ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第93回:ザ・グレイト・ラグタイムショー

 お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。もう来週には9月ですよ、早いですねぇ……宿題がある人は終わったんでしょうかね。まあ、私の人生は宿題だらけで終わる見込みは有りませんが……あ、でも終わるときは死ぬときか、それなら終わらなくていいや。気になるマンガもやりたいゲームもいっぱいありますからね。早く実用化しないかな、フルダイブVRゲーム。しかし、死んで異世界転生も捨てがたい。まあ、そんな馬鹿なことを考えて生きております。そんな馬鹿の代名詞のような私が今回ご紹介するのはこちらのゲーム。

ザ・グレイト・ラグタイムショー

最近あまりというか全然見ない横スクロールシューティングゲーム『ザ・グレイト・ラグタイムショー』です。内容は悪の科学者のような感じの奴らと戦うお話。主人公が乗っているのは赤い複葉機。何故かフック付き。このフックでいろんなものを持ち上げボムとして使える。物によってはなんの威力もないんですけどね敵兵士を引っ掛けても爆発するわけもなし。あ、高いところから落とすとグシャってなって死にます。なかなかにひどい表現です。さて、始めていきますか。

スタートはこの多分整備工場から。目の前に星型エンジンと思われるものが置かれていますが……どう見てもこの複葉機には乗らんのだけどもっと大型の爆撃機とか整備する工場なんですかね? この建物大きいし。この工場に攻撃を受けるところから始まります。

こんな感じで問答無用で攻撃されます。慌てて飛び立つわけですが、後ろのフックにはガンダムハンマーの先みたいなのが引っかかっております。そして工場を脱出してステージが始まります。ちなみに操作自体は飛ぶと直ぐにできます。

主人公が乗っている複葉機はこんな感じで前方に攻撃ができます。そして慣性に従って動くフック。2006年にリリースされた『トリガーハート エグゼリカ』に先んじること14年前にすでに振り回して敵に投げつけることができるんです。まあ、エグゼリカのような使い方はできませんが。なんと言ってもこれボムなので。まあ攻撃判定はあったような気がしますが。ともかく進んでいくと、ステージ最後にはボスが待受けています。最初のステージのボスはこちら。

ここまでたどり着きましたが、機体は煙を吐きヤバそうな感じです。そして連打が面倒になってきました。機体もヤバそうだしやり直しつつ連射装置を起動です。

このゲームは素早く連射すると電撃が発生します、上下前後+斜め4方向の8方向にバリバリと放ちます。なおこの攻撃、敵弾もかき消します。つまりコレさえ出していればまず死なない。一応制限もあって画面下の左側「SP」と「RPM」と書かれている場所。この状態を維持してしまうとオーバーヒートしてしまいます。オーバーヒートするのは、ステージはじめからこの状態を維持するとステージ終わり頃なのであまり気にしなくても大丈夫ですが、ボス戦が大変になるのでちょっと休ませたほうがいいですね。ただ、ボスまで持ってくると、

こんな感じでただ連打するだけでほぼ終わります。ボスの攻撃もかき消えますしね。そして倒したボスは

落ちてま真っ二つに。アオシマ製ですね。しそして、固定のファーストステージをクリアしたら、

ステージセレクトに。なお最終ステージは別途用意されており、これらをクリアすることでたどり着くことができます。そして、ここからがこのゲームの真骨頂となります。選ぶのも面倒なので順に選んでいきますね。この「KONYI ISLAND」は遊園地です。

このステージから背景も壊れまくりますこのステージでわかりやすいのは植木。この植木が

一気に葉が吹き飛ばされたり、

いろんな形に選定されたりとギミックが大量に隠されています。こステージの見どころはなんと言っても観覧車。ぐるぐる回って大変なことに。

外れた観覧車がジェットコースターのレールの上を走ります。大変邪魔なんです。回転に巻き込まれてどこにいるのかわからなくなる時ありますし……挙げ句、

どこを通るんだよって場所に。背景にあたっても死にませんが普通に着地するようで、このレールは通り抜けできない代物。どうするんだと思っていたら、

突然壊れて通れるように。この先で色々抜けて、ボス戦です。

ラスボス戦はお化け屋敷前。あ、そうそう、下のロボットに「IN」と出ているのは乗れるからです。このゲームあくまでプレイヤーが操っているのはパイロット。機体が破壊されると生身でハンドガンを撃ちまくって戦うんですが、近くに乗れる乗り物があればそれに乗って戦えます。ただ、電撃出るのは複葉機だけなんでよね。他の機体はボムとかもないし。ともかくのボスステージ、建物がせり上がり下からパイプオルガンが登場、ボスの科学者が引き始めます。すると、

地中から現れる棺桶からフランケンの怪物が。飛び跳ねて、鉄球振り回すだけなので落ち着いてよければ楽勝。

当然といえば当然ですがロボットでした。いま、主人公はタフ・ガイの像の後ろで銃を撃ってますということで次の面は「Trans-porter」巨大飛行船です。

ずっと背景を飛んでいるこいつが、まあボス? とにかく戦っていると後ろの方にたどり着いたときに

突如現れる特攻機。爆弾積んで体当たりのおかげで穴が空きました。

ちょびっとだけ。で空いた穴から中に入り込みます。中は、

こんな感じでぎっちり構造物が。これ飛行船かと思ったら、ただの大型輸送機ですね。そして侵入者を狙ってくるロボット。いや、お前天空の城を守ってろよ!
と思いつつ進んでいくと、

突然墜落し始め、疑似無重力状態になったり、

操縦室には科学者がいて捨て台詞とともに逃げていったりします。逃げた科学者を追いかけ船尾の方へ下のルートを追いかけます。

そして船尾に突くもとっくに逃げられており、仕方がないので

格納されていた機体を奪って脱出。でステージクリアです。次のステージは博物館が舞台。あまり代わり映えもしないので端折っていきます。

航空機が展示されている博物館に破壊の嵐をもたらし、続いて

恐竜エリアで破壊しまくり、そしてたどり着いたボスは、

トリオの木馬。一番弱いボスかもしれない。頭絵を破壊して背中側に入り込むと

完全な安全地帯。とはいえ電撃のおかげでしょうけど。倒すと、スタンピートが発生。

何でしょうね、これ。ともかく次の面、クリスマスの街。

このステージは攻撃力は下がりますが、こんな事もできます。

建物に飾られていた幕を引っ掛けて飛ぶ。攻撃力は全く有りません。ネタですね。ただ、ステージの雰囲気に流されこのまま飛びたくなります。そして進んでいくと、

銀行の入り口を破壊し、

金庫の扉を破壊、

中の金貨を奪いつつ地下へ。ということでなにげにバリエーション豊かなステージであります。ステージを抜けボスまでたどり着くと、

ボスはサンタクロース。顔が入れ替わると、

怒りの顔に。この状態のみ攻撃が通ります。怒りのときは

銃を使ったり袋から砲撃したりしますが、全部電撃で消えます。無茶をしなければ楽勝。そして次は工場。

ここも普通なので端折ります。

途中の工場なんですが、通路から出たらベルトコンベアの上というのはどういうことだ? ともかくここを抜けると(中は面倒だから上を通った)

ボスです。最初のステージのボスと同じに見えるんですが、倒すと

中から戦車が登場。明らかにこんなもん載せるぐらいならおろして空いた重量を使って装甲や武器を積み込んだほうが強いと思われ。コレを倒すと最終ステージ。

敵の本拠地へ。一気に攻め込むということなんでしょう、明らかにスピードが違います。取りそこねたボムがあっという間に画面外に。そして、

敵本拠地に到着。扉を破壊して中へ

なんというか、パイロットのキャラが存在するというのに、飛行機のまま建物内を突き進みます。まあ、あまり面白いギミックもないのでボスまで飛ばします。ボスに到着すると、

勝手に着陸します。そして、始まる会話。

話そうも何も、最初に攻撃してきたのはそっちではと思いつつ、とりあえず聞くことに。

演説が長いですが、ここで「だが断る!」をやると、ボス戦をして二週目が始まります。今回は手を組むことにします。

と言われ2ステージ戻されますがやることは同じ。抹殺です。そして帰ってくると、

そして船に乗って飛んでいきます。その後の話は絵で表示されます。

コレにて終了。多分こっちがグットエンドだと思います。きっと核のない世界を作れたんでしょう。正直あれがなかったらいつまで戦争してたのかわかりませんが……無駄に国民の戦意を煽る新聞とかあったわけですしね~上手く戦争も回避したという未来であることを望むばかりです。

とまあ色々書きましたが、何より言いたいのは本ゲームある意味DECOの集大成と言っていいシューティングゲームだということ。機体を破壊され、パイロットになってもゾウに乗ったりと楽しい。まあ、私が慌てて乗ると何故かホッピングになるんですけど、なんでだ? 色々破壊すると出てくるいろんなものがDECOらしいとか、大変楽しいお祭りゲームであります。残念なことに移植はされていませんので見かけたらぜひプレイしてください。きっとこのノリにハマることでしょう。あ、難易度に関してはですね、プレイヤーの腕に応じて調整されますので難しくて同しようもないということは有りませんのでご安心を。それでは今回はこのへんで。ではまた~

当記事に関連する商品紹介