とんがりギャルゲー紀行 第26回:SM調教師「瞳」 VOL.1

ごきげんよう皆さん。
先日のレトロエクスプレス5号では沢山の方にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
ちなみに前田尋之氏の隣で売り子をしていたのが、とんがりギャルゲー紀行の中の人こと私です。もしかすると読者の皆さまとも知らずに顔を合わせていたかもしれませんね。

さて、本日もそろそろとんがったゲームを紹介していきましょうか。
今回紹介するのは『SM調教師「瞳」VOL.1』。非公式ながらスーパーファミコンで遊べる美少女ゲームシリーズの1作目です。『THE地雷エロゲー』でも取り上げたタイトルですね。

レトロエクスプレス5号で『ジーコサッカー』が売られているのを見かけたので、今回はこちらを紹介作品に選びました。
このゲームを知らない人は、なぜ『ジーコサッカー』から連想したのか不思議に思うことでしょうが、突飛な考えというわけではないんですよ。

一部で有名な話ですが、『SM調教師「瞳」VOL.1』は『ジーコサッカー』のROMを書き換えて制作されたタイトルなのです。
『ジーコサッカー』は発売からあまり間を置かずにワゴンに積み上がってしまった不遇のタイトルでしたが、安価で大量に入手できることから『SM調教師「瞳」VOL.1』の錬成素材となってしまいました。後に別のサッカーゲームが制作された際にジーコが「初めてゲームを監修した」といった趣旨の発言をしていたので、ジーコの記憶から消える程度には存在感が足りていない作品だったようですね。もしかすると無許可だったのかもしれませんが。

ちなみに『ジーコサッカー』は、プレイヤーがチームの監督となって選手に指示を出すという当時としては珍しい内容のゲームです。斬新な内容であっても操作性の悪さが足を引っ張り、残念ながら人気はでませんでした。
『SM調教師「瞳」』のシリーズが続いて『VOL.3』が制作された際には、バッテリーバックアップ機能があるという理由で目を付けられた『スーパーメトロイド』が新たな贄に選ばれました。なので、必ずしも『瞳』=『ジーコサッカー』という図式は成り立たないようです。

売れずにワゴン行きとなって落ちぶれたものを、いじりまわして中身をエロでいっぱいにする……というと、まるで『ジーコサッカー』が調教されたかのようですね。
瞳は生まれながらの凄腕調教師だった……?

 

さて、話を『瞳』に戻しましょうか。
『SM調教師「瞳」VOL.1』は非公式ながらスーパーファミコンでプレイできるエロゲーということで高い知名度を誇る作品です。パチンコの景品になったりと他のゲームとは異なる形で配布されていました。
正直なところ内容は薄く、30分もかからずに全てのストーリーを見ることが出来てしまうものですが、当時はスーパーファミコンが大ブレイクしていた時代。パソコンが普及する前ということもあって、簡単にエッチなゲームをプレイできるという魅力が本作を有名にしたのです。

ストーリーは、瞳がごく普通の女子学生をしているところから始まります。

ゲームを開始して即表示される「サソリザ座」なる誤字はひとまず置いておいてください。

事業に失敗した父親の借金のカタにさらわれた瞳は、無惨に処女を散らされた後も犯され続け、悲惨な日々の中で男の悦ばせ方を学んでいきます。
「お前が調教されるんかい!」とツッコみたくなりますが、別にタイトル詐欺というわけではありません。この作品は、瞳が女としての類まれなる才能に目覚め、調教師となるまでを描いたサクセス(?)ストーリーなのです。

借金を返すためにどの水商売に身をやつすかを選択できます。セーブ機能はありませんが、どれを選んでも結局はすべてのルートを見られるので問題ありません。

体を壊しかけながらも働き続けた瞳は、とうとう男を手玉に取る技術を身に付けます。

そして彼女の天職である調教師となり、SMクラブ「ソドム&ゴモラ」を経営し始めるまでになります。天に滅ぼされそうな店名をしているせいか、ガサ入れで終わりを迎える未来を想像してしまいました。

最後によくわからない実写のエロ画像が出てゲームクリア。たぶんAV女優の方なのでしょうが、筆者は寡聞にして存じません。そういえばタイトル画面にも瞳ではない謎の女性がいましたね。ゲームのタイトルが画像の上に配置されていたので初プレイ時はてっきりこの方が瞳なのかと思いましたが、そういうわけでもない様子。瞳は実写だとこんな姿をしているというイメージ図なのかもしれません。

それでは今回はこの辺で。また次回もよろしくお願いします。

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