ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第40回:フック

 お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。
 週末の安定しない天気を経て、また暑くなってまいりました。日曜日はワンダーフェスティバルが行われておりまして、ぜひ行きたいところであったのですが、あの天気では…… 諦めてレビュー写真をネットで漁って満足することにします。いらすとやのフィギュア、欲しかったな。ああ「Fate/Grand Order」のフィギュアも見たかった。展示方法がすごかったそうですよ。動画が上がっておりまして、ぜひ見ていただきたい。フィギュアもできが良くエロいのですが、それよりも展示方法に惹かれてしまいます。すばらしい。
 そんな行けなかったWFの話はおいておきまして、この前ディズニー・チャンネルだと思うんですが、見ていたら映画「フック」がやっているではないですか。懐かしいなぁと思い、せっかくなので次のゲームはこいつにしようと思った次第。


Hook

 1991年に映画が公開され、1993年にこのゲームが登場しました。映画の内容はネバーランドを出て大人になってしまったピーターパンは、ピーターパンであった頃の記憶も失い仕事人間になっており、家族からも軽蔑されるという予想外のところから始まる。妻の祖母であるウェンディのいるイギリスに帰省した晩に子どもたちがさらわれてしまう。ウェンディの口から明かされるピーターパンであるという事実。受け入れられないまま突然現れたティンカーベルにネバーランドへ連れて行かれるピーター。
 ネバーランドについても、こんなおっさんピーターなワケがないと受け入れられないのだが、一人が受け入れたことにより子どもたちがピーターを認め、力を取り戻すために特訓を行う。きっかけを得て記憶と力を取り戻したピーターは、子供を取り戻すためフック船長の元へ向かう。

 と言った感じで、ゲームが始まるのはここから。選べるキャラクターは5人。最大で4人同時プレイできるからこそのキャラ数ですね。
 搭乗するのは、


 一人目はもちろんピーターパン


 子供のリーダー格ルフィオ


 エース


 ポケッツ


 ピーターパンの後継者になるサッドバッド

 映画で活躍したキャラクターたちがゲームでも大暴れします。正直このティンカーベルのほうが目を引かれるのですが。なんだろ、こいつ。
 久しぶりにやりましたが、このゲームの特徴としてギミックの多さが挙げられると思います。スタートしてすぐの場所なのですが、


 このピーターの横にある杭なのですが、実は画面右上に見えている錨につながっており、破壊すると……


 真下にいる敵が一掃出来ます。
 なぜ錨が釣り上げられているのか、なんでその下でたむろっているのかと疑問はありますが、ゲームが楽になるのだから気にしない。そのまま進んでボス戦へ。一面のボスはコック。


 軸をずらして攻撃するだけであっさり終わります。

 その後、あまりに見どころがなくあっさりクリアしつつ、


 人魚の入江へ。


 そこを抜けると5面目にしてやっと海賊船へ到着。


 当たり前のように邪魔をしに来るフック船長。

 あんたボスじゃないのかよ!

 そうこうしているうちに船長室に到着。そこに待ち受けるのは、


 スミー! 船長どこにいった!?

 そして、無駄に強いスミー。強いイメージはなかったなぁ。いっつも船長に無理難題を押し付けられ愚痴を言うだけのキャラだと思ってた。一応副船長なんだよね、忘れてたけど……

 そして最終面。


 船から降りちゃった。

 海賊島に到着ということなのかな。とりあえず進んでいくと、


 雑魚が多い。

 しかも耐久力もあがって、あっさりとは倒せなくなってます。そして、


 やっぱり登場するフック船長。

 どんと構えていてほしいんだけど、小物っぷりというか落ち着きの無さがフック船長だなぁと。一度撃退し、最後まで進むと……


 やっぱりボスはフック船長。ピストルが結構痛い。

 ある程度ダメージを与えると後ろの扉を突き破り、スミー登場。構えた大砲を使って邪魔をしてくるのですが、


 けっこうフック船長に当たっている気が。

 これはいつもこき使われている恨みかな? このときは無敵状態になっていたのでダメージはありませんでしたが、敵味方関係なく当たるので面倒なのは確か。その後ワニに食われてフック船長が退場。
 ここまで40分ぐらいでしょうか。上手ければワンコインですから、かなり満足できますよ。難易度もどちらかというと低めで大人数でワイワイやっているとクリアできます。カプコンのベルトスクロールアクションをやっていると物足りないかもしれませんが、みんなでワイワイやるにはちょうどいい難易度だと思います。

 昔、このゲームをやったのは個人経営のお店でした。4人同時にプレイできる筐体に入っており、すごい斜めから1Pでプレイしてましたね。なお、椅子はなし。みんな立ってました。同じ筐体で遊んだのは『サイバーボッツ』のもとになった『パワードギア』や『ニューマンアスレチック』とかですね。『ニューマンアスレチック』のときは100円ライターとかでこすりまくっておりました。今更ですが、お店の方ごめんなさい。そういやあのお店、「鉄拳3入荷」と書きたかった手書きPOPが「鉄挙3入荷」とかなっていて、手書きは恐ろしいと感じたのを覚えています。誰も突っ込まなかったのか、直されることはなかったですね。今はなき「ゲームスポット大橋」、長崎での思い出でありました。
 それではこのへんで。ではまた~

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