パンフレットで見るアーケード探訪:アレスの翼

アレスの翼
発売年 1986
開発/発売元 カプコン
ジャンル アクションシューティング
コントローラ 8方向レバー+2ボタン

 縦スクロールのシューティングゲームを基本として、マップの仕掛けにより横視点のアクションシューティングゲームに変化する独特のスタイルをもったシューティングゲーム。操作方法は縦スクロールのシューティングのときは8方向レバーと対空攻撃と対地攻撃の2ボタン、アクションシューティングのときは8方向レバーとショットとジャンプとなる。
 地上にある顔面像の口に吸い込まれる、またはマップの最後の門番を破壊すると、アクションシューティングに移行する。

 様々な要素を取り入れ新しいものを作ろうとした本作ではあるが、その完成度には疑問を持たざるを得ない。シューティングにおいては最大までパワーアップできればボスですら瞬殺。アクションにおいては作り込みが甘く、操作性の悪さが目につく。評価としてはカプコンゲームの中でも最低の部類という評価も受けている。
 ただ、ゲーム性の評価が低い一方でBGMへの評価は高く、ファンも多い。BGMを手がけたのはTAMAYO(河本圭代)、後にZUNTATAで名を馳せる作曲家である。

 コンシューマにおいて、日本では単体で移植されることはなかった。単体での移植は「Nintendo Entertainment System」(海外版ファミリーコンピュータ)でのみ行われた。

移植先一覧
PlayStation2、PlayStation3(配信)、Xbox360(配信)

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