さて、本日もとんがったゲームを紹介していきますよ。
今回ご紹介するのは、乳首ねぶりスライムやアナルドライバーといったパワーワードが散見されることで知られるRPGです。
Magica
サークルEclipse worksが2012年に発売した18禁の同人ファンタジーRPGです。
ちなみにアナルドライバーは作中に登場するカクテルの一種で、乳首ねぶりスライムは変態モンスターの名称です。
作中世界にはえっちなことをしてくる変態モンスターと普通に攻撃してくる普通のモンスターがおり、前者には変態的な名称が付けられています。乳首ねぶりスライムはその一種。
変態モンスターはごく一部のみですから、通常モンスターとの判別が簡単につくよう配慮された名前となったのでしょうが、あまりにもアレな名前だったためにインターネット上でスクリーンショットが広まり、一部で有名になりました。
確かに秀逸な名前ですよね、乳首ねぶりスライム。
この名前がモンスターについているということは、まず誰かが乳首をねぶられ、「ヤツは乳首をねぶるから」と命名された経緯があるのだろうとなんとなくわかりますし、「乳首ねぶりスライムに気をつけて」と真剣に警鐘を発せられると、この人はきっと乳首をねぶられたのだなと察してしまう。そういう物語性があると思うのです。
しかもこの名前が作中世界に定着しているということは、命名されてからいくらか年月が過ぎており、昔から現在に至るまで乳首の被害が発生し続けているのではないでしょうか。
すごいぞ、乳首ねぶりスライム。沖縄でいうハブみたいなポジションか。
ちなみにその他、変態攻撃をしてくるモンスターには子作りプラントやスケベ触手、肉欲オークなどがあります。
ここまでほぼ乳首ねぶりスライムの話しかしていないので、ゲーム内容についてもご説明していきますね。
ストーリーは、師匠の指示で「白の書」を求めて半島へやってきた見習い魔法使いの冒険物語。あちこち旅するうちに邪教の暗躍の気配を感じたり、8年前に突然の滅びを迎えた村にまつわる事件の真相について知っていく流れとなっています。
本筋はわりとシリアスなんですよ。
ゲーム中で重要となるのは、初期値100の「正気度」なるステータス。18禁RPGではよくある「淫乱度」の逆のようなもので、モンスターに限らず痴漢や浮浪者、盗賊などに襲われたり売春をしたりと、エッチなことを経験すると減っていきます。
ゲームはマルチエンディング制で、真のエンディングを観るためには正気度を最後まで初期値で維持する必要があります。周回でもしない限り正気度に回復手段はありません。
正気度が低くなるとモラルの低い行動も取れるようになりますが、正気度が半分以下くらいになるとバッドなエンディングに進むしかなくなるのです。
先のスライムで言うと、だいたい５０回ほど乳首をねぶられると破滅します。地獄への道は快楽で舗装されているのかしら。
エッチなシーンを観たデータでゲームクリアしないと回想部屋にシーンが収録されないので、あちこちでエッチな目に遭っておくか正気度100を保つか、最初に決めてからプレイするといいでしょうね。正気度や重要アイテム以外を引き継いだ周回プレイも可能なので、正気度を保つのはステータスが成長している2周目以降がおすすめ。全回想シーンは最短2周でコンプリートできます。
余談ですが、このゲームをプレイしていると戦闘中によく服が破けるためにおっぱい丸出しでも段々と気にならなくなり、うっかりそのまま街に入って逮捕されることがままあります。
しかし逮捕されても正気度は下がらず、ノーリスクで脱獄可能。さらに服が新品になるので、むしろ衣服代が浮くぶん逮捕された方がお得なシステムとなっています。
脱獄中にしか通れない場所に重要なものが配置されているので正気度が下がらないのは大変助かりますが、エロ本を読むだけで正気度が5も下がるのに、おっぱい丸出しで何度街に突撃しても100％正気扱いとは。不思議ですね。でもそこが好き。
脱獄は後ろの壁からどうぞ。
パワーワードで話題を集めたところからもわかるように言語センスの高いゲームのようで、細かな台詞も楽しめる良作です。
ちょっとバニーガール姿でのアルバイトや闘技場への挑戦といった要素もあり、さらには男湯に侵入していたいけな新婚の男を誘惑したり、売春でのお金稼ぎも可能だったりと、エロRPGとしての備えておきたいところは押さえた内容なので、ネタとしてだけでなく普通に遊んでいて楽しめるゲームだと思います。現在もダウンロード販売を継続しているタイトルなので入手も容易ですよ。RPGツクールで作られたゲームなので、プレイするならRTP（ランタイムパッケージ）を別途ダウンロードする必要はありますが、そちらも無料で入手可能です。
さて、それでは今回はこの辺で。また次回もよろしくお願い致します。
