お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。『ドラゴンクエストビルダーズ』を1からやり直したいような、やり直すのは面倒なような衝動にかられております。性別を変えてやり直したい気持ちと、セーブデータは1つというシステム上の縛りががが……『Kenshi』やるか……そんな毎日を過ごしております。やりたいことがあるのは楽しいんですけどね。ただ、やりたいことがズレていると微妙な評価を受けるもので……ということで、今回のゲームはこちら。
究極戦隊ダダンダーン
これがリリースされたのは1993年12月。当時アーケードは『餓狼伝説スペシャル』で盛り上がり、『ファイターズヒストリー』で笑い、『モータルコンバットII』で必死にフェイタリティのコマンドを入力していた。そんな中、ベルトスクロールアクションのボス戦だけを行うような内容のこのゲームが登場したわけです。私の記憶が確かならば……
全く注目されていなかった!
一部のプレイヤー(主に私)がプレイしただけで、余りプレイしているのを見ることはなかったですね。みんな対戦格闘に夢中でありました。しかしこのゲーム、世に出たタイミングが悪いだけで、ゲームとしては悪くないと思うのですよ。魅力あるキャラクター……
……アクの強いキャラクターと
わかりやすい悪役三人衆。残念ですがドクロベエ様はいません。というわけで始めましょう。
まずはプレイヤーキャラクターを選びます。空中投げが使いやすいアンがお気に入り。女キャラだから使っているという部分も否定はできませぬ……それでは敵を選んでスタートです。一匹目は1つ目の化物「ブレインゴーレム」です。そして、対戦開始と同時に、
子門真人の歌が流れる!
本作品の一番の目玉はこれ。子門真人の歌をBGMにバトル開始です。これだけで気持ちは盛り上がるというもの。終始優勢に進み、
楽勝! まあ一体目ですからね、ここで苦労するようでは話しになりません。そして二体目は、
ドラゴン。ダメージを与えると首が入れ替わります。青→赤→白で終了です。ここは、
空中投げで楽勝! 空中投げの間合いを覚える練習ステージであります。投げに投げまくってあっさり終了。そして次は、
風雷鬼。日本ではなく中国での戦闘です。波動拳に竜巻旋風脚を使うキャラクターです。意外と強い。おかげで
……残機がなくなりました。やべえ、こんなところで減らしている場合じゃないのに。次の面はモアイ。コナミといえばモアイですよね。ということで、
モアイはどこに行った!?
ということで、このステージだけ前座がいるんです。これを倒すと足場が崩れて地下へ。そして、
モアイ登場!
顔だけじゃなく、ガッチリした体がついております。そして戦闘していると……
やはり、モアイといえばリップルレーザー。その後も空中投げを狙いつつ撃破しました。なんだか、空中投げが昔のように入らない……おかげでコンティニューすることに、むう……
次のステージの敵はスライム。コイツは飛び越えて蹴り、振り返るのを見つつ 飛び越えて蹴りというのを繰り返すとあっさり。余計なことをしようとしてダメージくらいましたが、回復するので問題なし。そして最後は、
ケンタウロスです。だよね? ということで空中投げを狙うのを基本に攻撃を当て、なんとか撃破。と言ってもまたコンティニューしてるんですけどね。ということで倒すと最終ステージ、悪役トリオとの対戦です。ここだけは普通のベルトスクロールアクションになっています。しかも3人共連戦なので回復がありません。ということで、一人目、ミスター・珍 。
なんともスカスカなマシーンであります。まるで合体でもするような。ちなみに元ネタは『グラディウス』の雑魚キャラです。二人目はガルガ。
力自慢な二人目。メガゴリラというストレートな名前の機体に乗って登場。当然コンティニュー。ボロボロですわ。そして最後の1人。
ドロンジョではなくハッピーと言う名前の彼女。本人むき出しなんですが。実は良いところの生まれだけれどもバブル崩壊で没落という過去を持つ。なんだかねぇ。ともかく倒すと、エンディング。
ガッチャマンのようにな機体に乗って退場。このあとのスタッフロールでは、各キャラクターがボスにとどめを刺すシーンが続き、
ヒーローが決めポーズを取って終了。なお、ノーコンティニューでクリアーすると……
決めポーズの向きが変わり、スタッフロールではボスにやられマクスヒーローたちが表示され……
世界を狙う3人の図で終了。ノーコンティニューのほうがバットエンドという……
実際は続編作りますよと言うつもりだったんでしょうね。結局出ませんでしたが。実際にプレイしたらわかるんですが、大変プレイしやすいとてもいいゲームです。当時の私はこのゲームの大味さがお気に入りで、一日一回はプレイしていたように思います。まあ、その大味さがダメだという人も多かったんでしょうね、すぐに店頭から姿を消しました。というわけで、その後見かけることもなく、移植されることもなく……もし見かけることがあったらプレイしてみてください。『マーシャルチャンピオン』より断然楽しめると思います。それではこのへんで。ではまた~