パンフレットで見るアーケード探訪:スーパーリアル麻雀 PⅡ

発売年 1987
開発 セタ
発売元 タイトー
ジャンル 麻雀
コントローラ マージャンパネル

「ロンよりショウ子を見せたげる」というキャッチコピーで登場したスーパーリアル麻雀シリーズの2作目。1作目のスーパーリアル麻雀には脱衣要素はなく、ストイックに麻雀を打つだけと言う内容だったため、見事に人気が出ず残念な結果に終わっていた。そこで脱衣を乗せれば売れるという考えに至ったわけだが、ここでただ脱衣シーンを追加していないのが本作の素晴らしいところ。また原画、キャラクターデザインにアニメーターの田中良を起用し、他社製品を大きく超えるアニメーションを使用した脱衣シーンを搭載している。そのアニメーションと魅力的なキャラクターが人気を呼び、高い知名度を誇る作品となった。

また、本作の問題点として高い難易度が挙げられる。ゲームが進むに連れ上がっていく難易度と、稼働時間に応じて難易度が上がるという仕様があり、後者はシャレにならない効果を誇っており、現在稼働している基盤は最高難易度に達しているものが殆どとなっていると思われる。プレイする方は覚悟して楽しんでほしい。

ちなみに『PⅠ』のシステムに脱衣シーンを追加している作品なので、前作同様に対局相手にはタバコを持った手が描かれている。一方、本作のヒロインのショウ子は高校2年生。この問題を解消するため、ショウ子は代脱ぎという設定となった。

移植先一覧
PCエンジン、Nintendo Switch

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