パンフレットで見るアーケード探訪：ゴルゴ13

　さいとう・たかを原作の人気漫画「ゴルゴ１３」のガンシューティングゲーム。
　原作の絵をそのままに、効果音・エフェクトを加えたデジタルコミックと共に、プレイヤーである「デューク・東郷」が受けた依頼に沿ってストーリーが展開していくのだが、なぜかヒュームを除く登場人物の名前が変更されている。
　狙撃シーンではターゲットが止まっていたり狙撃場所も安定した場所とは限らず、また「スペシャルポイント」を撃ち抜かなければ成功とならない精密射撃のステージもあるため、プレイヤーの腕前が問われるゲームである。
　ガンコントローラはM16の実物大模型、スコープは米国タスコ社製の本物のスコープを使用している。スコープに顔を近づけると、センサーが反応して画面が接近視点に切り替わるようになっており、スコープを覗いたまま狙いをつけ引き金を引くことになる。当然スコープから顔を離すと画面が遠距離視点に変わる。
　ゲームが持つ雰囲気など原作をうまく再現しており、ファンには十分に満足できるものになっている。ただ原作の再現度が高いせいで難易度も高くなっている。人気も高く、続編に『ゴルゴ13 奇跡の弾道』、『ゴルゴ13 銃声の鎮魂歌』がリリースされた。

　パンフレットの二枚目のサイズ調整前のデータが入ったZIPファイルを用意しました。下の画像からダウンロードしてください。

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