発売年 | 1989 |
開発 | ティアールテック |
発売元 | 日本物産 |
ジャンル | 脱衣麻雀 |
コントローラ | マージャンパネル |
とんねるずの石橋貴明似の男が下着調査と称してギャルに下着を見せるように要求する、なかなかにひどいストーリーが展開される脱衣麻雀ゲーム。登場するヒロインたちも麻雀で勝てばと受け入れていく姿が非常にシュールな作品。ヒロインたちはアイドルをモチーフにしており、立ち絵は見ればすぐに分かるほどに似ている。アニメ系の麻雀ではなく、リアルなものがウケたことから、この手の写実的な作品ばかりが登場した時期の作品。
本作ではプレイ中に、同じ絵柄のフルーツ牌を3枚そろえると次回のプレイにイカサマアイテムが使用できるようになる。ただ、牌を引くときにランダムで登場するので、狙って手に入れることはできない。
また麻雀に勝つごとに少しづつ番号を教えてくれ、全員に勝つことができればすべての番号が揃うようになっている。これはNTTの伝言ダイヤルの連絡番号と暗証番号で、すべて揃えば実際にギャルの悩ましい声を聞くことができるというものであった。ただのアイドル麻雀から脱却しようといろいろな手を考えたシステムであったが、効果の程は不明。その後の脱衣麻雀で1作か2作しか存在しないことを考えると、大して喜ばれるものではなかったと思われる。
紹介記事を書かせていただきました。記事はこちら。
「ゲーセン店員の懐古主義で行こう 第87回:ギャルの告白」