MSXパーフェクトカタログ発売を記念して、今回のとんがったゲームはMSXでもリリースされたタイトルからセレクトしてみました。といってもスクリーンショットは前回と同じくPC98版のものとなりますが。
さて、それでは今回ご紹介するゲームはこちら。

韋駄天いかせ男 麦子に会いたい
ファミリーソフトが1980年代にリリースした美少女ゲームです。前回に続いてまたインパクトがあるタイトルですね。こちらは内容もインパクトあるものでして、主人公であるいかせ男が言葉だけでイカせる異能で女の子をイカせまくるという珍妙奇天烈なストーリーが描かれます。5人の女の子をイカせてパスワードを聞き出し、本命であるアイドルの麦子に会いに行くというのが本作の大まかな流れですね。
6の選択時は1~5のパスワードが求められる
電車や教室、エレベーター、自室などシチュは様々
平和な日常を過ごす女の子の元へ「俺だ、イカセ男だぁ。ファッファッファ」なる不気味な名乗りと共にいかせ男は現れ、前置きもなしによくわからない言葉を女の子へと浴びせかけるのです。
いかせ男にかかれば魔性のささやき戦術でどんな女も即昇天――という訳ではなく、イカせるためにはターゲットが興奮する言葉を投げかけてちまちまゲージを溜めねばなりません。韋駄天というわりに地道な作業です。