発売年 | 1986 |
開発 | テクノスター / コアランド(バンプレスト)/ アルファ電子 |
発売元 | コナミ |
ジャンル | レースゲーム |
コントローラ | 自動車ハンドル型コントローラー+2ペダル+ギア |
コナミ・スパイス・レーシングチームも出場した、ル・マン24時間耐久レースを題材としたレースゲーム。
「サルト・サーキット」をモデルとしたコースを、規定時間内に4周してゴールインする事が目的である。
緊迫感のあるBGMと、臨場感溢れるエンジン音が、極めて印象的である。
本ゲーム用に開発されたデラックス筐体は、ステアリングに合わせ左右に180度回転する。本来は360度回転できる予定であったが、回転しすぎてゲームにならないとの判断で180度に制限された経緯がある。また、縁石に乗り上げると傾く、フィードバック機能搭載のステアリングなど業界新機能が満載であった。ただ新機能よりもボトルキャップフィギュアのような見た目のほうが有名かもしれない。
また、ドリフトをすると加速する仕様のため、直線もドリフト状態で走ったほうが早いなど即特のゲームとなっている。
あまり知られていないが、開発はコアランドとアルファ電子が担当しており、ハードの開発と販売はコナミ、筐体は実際にレース用FRP車体作りの経験のあるメーカーと動力系は元セガの技術者が担当と様々な人物が関わっている。
しかし量産には手間取ってしまった上、あの「アウトラン」が登場した後とあってヒット作にはならなかった。