パンフレットで見るアーケード探訪:麻雀刺客

発売年 1988.08
開発/発売元 日本物産
ジャンル マージャン
コントローラ マージャンパネル(4方向レバー+2ボタンでも稼働可)

日本物産が「実写ではない脱衣麻雀ゲームを」と発売したタイトル。本作のヒットにより、以降アニメ絵の作品が増えることとなった。
本作は、なんの配慮もないとしか言い様がないほどに、使われているキャラクターの外見だけでなく名前までもパクリ元が容易に推察できるという、今出そうものなら著作権問題で炎上すること間違い無しのタイトルである。しかも、パンフレットの絵よりも、ゲーム中の絵のほうが元ネタに似ているという、言い逃れのできない仕様。
プレイヤーは最強の雀士。そのプレイヤーの腕と運を狙って裏の麻雀界から刺客が送られてくる。プレイヤーは表の麻雀界で生きていくために、裏からの麻雀刺客を倒さなければならないという、正直意味がわからない設定であった。脱衣シーンの最後の展開を選ぶことができる自由度の高さも人気であった要因の一つだろう。

ちなみに登場するキャラクター名であるが、らん真里「ハコ点のランマ」、鮎本まどか「サイコロのまどか」、ナウシーカ・ヤノ「万棒のナウシーカ」、高中真美「点棒のマミ)、里見えみ「マット使いのエミ」、水上らむ「殺人牌のラム」、桃里美(解説キャラ)の7人。ちなみに、アーケードでは解説以外に出番のなかった桃里美は、MSX2版で「雀卓がえしのモモ」として真のラスボスとなりプレイヤーの前に立ちはだかる。

移植先一覧
MSX2/2+

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