パンフレットで見るアーケード探訪：エイトマン

　1963年登場したヒーロー「8マン」を題材に制作されたゲーム。悪の軍団「超人サイバー」を倒すことが目的。３つのボタンはパンチ、ジャンプ、必殺技に割り当てられている。全4ステージ。

　高速ステージでは多重スクロールが使われており、エイトマンのスピードがうまく表現されている。ただ、エイトマン自体のキャラクターが原作とは似ても似つかなかったり、仕方ないとは思うが2P側のキャラクターがナインマンだったりとなんといっていいかわからない部分がある。初めの面の街がミサイルで攻撃され荒廃しているのだが、エイトマンの世界観ではない。そもそも、エイトマンである必然性はないと言っていい。しかし、ゲーム単体としてみた場合、難易度も低めでかなり遊びやすい良作で、懐かしのゲームとして店舗に設置すると意外な売上を記録したりする、店員としてはあなどれないタイトルである。

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