ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第94回:のぞきめぐり 麻雀ピープショウ

お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。9月に入り、令和一作目となる仮面ライダーの新シリーズが始まりましたね。その名も『仮面ライダーゼロワン』。この名前を聞いたときに浮かんだのは赤と青のカラーリングのあのヒーロー。実際には全く関係はなく(当然ですね)、なんというか成型色そのままのカラーリングのライダーでした。正直な感想を言えば、スッキリしていてスマートでかっこいいライダーですね。色がなんというかマットな成型色みたいだったのでどうかなと思ったのですが、あれ、蓄光素材ですね。暗闇でぼうっと光るライダーは初めてじゃないですかね。ギャグも嫌味じゃなかったし見やすい作品ですね。ベルトは買いませんけど。きっと主人公こそ最初のヒューマギアというオチを期待しつつ視聴していこうと思います。お約束だよね、これ。

さて、それでは今回ご紹介するのはこちら。

のぞきめぐり 麻雀ピープショウ

麻雀の対戦相手ではなく、麻雀に勝つと覗いていいよというツアーに参加する主人公。こんなのどこで受け付けてるんだか疑問ですが、参加時に上記のことが説明され、麻雀が始まります。

この和了れと言わんばかりの配牌。麻雀ゲームってこの状態から上がれないという可能性があるのが怖い。国士13面待ちを和了れなかった経験があります。とはいえ今回は適当に打っていても

和了れたのでホッとしました。見逃したせいで和了り損ねかけましたが、結果オーライということで、いざ覗きシーンへ。

着替え中の更衣室をかなりの近距離で覗いています。これ、あれだよね。覗かれてるのわかってて着替えてますよね。天井のタイルを一枚持ち上げるのならともかく3枚引っ剥がしてますからね、ばれないわけがない。ということは露出趣味のあるヒロインということですかね。容赦なく覗いていきましょう。

……見事なまでに和了れない。あ、本作は当然というかアイテムによるイカサマがあります。それがコレ。

このポイントは「7」と書かれた牌を引くことで手に入ります。コレです。

コレを引くと1ポイントが手に入ります。30ポイント集めると全部見られるらしい。そうそう、本作は和了時の役の数によって見られる範囲が変化します。さっきの覗きも点数が低いと、

こうなります。視界が狭くなるんですよね。ということで、クレジットに物を言わせて30ポイント集めようかと思ったのですが、この頃のアーケードの麻雀はディップスイッチをいじると全部見れたりするのです。ということで、麻雀なんか打っている場合じゃねぇ! ということでここからCGを並べていきますよ。特に会話も存在しないので許してください。あと作中の順番とはあっていないとは思いますがそこも許してください。まず、更衣室の覗きです。

明らかに見せて喜んでますよね。感じているのは視線ですかね。それでは次のCGへ。次はテニスコートの草むらから。

公園で着替えるという変態行為。だめでしょ、普通に。更衣室を使用しましょうよ。なんでブラまで外してるんだか。特に左の子、全部脱がなくてもいいと思うんですよ。あと、絶対覗かれていることを理解した上で右のこのパンツを脱がせに行ってますよね。とはいえ右の子もおっぱい揉んだりとサービス精神旺盛な子です。そのサービスを楽しみつつ次のCGへ。

車の中で襲われるヒロイン。嬉しそうですが、そんなことより主人公は一体どこから覗いているのか大変疑問な構図となっております。車の屋根に張り付いているのかしら? すぐ通報されそうだけど……それでは次のヒロインへ。

うん、痴女ですね。しかも明らかに主人公が覗いていることを理解して見せつけてきています。絶対3枚目はこっち見てると思うんだよ。襲われそうだな?

さて、最後となります。次は入浴シーン

なんと、点数が高いと窓を取っ払っちゃうんですよ。絶対見せに来てるよね、これ。そしておもむろに湯船の中で足を洗い始めるヒロイン。何を感じてきたのかが大変疑問で、やっぱり視線かとも思うんだけど、泡のきめ細かさかもしれない可能性もあるんですよ? まあ、おもむろに我慢できずに足を洗う意味はわからないんですけれども。

ということで、これで全CGの紹介が終了なわけですが、何でもいいからとにかく脱がせろという脱衣麻雀の制作側の意図は理解できるんだけど、登場するヒロインがすべて露出趣味の痴女というのはどうなんだろうと思うわけです。まあ、ストーリーを鑑みるに覗かれる側ももちろん仕込みでなくてはならないのはわかるんですが、それならそれでもっと色っぽいポーズとかで誘惑してくれないかなぁと。それならもっとインカムも良かったんじゃないかな。でも、この絵では無理かな? 『スーチーパイ』の登場までは麻雀って地味なゲームだったんですよね。店の片隅にひっそりと設置されていて、置いてあるだけでいい感じ。インカムは二の次でした。アニメ絵に変わって大人気商品に化けるまではそんな感じでしたね。普通に考えたら、『麻雀刺客』がヒットしたのだから気づきそうなものでしたが、アイドルとか実写にお寄せる方向に行っちゃったんですよね。本作も、そんな不遇時代の1作でありました。いっそ、「覗き部屋」で良かったのにね、と思いつつ今回はこのへんで。ではまた~

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