パンフレットで見るアーケード探訪:怒首領蜂

怒首領蜂 裏面
発売年 1997
開発元ケイブ
発売元アトラス
ジャンルシューティング
コントローラ8方向レバー+2ボタン

 名作『首領蜂』(どんぱち)の続編として登場した、本作。読みは『どどんぱち』。弾幕系シューティングの方向性を決定づけた、金字塔作品といえる名作である。1画面に最大245発かつスピードの遅い弾の隙間を表示するなど見た目で圧倒されるビジュアルや、その弾幕の中をすり抜けることができる当たり判定の小ささのバランスが素晴らしく大ヒットを記録した。

 基本的なシステムは前作から踏襲しているが、今作からショットかレーザーの強化の選択が可能となった。また、ボム満タン時に更にボンバーを取った場合、スコアが上昇する「マキシマムボーナス」が追加された。

 実はこの作品は高難易度の2周目が存在する。しかし、2周目に突入するためには条件を満たす必要がある。その条件とは、

・5000万点以上取得
・ミス回数が2回以内
・蜂アイテムパーフェクトを4回以上
・最大HIT数
 ・Aタイプ 270HIT以上
 ・Bタイプ 300HIT以上
 ・Cタイプ 330HIT以上

 上記のいずれかの条件を満たせばよく、すべてを満たす必要はない。そして、苦労して突入した2周目には真のラスボスの「火蜂」が待っている。真のラスボスの名に恥じない弾幕とその燃え盛るビジュアルは強烈な存在感をプレイヤーに与えた。

移植先一覧
セガサターン、PlayStation

当記事に関連する商品紹介