ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第114回:はちゃめちゃファイター

お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。遅れて申し訳有りません。色々あったんです、色々。という適当な言い訳をしておりますが、別にコロナにかかったわけではありません。というか、普通にしてたらかからないんじゃないかな? マスクもしてないんだけど、なんともありませんね。テレビ番組などでヤバイヤバイと報道されておりますが、なんであんなに不安を煽るような報道しか出来ないんですかね、アイツラは。それにしても、感染者が出た国を真っ赤に塗りつぶしている世界地図を見ると、『Plague Inc. -伝染病株式会社-』というアプリのゲーム画面みたいですね。全人類が感染したら致死率を上げて皆殺しにするのだって準備している画面みたい。これはこれで熱中してしまうゲームなのでおすすめですよ。

さて、殺伐とした話はここまでにして、今回は癒やしを求めていきましょう。ということで今回のゲームはこちら。

1991年にNMKが初めてNMKの名前でアーケードにリリースした記念すべき1作目、『はちゃめちゃファイター』です。プレイヤーキャラはわんぴぃがかわうそ、つーぴぃがつちぶたとなっております。敵キャラも動物だらけ。プレイヤーのショットも海洋生物となっており、パワーアップしていくと大きなサイズの生き物になっていきます。そのパワーアップはこちら。

といった感じにパワーアップしていき、死ぬと1段回下がります。そうそうまんぼうまでパワーアップできません。とにかく内容を紹介していきましょう。まずプレイヤーキャラのかわうそが戦いに赴くわけですが、

浮き輪でもつけるように戦闘機を持つかわうそが可愛い!

この戦闘に赴くとはとても思えないほのぼのとした発進シーンに癒やされたプレイヤーも多いハズ。そして襲い来る敵は、

一面だと「りす」や「いのしし」。他にも可愛い動物しか出ません。なお「いのしし」はアイテムキャリアーです。倒すとパワーアップ2種類のどちらかが出ます。パワーアップはこちら。

ということで大変わかりやすいパワーアップが出ます。説明の必要すらないという。なお全滅してしまった場合は、

ちょっとイノシシで見づらいですが、「すぺしゃるつおい」が出て、取るとショット・オプション共に最強になります。ということで、道中は正直あまり説明することがなくてですね、とりあえず各ステージのボスを紹介していこうかと。

1面のボス。さるではないです。上からボムを打ち込んでくる面倒な敵。ボムのびっぐをつかうと楽勝です。

2面のボスは、ぼのぼのみたいなキャラ、たぶんらっこが乗ってる潜水艦。ボスって結局びっぐが楽です。

3面目のボスはおさるの列車。結局びっぐに頼る私。なお、この面は地面があるのでレバーを下に入れっぱなして歩くと点数が入ります。同じく右も危険なので入れっぱなすと点数が。つまり右下は大量得点が狙えます。まあ死ぬけど。

4面のボスは装甲車に乗ったあるまじろ。何がめんどくさいってこいつ丸まって跳ねるんですよ。避けづらいったらありゃしない。まあ、結局頼るよね、びっぐに。

5面はこいつ。潜水艦再び。今回は途中で潜ります。面倒なだけですが、画面の左後ろに行くのだけはやめてほしい。こちとら右向きにしか攻撃できないんだってば。

6面のボスは再びあるまじろ。飛ぶのが面倒になってびっぐを使っております。はねて玉をばらまかれるのがきついんですってば。こちとら抱えている戦闘機部分は全部喰らい判定なんで、ガンガン食らうんですよ。なおスピードアップはありません。

7面目は後ろから登場する爆撃機。コイツラを倒すとパイロットが脱出するんですが、打ち込むとポイントが貰えるので、できるだけ高い位置で撃墜したいところ。

ラストとなる8面目のボスは観覧車に乗っているうさぎ。バズーカを構え、ニンジンミサイルを打ってきます。今更ですがボスは一定時間がすぎると自爆します。びっぐを使って前に突っ込み、安地でレバー右入れで点数稼ぎという方法も。倒すと観覧車が外れ転がってくるので、上に逃げればあとは見るだけで終了です。エンディングはこちら。

ということで難易度が上がった2周めが始まります。かなり適当な紹介になりましたが、これねプレイしてもらえばわかるんですけど、めっちゃ難易度高いんです。NMKという会社自体が難易度高いゲームしか作ってないんですけどね、こんな可愛い見た目でこの難易度はイカンのじゃなかろうかと。まあコンティニューさえすれば「すぺしゃるつおい」のせいで最強状態を維持できるんですけどね。

さてこのゲーム、ストIIと同時期に登場しており、即見向きもされなくなってしまった悲しい事実が。やっぱり難易度が高すぎるんだって。キャラクターは可愛くて女性ウケしそうなのに、とてもじゃないが勧められない難易度の高さ。あれですね、ターゲット層が定まらない感じですね。個人的には好きでよく遊んでたんですが、一般受けはしなかったようで。さすがにこの頃私はまだ高校生。どのくらいの売上化とかはわかりませんが、すぐ消えたところを見るに、まあ悪かったんでしょうねぇ。そういえば家庭用ってあったっけ……?

ということでそれではこのへんで。ではまた~

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