とんがりギャルゲー紀行 第42回:スタープラチナ

スタープラチナという言葉を聞いたとき、空条承太郎のスタンドではなく女の子のつやつやした尻を思い浮かべるのは異端でしょうか。

私が思い浮かべるのは本日紹介するこの作品『スタープラチナ』です。

本作は、1996年10月にカスタムがPC-9801VM向けにリリースした美少女ゲームです。ルール的には大体花札と同じなので、一から難しいルールを覚える必要はありません。同じ星座のカードを合わせて集めて役を作る、宇宙花札といった感じのゲーム内容です。

本作の特徴はなんといっても美麗なグラフィックでしょう。PC-98の作品だけあって最新のゲームとは色数からして違うわけですが、16色で描かれたとはとても思えないものに仕上がっています。撫荒武吉がデザインしたキャラクターに、魂込めたドットが刻まれて一種の芸術へと昇華している……というと褒めすぎでしょうか。

ゲームモードは、主人公とヒロインのリュシィが星霊集めに奔走する「ストーリーモード」、カードゲームだけを楽しめる「ずべ子ちゃんと遊ぼう」の2つ用意されていますが、勝負に勝ってご褒美グラフィックが見られるのは前者ですね(カードゲーム自体も面白いので「ずべ子ちゃんと遊ぼう」もおすすめです)。

さて、それではご褒美グラフィックの一部を見てみましょうか。

今見ても綺麗ですねー。艶や陰影がきめ細かく描かれていて、大変すばらしい仕上がりです。スタープラチナという言葉が耳に入るたび、やたらと頭の中に浮かぶグラフィック(特に最後のツヤ尻)を「いや違うから」と追い出さなくてはならず会話にタイムラグが生じてしまうのですが、きっとこのグラフィックが良すぎるのがいけないんです。罪深い尻ですねー。

綺麗なグラフィックは本作に限らずカスタムというブランドの特徴でもありますので、気になった方は同ブランドの作品をチェックしてみてはいかがでしょうか。前回の『メタルオレンジ』をはじめレアものばかりではありますが、粒ぞろいの作品の数々は1プレイの価値ありですよ。

それでは今回はこの辺で。また次回もよろしくお願いしますね。

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