パンフレットで見るアーケード探訪:ランディングハイジャパン

発売年 1999
開発/発売元 タイトー
ジャンル シミュレーション
コントローラ 操縦桿型コントローラー(1ボタン付)+スロットル+ペダル+4ボタン

『ミッドナイトランディング』『トップランディング』『ランディングギア』に続くタイトーのフライトシミュレーションゲームシリーズの4作目。
旅客機のコクピットを模した筐体となり、全日本空輸の協力によりANAに所属する5種類の旅客機から選択、操縦することができるようになった。
リアルさを追求した内容となっており、天候や客員数により操作条件が変化し、98年に実際に使われたフライトプランをもとに新千歳・羽田・関空といった実在する空港の間を飛ぶことになる。

また、メインモニターの他にナビゲーション情報やエンジン出力を表示するコックピットモニターや、スロットル(スラストレバー)とラダーペダルによる操作も可能となっているなど、よりリアルを追求した作りとなっている。
初心者向けの「かんたんモード」と通常モードの「ノーマルモード」、さらに上級者向けの「超ベテランモード」を搭載した。

「かんたんモード」では操縦桿とペダルだけで操作することができ、飛行ルートの修正を行うHELPシステム(自動航行システム)なども採用されている。また、墜落してしまってもクリア扱いとなる。「ノーマルモード」は従来と変わらない内容となり、「超ベテランモード」では適正巡航ルートを表すマーカーすら非表示となり、計器類を使用したシビアな操縦を要求されるようになる。
新基盤を使用したことでグラフィックも向上し、ボイススイッチなどの新要素も搭載され、高い評価を得た作品である。

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