とんがりギャルゲー紀行 第72回:64大相撲

さて、本日もとんがったギャルゲーを紹介していきますよ。

今回は第72回ということで、ヒロインの胸囲が主人公よりも小さいゲームをセレクトしてみました。

どうして第72回だと慎ましやかな胸にこだわるのかについては明言を避けますが、きっとわかる人にはわかることでしょう。

というわけで、今回ご紹介するのは前回と同じくNINTENDO64のタイトル、

『64大相撲』です。

力士が主人公ならそんじょそこらの女の胸囲には負けないでしょうから、今回のコンセプト的にはバッチリですね? ちなみに本作は力士育成と恋愛要素を絡めた相撲ゲームで、ボトムアップによって開発・販売されました。リリース時期は1997年11月。

『64大相撲』はシンプルなタイトルに反してなかなかにクレイジーな作品です。主人公はハイジャック犯に突っ張りをかまして大空に解き放ったり

飛行中の飛行機からハイジャック犯を放り出します。たぶんパラシュートなしで。

ミニゲームでは自身も空を飛ぶこともあります。

うーん、わけがわかりませんね。といっても、こういう荒唐無稽さは見ていて楽しいので個人的に好きなんですが。さしずめ相撲版『パワプロ』といったところでしょうか。

あ、ちゃんと相撲もするので安心してくださいね。

バトルモードやトーナメントモードも収録されていますが、とんがりギャルゲー紀行としては恋愛要素のある「よこづなサクセスモード」のみを紹介していきますね。

このモードでは前頭十五枚目の力士を育成し、横綱を目指して戦っていきます。初期ステータスで全勝優勝もできてしまうので、正直なところあまり育成をしている感はありません。『パワプロ』シリーズと違ってリセットしても警告が入らないので、難易度もそう高くありませんし。

ですが、得意技で勝利したり優勝することで入手できる「星」というアイテムがあり、これを消費して各種相撲技を覚えさせられるので、理想の技を身に付けた力士を作るのは楽しいかも? 各種技は見応えがありますし、育てた力士は他のモードで使うこともできますし、育てて損ということはないはず。

バランスタイプ、スピードタイプ、こうげきタイプ、たいりょくタイプ、にんきタイプの5人から育成する力士を選択できます

ちなみにしこ名は自分で設定できますが、デフォルトから変更すると実況がなくなってしまうのは残念ですね。さすがにNINTENDO64で名前をボイスで呼んでもらうのは難しかったのでしょうか。

サクセスモードの流れは実にシンプル。ひたすら各本場所に出場し(たまにライバル力士たちから果たし状が届いて個人的に対戦することもある)、白星を獲得してステータスを微増させていきます。増えるステータスは決まり手によって異なります。

取組ではCボタンを使って技を繰り出し、互いの「ねばり」を削っていきます。相手のコマンドと反対方向にアナログレバーを入力すると自分の「ねばり」の消耗を避けることも可能。相手の「ねばり」を削り切った状態で技を繰り出すと勝負がつきます。

技を入手して各Cボタンに設定しておくとゲーム中で使えるようになります。なかには反則級に強い技も……。

シナリオ中で時折遊べるミニゲームはステータス大アップのチャンス。ミニゲームは複数用意されており、孤島でローリング昼寝して疑似ピンボールするものや、トランポリンで飛行機と同じ高さまで跳ぶものなど、個性的なゲームが色々収録されています。

操作説明も見られるので安心ですね。
ころがります。
フキダシ内のちゃんこの具を箸でつかみ取ります。
アフガン航空相撲?

取組の合間に自動でイベントが発生する形式なので、プレイヤーが自発的に女の子を誘い出すといった行動はできません。ひたすら相撲の結果を出して女の子の気を惹くことになります。

ヒロインは別の相撲部屋の親方の娘やアイドル、女子アナウンサーなどさまざま。当時のポリゴンで描かれたキャラクターなので、デフォルメされているとはいえ、あまりぐっとくる見た目ではありませんね。といっても話すと面白い娘ばかりなので、魅力がないわけではないんですよ。

とはいえ、発売当時の技術を鑑みれば頑張っているほうなのではないでしょうか。ウェーブがかかった髪を描画するのはムリがあったかもしれませんが……。

生身で月に行ってもRIKISHIなら大丈夫。

負けなしで最後までプレイすると最終的にはヒロインとの結婚が決まり、なぜか月でラストバトルをすることになります。月の重力も反映されていて、投げ技を使おうものなら力士の巨体が座布団のようにすっ飛ぶのが楽しいですよ。

さて、『64大相撲』はいかがでしたでしょうか。ちょっとテンポが悪い部分もあるのでプレイするには時間がかかるかもしれませんが、興味を持ったらぜひプレイしてみてください。シンプルすぎるタイトルで損しているんじゃないかともったいなく感じるくらいにはいいバカゲーだと思いますよ。

それではこの辺で。また次回もよろしくお願いします。

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