発売年 | 1987 |
開発/発売元 | タイトー |
ジャンル | シューティングゲーム |
コントローラ | 8方向レバー+2ボタン |
19インチモニターを3つ並べた迫力の画面構成とボディソニック内蔵のベンチシート、ボリューム調整可能なヘッドホン端子付きという専用筐体で登場したシューティング作品。それまでのタイトーシューティングの地味さ(というか渋さ?)から脱却し、派手で魅力的な目を引かれるタイトルとなった。
高度な科学力を持ち反映していた惑星ダライアス。突如来襲した謎の異星人ベルサーの手により壊滅状態となってしまう。滅びを待つだけとなった人類は新たな居住惑星を目指し、シルバーホークを発信させるというストーリー。
ハーフミラーを使い、画像を反射させることで3画面を継ぎ目なくつないでいる。
各ステージの最後に「WARNING!! A HUGE BATTLE SHIP (ボス名) IS APPROACHING FAST」の文字と共に、およそ1画面分もある魚型巨大戦艦が出現する。このメッセージの演出を初めて行ったのは本作である。
また次に進むコースを選べる点や、各場面にマッチしたBGM、独自のパワーアップシステムなど、シリーズ最初の作品だというのに完成されていると言ってもいい。
その人気は未だに高く、様々な機種に移植されている。その中でも2019年9月19日にリリースされた『メガドライブ ミニ』に収録されたことも記憶に新しい。まおご存知だとは思うが『メガドライブ』には移植されておらず、ミニの発売のために新たに開発された完全新作である。それほどの人気を誇るシリーズの最初の一作目、アーケードで稼働しているところは殆ど無いだろう。私がタイトーにいた頃、技術サポートの方が把握していたのは宮崎の動物園のゲームコーナーだけであったし、そこも今は稼働しているとは思えない。今私が知っているのは、高田馬場にある『ゲーセンミカド』というお店だけである。そんなこんなで希少価値のあるこの作品、見かけたらぜひ一度プレイしていただきたい。
移植先一覧 |
PCエンジンCD-ROM2、PCエンジン、ゲームボーイアドバンス、Nintendo Switch、メガドライブ ミニ |