さて、本日もとんがったゲームを紹介していきますよ。今回はWAFFLEのナースものを取り上げてみることにしました。
右手がとまらない僕と、新人ナース VC版
足を骨折して入院生活を送ることになった主人公が、学生時代の憧れの先輩で新人ナースのみさきにお世話をしてもらうゲームです。エロゲーに登場するナースにお世話されてエッチなことにならないわけがないので、当然のように下の世話も熱心にしてもらえます。
『右手がとまらない僕と~』のシリーズはプレイヤーが快適に“1人遊び”できるようこだわって作られているので、上記のストーリーはあくまでおまけ。そして、ストーリーを楽しめるモードであっても具体的なプレイ内容は指定可能となっています。
「ひとりエッチで思い出作り」では、行為の内容をあれこれと指示する「コマンド選択モード」と、テーマに沿ったプレイ内容が既に定まっている8つのシチュエーションから好きなものを指定する「シチュエーション選択モード」のどちらかを選べます。
ちなみにコマンド選択モードは進行フェイズを自由に移行可能。「導入」「勃起」「しごき」「興奮」「射精寸前」「射精中」「射精後」「事後処理」から鑑賞するフェイズを指定してフィニッシュのタイミングを自分に合わせられます。
ストーリーと関係なく延々いちゃいちゃできるゲームというとアリスソフトの『あゆみちゃん物語』などを思い出しますね。
アフターエフェクトでキャラクターがぬるぬる動いたり、声優の演技にも力が入っていたりとエッチな表現にもこだわっている様子。ついでに普通に会話している場面でも立ち絵の上から下着を覗く機能で遊べます。
と、ここまでは『右手がとまらない僕と、新人ナース』と概ね同じ内容ですが、ボイスコントロール版である本作はさらにマイクを接続することで声による操作ができるのです。これでプレイ中におててが忙しくてもマウス操作に気を取られずに済みますね。私はこれを利用して、空いたおててで味噌汁を作りました。わかめと絹豆腐のやつです。まったく、ワイヤレスヘッドセットは最高だぜ。
声で指示をする時はゲーム画面に赤く表示された文字を読みます。プレイヤーの“1人遊び”を妨げないようボイスコントロールを採用してハンズフリーを実現したのだろうとは思いますが、コンフィグ画面からフルスクリーンに変更したりと設定も声でいじることができますよ。
ボイスコントロールは画期的な試みとは思いますが、惜しいところもあります。マウスカーソルの位置によってはクリックした扱いになる現象が発生する点と、マイクをオンにするとゲーム音声に加えてノイズが耳に入る点です。
マウスカーソルについては予め邪魔にならない位置に避けておけば解決します。ノイズに関しても、指示をしない時はマイクをオフにするようにしていればノイズは耳に入りません。ただ、マイクをオンオフしていると完全ハンズフリーではなくなっちゃうんですよね。
といっても個人的にはマイクのオンオフをする程度は苦ではないので気になりませんでした。もともと「エロゲーをプレイする際にクリック作業が邪魔」という感覚は私にはないものですし。というわけで不満はありませんが、ゲームプレイ中に「口で咥えて」とか声に出して言わされるのは羞恥プレイの一種なんじゃないかとは思いました。
さて、本作に興味は持っていただけましたか? WAFFLEはゲームやAVに連動して動く電動オナホールの販売もしていたりと(連動は対応している作品に限りますが)技術的な試みも面白いメーカーなので、気になったらグッズ関係もチェックしてみるといいでしょう。自分で使ったことはありませんが、試みとしては面白いのでおすすめしておきます。
それでは今回はこの辺で。また次回もよろしくお願いします。