本日紹介するのは『電脳学園Ⅲ トップをねらえ!』
ガイナックスによるPC-8801、PC-9801、MSX2向けの美少女ゲームです。
Ⅲとはありますがストーリーの繋がりはなく、ゲームをプレイしてご褒美画像を見るというゲームシリーズのひとつというだけです。
『電脳学園』シリーズは制作陣が豪華なこともあって全国で話題を呼びました(たぶん宮崎県は別の意味で)。
『OVAトップをねらえ!』に登場したヒロインたちを脱がせて楽しむムフフなゲームなのですが、ガイナックスの自社コンテンツをゲーム化しただけあって制作陣もかなり豪華です。
監督:庵野秀明(『トップをねらえ!』の監督)
作画:窪岡俊之(『トップをねらえ!』の作画)
ジャケット・アート:美樹本晴彦(『トップをねらえ!』のキャラクターデザイン)
豪華……というか本人ですね。アニメ本編に携わったメンバーによって制作されています。なのでグラフィックはかなり綺麗ですよ。
アニメ同様に力が入りまくった内容で評判になりましたが、一方で世間では「娘を身売りさせた」などという冗談が囁かれたりしたそうです。
開発側としては娘たちを脱がせることに抵抗はなく、よりエロく見せることにこだわりたい気持ちのほうが強かったとか。
豪華な身売り……花魁かな?
元々がロボットに腹筋させたりパロディもりもりだったりするアニメですから、身売りっていうのは大袈裟ですけどね。
ストーリーは以下の通り。
西暦2032年。パロマ天文台空間重力震調査部からの報告。
宇宙中心ノ大重力源、グレート・アトラクターカラ伸ビル、全銀河ヲツナグ“宇宙ノ紐”切断ノ危機。原因不明。
警告、地球時間384時間以内ニグレート・アトラクターヘ向カイ“宇宙ノ紐”修復セヨ。
警告、警告……。宇宙絶対ノ危機ナリ。
プロローグの文章を読むに、要は宇宙が危ないのでなんとかしろということのようです。
人類最後の希望となったグレートガンバスターで宇宙の危機を救うのがこのゲームの目的です。グレートガンバスターの操縦には3つの電子鍵が必要になるので、これを集めていきます。鍵はユング、カズミ、ノリコの3人が持っているので、クイズに勝って手に入れればOK。ついでに勝利の過程で脱衣姿も見られます。
それにしてもひどい名前の新聞ですね。
ゲームを開始するといきなりクイズが始まるわけではなく、エクセリオン艦内を探索して電子鍵の持ち主を探す必要があります。行く意味のない場所がやたら多いのはガイナックスゲームの特徴なんでしょうか。『鋼鉄のガールフレンド2nd』もこんな感じで意味のない移動がやたらと多かったような……。そしてネルフやら中学校の中を延々歩かされたような……。
移動先参考画像。どうでもいいことですが、筆者はガイナックスが醸し出す昭和臭がなんとなく好きです。
クイズはYES/NOの選択式です。……よく見るとなんだこの設問。
こんな感じで脱いでいきます。恥じらいと悔しさが混じった表情がいいですね。
もしも、
「お姉さま! 脱ぎやしょう!」
「ええ、よくってよ!」
みたいな感じで全裸で不敵にガイナ立ちされたら、筆者はひとしきり笑ったあとふて寝していたことでしょう。
お姉さまはあんまり嫌そうじゃないですね。
すべての鍵を入手したらエンディングです。
宇宙が無事に救われてめでたしめでたし。
ゲームの内容に関してはあまり書くことがないんですよね。なので今回は画像をマシマシでお送りしました。
グラフィックがいいので、絵が気に入ったなら遊んでみて欲しい作品です。
『電脳学園』シリーズはProjectEGGで配信されているはずですので、入手もプレイも楽なはずですよ。
おまけ。パッケージに付属していた電脳学園おまけ新聞2号です。
それでは今回はこの辺で。また次回もよろしくお願いします。