ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第15回:ダイエットゴーゴー

 お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。
 早いもので、もう今月は冬季オリンピックですね。全く騒がれていないように感じるのは私だけでしょうか? そんなこと言っている私はスポーツ全般に興味がなく、全く追っかけるつもりがないのですけれど。オリンピックが始まっても間違いなく「ドラゴンボールファイターズ」にハマっているか、「地球防衛軍5」でひたすらクリアーをしまくっているかと思います。絶対太る……ダイエットなんて全く気にしたことのない私は、とってもわがままボディをしているわけですよ。欲望に任せたボデーであります。そんなわけで今回紹介するのはこちら。


ダイエットゴーゴー

 ゲーム内容としては「スノーブラザーズ」「サボテンボンバーズ」と同じで画面にいる敵を全滅させればクリアとなる、よくある内容です。違うところといえば、敵の攻撃をウケても一回では死なないところでしょうか、丸々と太るんですが。その状態でもう一回攻撃を受けるとミスになります。あとは敵にあたってもミスとなります。ゲームのストーリーは……どんなでしたっけ? 変なおっさんがお菓子を配って皆を太らせたので、倒しに行く感じだったと思います。お約束の世界征服でも狙ってたんですかね。主人公たちは世界を守るなんて御大層な目的など持たず、太らされるのが嫌だから仕返しに太らせに行っているだけのような気がしますね。実際に攻撃方法は、


食い物を投げつけて太らせ、


体当たりで吹っ飛ばす!

 何故か太らせると浮くので、食わせるというよりは「ディグダグ」のようにガスを入れているイメージなのですが…… 大体、太ったら浮くんなら、誰もダイエットなんて苦労はしない! まあ、体重だけでなく健康面の問題も多いのですけど。しかし、浮いているくせに体重は増えているのでしょう。弾いた敵は他の敵に当たると、当たった全てを撃破して飛んでいきます。デブのひき逃げアタックなわけですが、コミカルであります。

 そして主人公ですが、一回攻撃を食らうと


こうなります。そしてもう一回食らうと、


弾けて死にます。

 太った場合、ダイエットのゲームなのだから走れば痩せるかとも思いますが、残念ながらダイエットドリンクでしか痩せられません。しかし、このドリンクの効き目が覿面過ぎて、現実にあればどんなにいいかと思いますね。ゲームセンターでこのゲームをプレイしていた頃は、むしろ痩せすぎでしたので太りたいと思っていましたが、今となっては……
 当時私は長崎在住であったのですが、長崎で平地というのは基本存在しないと言っていいので、意外と運動をしていたのです。なにせ、職場に行くのに山を越えるほうが早いと山を越え、帰宅時は家が山の途中にあるため坂を登りと生活しているだけで十分な運動ができるのです。その坂の急さといえば、今だと2メートルも進めば息が上がるのではないかと思うほど。そういえばセンチメンタルグラフティに長崎出身の山の手のお嬢様が登場していたようですね。


この遠藤晶ですね。画像の背景はオランダ坂。
登ると活水女子大学 東山手キャンパスにたどり着く、ただの石畳の坂です。

でも残念、長崎は山ばかりなので、貧乏人が山の手に住むのですよ。お嬢様は平地に住むのです。それが長崎。そんな長崎に住んでいた私は、あの頃54kgとかしかなかったですからね、むしろ太りたかったわけです。その思いが叶った今、大変なわけですが(苦笑) そんなわけで、今とても欲しい代物がこのダイエットドリンクなわけです。


燦然と輝く「D」の文字。左上のやつですね。

 このゲーム、それぞれの場所ごとにボスが存在し、ボスを倒すとご褒美CGが表示されます。


ボスに雑魚を太らせてぶつけるとこうなって、


ご褒美CGが。しかし主人公の二人の名前ってなんでしたっけ……?

 まあ、ご褒美CGと言ってもやっぱりDECOです。エロよりも面白さが優先されております。せっかくの美少女なのに、最終面をクリアーしたら……


こんな顔をします。残念すぎる。

 ちなみにこのゲーム、DECOのアクションゲームの中では屈指の難易度の低さを誇っていますので、ゲームに慣れていない人にも気軽におすすめできる代物です。簡単に敵を一掃出来てしまうので、その爽快感はかなりのものになります。楽しいので、見かけたら是非プレイしてみてください。あまりないかもしれませんが……

 それではこのへんで。ではまた~

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