お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。
皆さん、クーラーをつけた部屋に引きこもってますか?
外出たら死ぬぞ!
というわけで、体調にはお気をつけください。私は先日友人と回転寿司屋に行ったのですが、暑いにもかかわらずお茶を2Lくらい飲みました。自分では十分水分をとっているつもりでも全然足りていないようです。おかげで脳の働きが格段に落ちており、理解力が全く働いておらず、友人の話がうまく入ってこない事態に。あ、これはいつもどおりでした。暑さ関係ないや。
そんなこんなで涼し気なゲームを紹介したほうがいいかと思って探していたのですが、今ひとつ思いつかない。それならエロ方向に振ってしまえということで今回のゲームを選択しましたよ。
というわけで、今日紹介するのはこちら
娘牌(にゃんぱい)
『美少女雀士プリティセーラー18禁』ではありません。ニチブツが制作した脱衣する上海といった感じの代物。ストーリーとして、
というものが用意されてます。それにしてもこの主人公の「住友かのり」はどう見ても厨二病患者ですね。居もしない敵を探して突然大見得を切ってみたりと痛い行動をしているに違いない。そして猫がしゃべるという状況も気にせず依頼を大喜びで受けるわけですが、肝心のゲームはどういうものかというと、
牌は三枚で一組。同じ牌を三枚選ばないと消えません。左右のどちらかが空いていないと取れないのは上海と同じ。
初めに指示される、暗刻×4を揃えればクリア。牌が残っても問題なし。
という感じになっています。こう見ると上海の亜種なのですが、上海とは違い、あまり遊ばせる気がないとしか言えないシステムになっているのです。上海では牌を取るとタイムが回復しますが、本作品は一切回復しません。どうやって回復するかというと、ステージに存在する時計の絵と「+10」もしくは「+20」が書かれた牌を取るとカットインとともに回復します。
「+10」だと
「+20」だと
他には女の子を倒したときに回復します。が、超微量。どんだけかというと、
↓
これ、ステージクリアじゃなくて、キャラクタークリア時のみなんです。つまり、クリアするまでたったの4回だけ。ワンコインでクリアさせる気は全くありません。コンティニュー前提の作りとなっております。ひどいでしょ。
さて、他にも効果を持った牌が存在します。
「STOP」と書かれた牌を取るとこのカットイン。
短時間だけタイマーの減りが止まります。
「万能牌」と書かれた牌を取ると出てきます。
万能牌はポーカーなんかのジョーカーのようなもので何と混ぜても消せる代物ですが、中途半端に消すと後々消せなくなって困ることが目に見えるので「万能牌」のみで消すことになる。実質役立たず。
このカットイン時に出てくる女の子は誰かわかりません。主人公が変身しているのかもしれませんが、本作に変身シーンは一切なし。
さて、それではゲームの内容に触れていきますね。ゲームを始めると登場する刺客は全部で5人。順に紹介すると、
第一の刺客、三菱うらら
安定のロリ枠。
脱がすと、こう!
ロリなのにちっぱいではありません。それなりにでかい。
あ、せっかくなので最後の一枚じゃなく、一番見栄えのいいものを御紹介。これ以降もこの感じで行きます。
第二の刺客、三和まお
二人目なので飾りが増えてます。スポーツ少女な感じ。
脱がすと……
麻雀牌を取られるだけで弾ける衣服。よくある肉体に傷をつけずに服だけを切る斬撃ですな。
第三の刺客、桜ちかね
ツンデレキャラっぽい感じ。ポニーテールは大好物であります。
一体どうやればこうなるのか
第四の刺客、福徳ありか
なんというか『魔法騎士レイアース』の「鳳凰寺 風」の色違いにしか見えない。
脱がすとこんなふうに。
そしてついに第五の刺客、大和あきら
飾りも派手になり、外套も最大サイズに。
そして当然ビリビリに……
上半身と下半身、つながってる?
ついにすべての刺客を倒すことができた「かのり」、ついに邪神と対面!
ということで、邪神アニシス登場せず……何がしたいんだこの作品。
あ、猫はちゃんと返してくれます。変に親切な邪神のしもべたち。
サービスクレジットに物を言わせてここまで来たのですが、お金だと2000円位使っている気が……
今回キャラクターを見ていて、微妙に何かに似ているような不思議な感覚に煽られ、PC-98の『さくらの季節』っていうゲームを思い出しました。まあ、あっちはキャラ造形は元ネタまんまなんですけどね。
私が働いていた店には初めから入りませんでしたが、近所のゲーセンで速攻なくなっていたのでなんでだろうと思っていたのですが、道理で速攻消えたはずです。脱衣以外に価値はなく、その脱衣も微妙と……
しかも本作が登場したのは1996年12月。そう格ゲー全盛期であります。このゲーム入れるくらいなら『ストリートファイターZERO2』とか増台しますよね、普通。
ここまで、どうやって紹介したものかと思いながら書いていましたが、『プリティーセーラー』とか紹介したほうが良かったかも……ちょっと後悔しつつ、今回はこのへんで。ではまた~