以前書かせていただいた『わくわく☆惑星プリンセス』の記事がありがたいことに当サイトの人気記事となっているようですので、追加記事を書かせていただきました。他のサイトにはない攻略情報もありますので、プレイ時の参考にしていただければ幸いです。
作品の概要やあらすじに関しましてはお手数ですが該当記事をご参照ください。
いやあ、イクイクパワー集めはなかなか骨が折れました。どうして絶頂の瞬間に採取しなくてはならないような効率の悪いエネルギーを宇宙船に使っちゃったんでしょうね。動物がいる場所ならどこでも採取できる点は便利かもしれませんが。どうでもいいことですが、マンガでたまに見る「〇ックスしないと出られない部屋」の扉は、もしかするとこのイクイクパワーを使って動いているのかもしれません。
▲イクイクパワー採取中の光景。モザイク画像は載せられないので避けましたが、こちらはイクイクパワーが輝いているだけなのでお見せしちゃいます
さて、本編の話に移りますね。攻略にしくじりまくったのでまずはその流れをちょっと紹介します。
ヒロインは数人いますが、主人公の恋人であるまなみちゃんなら簡単にヤらせてくれるに違いないという最低な考えから夜の映画デートに誘い出すものの、プレゼント作戦は失敗。映画のセレクトも失敗と大苦戦でした。
まずプレゼントの話。
「とりあえず高価なアクセサリーをプレゼントしたらゲームのヒロインはなびくでしょ。手に入りにくいものでこそ好感度は上がるものだろ、ゲームシステム的に考えて」と舐めくさっていたら反応悪すぎて撃沈。そもそも3択から選ぶだけなのに手に入りにくいもなにもありませんでした。ちなみに選択肢はアクセサリー、本、クッキーの3つ。
▲この子が主人公の恋人であるまなみちゃん。アクセサリーをあげても「悪いわ、祐二(主人公)くんに高い買い物させて・・」「今度付けるね」といまいちな反応でした
「高価な物をいきなりもらったら困るよね。ごめんごめん、やっぱちょっと距離感のある相手には消えものだな」とやり直してクッキーをあげても撃沈。ダイエット中だったとはいえ、一枚も食べずに「明日友達にあげてもいい?」と聞いてきます。そもそもダイエット中という情報もプレイヤー的には初耳だったというのに、なんと理不尽な。
また最初から遊ぶのも面倒なのでそのまま映画デートを続行するものの、映画のセレクトでまた3択が立ちはだかります。ジャンルは恋愛、SFホラー、スペクタクル映画の3つ。
まなみちゃんは好みにうるさいくせになんでもいいと抜かすので、今度こそと選んでみました。
SFホラーを。
[auth]いや、このセレクトがまずそうなのは流石にわかっていたんですよ。
でも、こう思っちゃったんです。
「こんな面倒な女は趣味も変化球で来るに違いない。H・R・ギーガー展で喜ぶ意外性の持ち主なんだろ、ときメモ的に考えて」
裏をかいたつもりで大失敗したわけですね。それにしてもSFホラーってどんな内容だったんでしょう。サメが宇宙を飛ぶ映画とかですかね? そう考えるとSFホラーもなかなか悪くないセレクトだと思うのになあ。
案の定まなみちゃんのテンションは最低で、デートは大いに盛り下がりました。もう、まなみちゃんの彼氏はエスパーかタイムトラベラーにしか務まらないのではないでしょうか。
▲SFホラーに誘ったときの反応。表情はともかくセリフから気乗りしない雰囲気が伝わってくる
主人公はまなみちゃんの彼氏という設定ですが、プレイヤー的にはこの日が彼女との初対面なわけですよ。なのに、「ほら、アタシって怖いのとか苦手な人じゃん?」とかこっちが何もかも知ってる体で話す人みたいに振舞われると、どう反応したら喜んでもらえるのかがわからなすぎて困ります(実際にそう言うわけじゃありませんが)。ほかにも声優の仕事のために太れないみたいなことを既知の情報かのようにさらりと言われる場面もあったり……(デビューしているかは不明ですが、オーディションを受ける予定があるようです)。
これはこれで斬新な気がするので一周回って楽しめましたが。
しかしながらやり直しが面倒になってしまったので、デートの行程を把握するまでスルーでいきました。選択肢が多いのにクイックセーブが存在しませんし(リリースされた時期的にまだ搭載していなくても仕方のない機能ですが)、セーブは一日の終わりにしかできないのでちょっと不便なんですよね。
というわけでそのまま食事に行きました。
食事先の選択でまた3択が出てまた困惑。選択肢はラーメン屋かハンバーガーショップかフランス料理店か。
ダイエット中の女をハンバーガーショップやラーメン屋に連れていくわけにもいかないので消去法で一番ヘルシーと思われるフレンチを選択したものの、付き合いたての学生がフレンチはちょっと背伸びしすぎな感がありますね。というかこの3択極端すぎませんかね。ジャンクフードかジャンクフードかフレンチって。ファミレスという無難な選択肢はないんですか。
(ちなみに主人公たちが学生だと作中で明言されていなかったと思いますが、主人公が20歳以下と思われる発言があること、背景が校舎っぽいシーンがあること、ヒロインが親の許可を取って外出する描写があることなどから恐らくそうだと判断しました。)
ここでも反応は芳しくありませんでしたが、もはや私にはこの選択が正解か不正解かわかりませんでした。もうまなみちゃんはどこ連れて行ってもぶーたれ顔して爪いじってる女という失礼なイメージが私の脳内でできあがりはじめていたのです。これがこの女にとっての普通なのではないかと。実際は表情差分がないからずっと笑顔のままですけど。
その後、帰り道にホテルの前にやってくると、彼女を誘うかどうかの選択肢が出ます。これまでの流れからしてとてもうまく行くとは思えませんが、それでも何も言わなきゃ始まりません。
というわけで誘いました。
そして当然のように断られました。彼女は「せっかく楽しい気分だったのに。結局カラダが目当てなの?」みたいなことを言いだします。いついかなるときも面倒くさい女ムーブを決して怠らない、まなみちゃんは勤勉な女です。
そうだよ。お前の愛じゃなくてイクイクパワーが欲しいのさ。
というのはプレイヤーの都合で、主人公としてはもちろんまなみちゃんのことが大好きなので必死に弁解します。彼は決して、「バッカお前、エロゲヒロインはスケベされるために生まれてきた存在だろ、かまととぶるんじゃない」などと最低な暴言を吐いたりはしないのです。紳士ですね。
もうなんだかわかりやすく肉食な女子に会いたくなってきちゃいました。バイトの先輩に借りパクされたアトリエかぐやの『艶女医』返ってこないかなあ。
などと現実逃避してもまなみちゃんは振り向いてはくれませんので、秘術「はじめから」で機嫌を取り直します。
先ほど言ったとおりでした。こんな面倒くさい女を相手にできるのは、やはりエスパーかタイムトラベラーだけでしたね。
あ、言及していませんでしたが、パム皇女は透明化してこのひどいデートに付いてきています。イクイクパワーを入手するには彼女がついていなくてはならないそうなので、姿を消してラブホテルに一緒に入り、主人公が他の女とエロいことをしているのもじっと見ています。ちなみにSFホラーにまなみを誘ったときは彼女もちょっと引いてました。
ちなみに、以下のやり方でまなみちゃんのイクイクパワーを採取できます。
- まなみに電話する
- 映画館
- 本
- スペクタクル映画
- ハンバーガーショップ
- 音楽やファッションの話題
- ホテルに誘う
こうして見ると、初めはしくじりまくっていたのがよくわかりますね。まなみちゃんが終始面倒くさい女ムーブだったのは完全に私のせいでした。ちなみに、デートで出る選択肢はどのヒロインと何度目のデートだろうと同じでした(反応は違うけど)。
そんなこんなで苦労しつつもなんとかベストエンドにまで辿り着いたので、以下に攻略手順をまとめたものを置いておきますね。
2日目(1日目はプロローグのみなのでこの日が実質初日です)
- 涼子に電話する
- ゲームセンター
- お菓子
- ドライブゲーム
- フレンチ
- 音楽やファッションの話
- ホテルに誘う
3日目
- 可憐に電話する
- 映画館
- お菓子
- 恋愛
- ハンバーガー
- TVの話題
- ホテルに誘う
4日目
- まなみに電話する
- 映画館
- 本
- スペクタクル映画
- ハンバーガー
- 音楽やファッションの話題
- ホテルに誘う
5日目
- 可憐に電話する
- ショッピング
- 本
- 雑貨屋
- ハンバーガー
- TVの話題
- ホテルに誘う
6日目
- まなみに電話する
- ショッピングセンター
- 本
- ブティック
- ハンバーガー
- 音楽やファッションの話題
- ホテルに誘う
7日目
- 涼子に電話する
- 映画館
- お菓子
- SFホラー
- フレンチ
- 音楽やファッションの話題
- そのまま帰る(※ホテルに誘うとエッチシーンが見られないので注意)
エンディングは全部で3種類あり、集めたイクイクパワーが0~2つだとバッドエンド、3~5つだとノーマルエンド、6つだとベストエンドになります。上に書いた手順のとおりにプレイすればベストエンドが見られるので、残りのエンディングを見たい場合はわざとデートに失敗するといいでしょう。
▲ノーマルエンドから1枚。白い光はイクイクパワーの輝きなんだそうです
▲こちらはベストエンドから。宇宙船の窓からしか本編で見る機会のないむんむん星。公式サイトに世界地図が置いてあった意味は……? というかYOU WONって……・?
▲パムの衣装が布ではなく透過率をいじったフォースフィールドだという設定のほうは意外にも生かされています
上の攻略情報で気づいた方もいるかもしれませんが、本作のヒロインはパム皇女のほか3人しかいません。パッケージ写真の両端にいる女の子は別の衣装を着ているだけの同一人物なのです。しかも正体を隠している設定があるわけでもなく、派手な方はアルバイト先であるコスプレカラオケ店の衣装を着ているだけ。衣装差分を載せてヒロインを水増ししているんですね。
▲上3枚の画像に映っているのはすべて同じ娘です
そもそもこの娘がヒロインかも怪しいんですよね。というのも、本作にはパム皇女以外のエンディングがないんです。エンディングではイクイクパワーが足りずにパムが消えるか、彼女がむんむん星に1人で帰るか、主人公も連れて2人でむんむん星へ行くかの3通り。表情差分というかポーズ差分もパムにしかないので、パムだけが優遇されています。もしかすると本作のヒロインは、タイトルどおり惑星プリンセスであるパムだけだったのかも?
さて、それでは今回はこれにて。次回からはまたとんがったギャルゲーを1作品ずつご紹介させていただきますね。
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