パンフレットで見るアーケード探訪：魚ポコ

　レバーを引いて玉を打ち出し、同色の玉が3つ以上接触すると消える落ちゲーならぬ「打ちゲー」パズル。
　レバーを下に入れっぱなしにすると時間に応じてバネが縮み、レバーを離すと玉が発射される。レバーを下に入力する時間が短ければ左側に落ち、レバーを下に入力する時間が長ければ右側に落ちる。あまり知られていなかったが、バネを縮めすぎた場合は、レバーを「ニュートラルを経由せずに」上に入力すれば戻すことができる。
　初期状態で様々な玉が配置されており、全ての玉を消せばステージクリア。玉が画面の上まで積みあがってしまうとゲームオーバー。
　ピンボールの発射装置のように、レバーの引き加減で玉を落す位置を調整するので、この感覚を覚えることが重要となる。
　フィールドには重力があり打ち出した玉は多少転がり落ちるので、連鎖するのにある程度のアバウトさがあり、パズルゲームにしては遊びの幅が広く取られている。
　画面上の玉を全部消すとステージクリア。2人同時プレイが可能で、ステージは全部で30種類。
　コンシューマーに移植はされることはなかったが、携帯電話用サービス「ゲーセン横丁」で配信されている。
　派生タイトルとして、同社の虫姫さまのキャラクターをキャスティングした「パズル! 虫姫たま」が発売された。

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