お早うございます、こんにちわ、こんばんわ。稲波でございます。
新たに遊び始めた『スパイダーマン』のバグを利用したレベルアップがうまく行かず、がっかりしている毎日っであります。なんか、アプリケーションエラーが出るんですよね。実際にはアプリケーションと言うよりハードが熱暴走を起こしている予感……涼しくなっているというのに、どういうことだ? なんとか冷却方法を考えねば、などと考えながら『Stardew Valley』を遊んでおります。こっちはサクサク進みすぎて怖いくらい。頑張って大農場を完成させてみせるぞと意気込んでおります。楽しいのでおすすめですよ。
とまあ、近況とおすすめゲームの話はここまでにしまして、今回紹介するゲームはこちら。
ランドメーカー
知る人も知らない、知らない人はもっと知らない感じのパズルゲームであります。本当に人気でなかったからなぁ……
どれくらい人気ないかは、Wikiを見れば一目瞭然。以下、Wikiより引用。
「ランドメーカー」(LAND MAKER)は1998年にタイトーより発売のアーケードゲーム。ジャンルはパズルゲーム。プレイステーション用のソフトも1999年に発売され、2008年にはゲームアーカイブスとして配信された。
概要
操作方法はレバーとボタンで行い、建物というプライズを組み立てて固まりを作って行く。もう一回それを当てることで消すことが可能。建物の建設範囲が広いほどで消すと高得点を得られる。消した建設は相手のブロックに送りこまれ、ピースが置けない状態でデッドラインを超えるとその時点でゲームオーバー。1人プレイのCPU戦は試合は1回で、全10面構成。対戦プレイでは規定本数を先取した方の勝利。また、ゲーム開始時にプレイヤーが使用するキャラクターは8名から選択でき、キャラクターの使用で設計するピースが異なる。
以上!
私が思うに、知名度の低さは出荷本数の問題だと思うのです。具体的な数字は知りませんが、タイトーの直営店にしか入らなかったんじゃないかと思うほど、他店舗で見たことがありません。そんなわけで、まず知られなければ人気がでるわけもありません。大体ですね、本作が発売された1998年は他に『KOF98』『マーヴル VS カプコン』『エスプレイド』などなど、派手なタイトルが並ぶ中、このゲームのタイトル画面は、
地味。
『パズルボブル』と同じ人が開発したとは思えないほどに地味。もちろんその地味さはゲーム画面にも及び……ともかく、ゲームのルールから説明しましょう。
画面の文字通り、同じ色をつなげることが大事。そして、正方形になるようにつなげると、
建物ができます。正方形じゃない場合は塀ができます。そして、
このように同色のブロックを角と角がぶつかるように打ち込むと消えます。
建物がデカければでかいほど相手への攻撃が激しくなります。最大5×5のサイズの建物まで作れます。
なお、消したときは建物の大きさに応じたアイテムが登場します。矢印は埋めた攻撃を押し返す効果が、星はぶつけラブロックと同色が全部消え、月は画面のブロックが全てぶつけたブロックの色に、太陽のブロックはぶつけた色のブロックが大量にフィールドに落ちてきて、一気に建物になります。つまり、5×5の建物を破壊して太陽を出して……とやると反撃できるわけもなく決着します。というわけで、できればこれを決めていきたい、だけど早々できるわけもなく……
さて、それでは登場キャラクターを紹介しましょう。
飛劉(ヒリュウ)炎使い。
愛華(アイファ)植物を育てる力がある女性。
蒼瞑(ソウメイ)氷使いの青年。
踊燕(ヨウエン)実は男。
楼蜃子(ロウシンシ)幼女を連れた青年。
櫚鈴(リンレイ)なんというか五飛みたいな……
候虎(コウコ)
錬奇(レンキ)毒使い。
というわけで、私の記憶ではこんなもんです。風水の木火土金水に当てはまるのかもしれませんが、よくわからないですね。
そして、タイトーのゲームにつきものの隠しコマンド。タイトル画面で、ボタン、右、左、ボタンと入力すると、画面右下にキャラクターが登場、ゲームをスタートすると……
蘭嬬(ランジュ)中ボスの美女。
鎧羅(ガイラ)ラスボス。魔王らしい。
ということでこの2キャラが追加されます。ほんとこういうの好きだよね、タイトー。
とりあえず、今回のためにプレイした画像をどうぞ。
この8分割され、荒れ果てた土地を取り合うことになります。キャラに合わせて色を付けておくべきだったと思うのですが、どうでしょう?
プレイ中の画面ですが……地味なので以降飛ばします!
全員を倒すと、中央に島が。そこに中ボスの蘭嬬の姿が。
蘭嬬を倒すと、
魔王登場。倒せれば……
エンディング。実は各キャラにA・B・Cの3種類づつ存在しております。(ボスは除く)
このエンディングはBのエンディング。面倒だったから1勝すれば勝ちにしたので(デフォルトは2本先取)点数が低く、Aは無理でした。
エンディング後には総合評価で段位が表示されます。コンティニュー回数も表示されます、こんなふうに。
個人的な評価をするならば、まあタイトーのゲームだなといった評価になります。ゲームシステムを理解するとデカい建物を作れて、それを破壊するときの爽快感と文句のないゲームなのです。
ただ、見た目が悪い!
どこをとっても地味で目を引かないという問題。タイトーはいつもそうなんだ。画面構成だけでも派手にできれば、まだ良かったのでは、タイトル画面をもっと目を引くようにできれば遊んでもらえたのでは、キャラクターももっと狙っていけばファンが付いたのでは、と思うのです。
そんなわけで、見た目はとても地味な本作ですが、もし見かけたら……見かけたらいいな……まあ見かけないかもしれませんが、もし見たら一回プレイしてみてください。実は面白いということがわかってもらえると思います。
というか、タイトーのゲームはやったら「面白いじゃん」となるゲームが多いので、一度プレイしてやってください。タイトーのゲーセン店員だった私の、当時の心の叫びです。
それではこのへんで。ではまた~
当記事に関連する商品紹介
家庭用ですらこの地味さ……