーム、なんというか敵のデザインが生物的です。いや、人間なんで生物なのは当たり前なんですが、鎧とかが生物っぽいフォルムをしているのです。
まあ、アイレムらしいといえばらしいんですけどね。そんな一面目の中ボスは、
ヘリコプター。なんとも独特の形をしていますが、現用兵器の範囲内ですね。倒すとトンネルを通って森林地帯に。
絶賛森林火災中。そんな中、おいてあった対空砲に無限軌道がついたような変な機体に搭乗。先頭車両を打ち抜きつつ進んでいくと……
ボス登場。先頭車両に据え付けられているマシンガンとさっきの車両を使いつつ撃退します。いやあ、めちゃくちゃ死にました。が、クレジットに物を言わせて戦っていると、
生身でミサイルを投げてこようとするなんて! つーかそのミサイル、コクピットに格納してるの?
ともかくパイロットを直接撃ち抜き、一面クリア。一面ですらきついのですが。でも、このゲームは楽しい。やり込めばワンコイン行けるなと思わせるゲームですね。このゲーム、武器も多彩で
あと火炎放射器があります(取り忘れた……)それらを駆使して戦っていくわけですが、お気に入りのスプレッドがすぐに尽きてしまう気がします。撃ち過ぎなんでしょうけど。ここからはボスを一気にご紹介。
二面のボス。移動要塞という感じでしょうか。エージェントたちがヘリと車でサポートしてくれます。まあ、そのせいでジャンプするとヘリに捕まり敵の攻撃を避けそこねたりするんですけど。
三面のボス。ムカデというか王蟲の長いバージョンと言うか。もう生物的なデザインを隠そうともしていません。正直『R-TYPE』に出てろよという感じのデザインです。そして、
四面のボス。もうこれ「バイド」だろ。
縦向きのレーザーで足止めし、腕を伸ばして掴んできて、
カリッと。なんとか倒すと断末魔を残して崩壊していきます。お前 「バイド」 だよな?
そしていよいよ最終面。空中要塞に乗り込んでいきます。
ミサイルが大量に……ひたすら撃っていると侵入します。侵入後出てくるのは、
どう見ても生物。その後登場するのは、
『R-TYPE』向きの芋虫のような敵。火力が足りず、ひたすら避けることに終止してボスへ到着。
なんともかっこいい敵キャラです。下半身は蛇のような感じというか、モチーフはラミアなんですかね、おっぱいあるし。攻撃方法としては、
直接殴る、物理攻撃。
そして、顔部分のアーマーを跳ね上げて火炎放射器。 跳ね上げると、中から骸骨が。これ、絶対「バイド」だろ。これを撃破すると、
画面中に爆発が。この派手さがスカッとしますね。というわけで、クリアです。二周目はやりません。一周目ですら死にまくっているのにやってられるか、といったところ。でも、面白いです。さすがはアイレム。バランス調整がよく、絶対無理という場所はありません。難しいとは思いますけどね。なお、バイドバイドと言っていますが、『R-TYPE』とは関係ありません。バイドにしか見えないんですけどね。
そうそう、このゲームを作成したチームはこのあと『メタルスラッグ』シリーズを作った人たちです。メタルスラッグを好きな人には絶対楽しめるゲームですので見かけたら是非プレイしてみてください。
というところで、それではこのへんで。ではまた~