ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第118回:エイリアンストーム

エイリアンストーム

お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。先週の金曜日に面白い記事を発見したのでちょっとご紹介。韓国の現代エレベータで炭素繊維ベルトタイプで最速のものを開発したというものなんですが、1分で1260m移動できるそうで。実際には加速する時間や停止までに減速する時間が存在するので実際にこの速度で常に移動するわけではないんでしょうけど早いですね。わかりやすいように計算すると時速75.6km、これって安全対策しっかりしないとギャグアニメみたいに止まらずに天井突き抜けて飛んでいきそうですね。なお、同じ速度を出せるエレベータ技術はすでに日立が持っていますが、安全のため最高速は出していないだけだと思うんですけどね。

と、、ダラダラ話しそうなのでここでゲームのご紹介。今回のゲームはコチラ。

『エイリアンバスター』ではなく『エイリアンストーム』です。ベルトスクロールアクションゲームで、爽快感と変なところでクスッとしてしまう不思議な面白さを持っております。プレイヤーキャラはサンダーガンを使うマッチョ男性「ゴードン」に火炎放射器を使用する美女「カーラ」、電磁ムチに加え様々な武装が内蔵されたロボットの「スクーター」の3キャラから選ぶことができる。結構アクションが多彩で、特にスクーターは足を外してバズーカに、とか、足の裏からバルカンとか無駄に武装が多い。またそれぞれにスペシャルアタックが存在し、ゴードンは軍に要請して絨毯爆撃を、カーラはICBMを敵に打ち込む、スクーターは自爆と明らかに軍関係者だろという攻撃が揃っている。

 ということで説明はここまでにして進めていきましょう。まず一面に登場する敵キャラを紹介。

まずは目玉のあるキノコの傘みたいなやつ。あ、特に名前はしりません。囲まれないように一匹ずつ倒していけば問題ないでしょう。そして次に、

植木などのオブジェクトの下に隠れている奴ら。正体を表すまで攻撃が当たらないのが面倒ですが耐久力は低いので楽勝かと。ちなみに画像の電磁ムチ、なんでこの角度に発生してるんですかね?

そしてなんとも形容しがたい化け物。カタツムリの殻みたいなもののようで、中から宇宙人が出てきてプレイヤーを中に引きずり込もうとします。あと、素知らぬ顔で歩いている赤い人は当然敵で変身して形容しがたい敵と同じになります。そして一面のフィールドはここで終了し、店の中へ。

店の中にがいると一人称のシューティング面に。カーソルで狙うタイプなので敵の出現入りを覚えてないと無傷は無理だと思います。私は背景を破壊してアイテム出すのが楽しくなって敵を大量に逃しました……

この人質を掴んでいるやつを倒せばクリアなのかしら。集中してブチ込んだら結構あっさりと。ただしダメージは喰らいまくりましたが。
 基本的にはこのベルトスクロールアクションと一人称シューティングの構成になっております。で、次の面へ。もう新しい敵紹介ぐらいになりそうですが。

攻めてきた宇宙人なのかな? 他に赤い色のやつもおります。あ、初登場はシューティング面ですね。人間に擬態して登場したりするので、結構地球は侵略済みなんじゃないですかね。あと明らかに青かったり赤かったりするんだから気づけよ地域住民共!そして次に、

虫っぽいのと形容し難い敵の変形が登場。コイツラが出てくると高速スクロール面です。

ひたすら突っ走って射撃戦を繰り広げます。敵の攻撃は軸をずらすかジャンプで避けましょう。クリアすると、

ベルトスクロールアクションに戻ります。新たに登場したのはおっさんが小学生になりすまそうとしているようにしか見えない敵。このトッチャン坊やの違和感の無さが怖い。そしてこの先で電気屋に入ってシューティング面へ。

 逃げ回る一般人がいる……。まあ攻撃は当たらないようだし気にせず殲滅だ!
 特にボスらしきものも見当たらないままクリアとなりました。多分一定数倒せば大丈夫なのではないかと思いまする。そして次の面から植物系が登場します。

この植物は倒せない模様。とはいえ毒を吹き付けてくるので攻撃して一時的にしおらせて動きを止めてすり抜ける必要があります。そしてさらに新登場するのはこちら。

手のサイズが、バランスがおかしい。そしてなぜ飛ぶ? なんだか気持ち悪いデザインです。そしてさらに、

消火栓にでも擬態するつもりだったとしか思えない形状のよくわからない敵。しかしこのゲームの通常ステージの敵は背が低い敵が多いですね。そのため攻撃モーションが斜め下に向けるものばかり。不思議な感覚です。

そしてここのシューティングステージは、車のディーラー。すべての車を破壊してしまいましょう。新たに登場する敵はこちら。

画面上のぶよぶよしたやつですね。多分スライム。そしてディーラーを破壊すると、

ハイスピードステージに。というか、ミッション3は長いですね。このステージを抜けると、

通常ステージにシューティングを抜けるとやっとボスに。ボスはダメージを与えると変身します。

ということで第三段階を倒すとクリアです。最期になんというか、頭虫といえばいいかな?が大量発生します。倒すとアイテムが出るので確実に取りたいところ。なお最期を倒すと即迎えが来ます。

動けなくなってアイテムが取れない……ということで次の面へ。

珍しくインターミッションが。ニュースによると敵の母艦が来た模様。ということで撃沈に。それにしてもスクーターよ、なぜトレイに前の首を乗せてるんだい?
それはさておき出動。今までと同じ敵を倒しつつ、倉庫で破壊活動。

そしてここで新キャラ、フナムシのでっかいやつみたいのが飛び回ります。まあ死ぬよね。ここをクリアすると敵の船を追いかけるハイスピードステージへ。そしてそこには、

道が途切れてハイジャンプが。このシーン、人間の2人だとちょっとコミカルなんですが、ロボットなので普通の絵面に。ビヨーンと飛んだら船に追いついて出てくる敵を撃破して中に入ります。中はもちろんシューティング面。

敵も背景もすべて破壊しまくりクリアすると、この船の真の姿が登場。そのまま宇宙に拉致されてしまいます。

形が違いすぎてなんとも。そして内部は生物的なステージに。

そして違和感しかないジュースの自動販売機。もちろん敵です。カモフラージュする気はない模様。適当な奴らめ。そして同じようなステージをもう一つくぐり抜けシューティング面へ。

高速でいフォウするカンガルーみたいなバランスの敵が登場。適当に銃を撃っていると勝手に当たりに来ることも。これをくぐり抜ければラス面へ。

わざわざここにいますよと教えてくれますが、特に意味はないかなぁ。やることは一緒ですしね。

とにかく数の多い敵を向こうに戦い抜き、

途中めんどくさくなり自爆し、ということを繰り返してボス戦へ。

猛攻をくぐり抜け(かっこよさげに言ってますが、もちろん物量に負け死んでます)、最期に残る背景の脳みそを攻撃。

これにてクリアであります。このゲーム、大味でなんとも言えないセンスに溢れたゲームで個人的にはどストライクだったので記事にする前にも色々調べたわけですが、このゲームの開発チームは、『ゴールデンアックス』、『忍』、『獣王記』を開発したチームとのこと。そりゃツボるわ。

このタイトルがリリースされたのは1990年。スーファミが発売された年ですね。まだまだファミコンしか持ってなくて、『ウィーザードリィ3 ダイヤモンドの騎士たち』でグレーターデーモンで経験値を荒稼ぎしていた頃で、ゲーセン通いすらしていなかったので実際にお店で見たことはないんですよね。まあ、この頃宮崎なので、ゲーセンにあったかも怪しいんですけど……

ということで今でも楽しい大味で派手なアクションゲームですのでぜひプレイしてみてください。そして段々とSEGAマニアに……

そうそう、このゲームエンディングがまたおかしいので見てほしいんですよね。ということで、いつものワンコインクリアの人の動画を貼っておきます。うまいんだよなあ……

それではこのへんで。では。また~

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